LIXILグループは、真のグローバル化に向けて企業力を高めていくためには創造性とエネルギーを生み出す企業文化づくりが不可欠と考え、積極的にダイバーシティを推進しています。「LIXIL Diversity宣言」を行い、「多様性の尊重」、「公平な機会の提供」、「実力主義の徹底」を実現するための取り組みを進めています。

LIXIL Diversity宣言

LIXILの企業文化は、多様性が生み出すエネルギー、創造性を経営に活かし、公正で公平な環境の中で、誰もが現状に満足せず、自らが課す高いハードルを次々に越えきちんと結果を出し、それが正当に評価される会社を目指すことです。

1. 多様性の尊重  (Respect Diversity)

性別、年齢、人種、国籍、価値観、バックグラウンドの違いを歓迎し、
自由闊達な議論から生み出されるエネルギー、創造性を強さの源泉とします。

2. 公平な機会の提供  (Provide Equal Opportunity)

属性の違いにかかわらず自発的・積極的に取り組もうとする人に
活躍の機会・場を公平に提供します。

3. 実力主義の徹底  (Implement Meritocracy)

LIXIL VALUEの実践とパフォーマンスの発揮を正当に評価します。

この企業文化達成のため、まずDiversity宣言を行い、次のような行動を実施します。

  1. 人事施策
    • 2015年度の管理職登用者*1の30%を、女性を含むダイバーシティタレントとすることを目指します。
    • 2014年度新卒入社の30%を、女性を含むダイバーシティタレントとすることを目指します。
    • 女性を含むダイバーシティに富んだチームやタスクフォースを設け、活躍の場を創出します。
  2. 人材育成
    • リーダーシップ育成プログラム参加者の15%以上を、女性を含むダイバーシティタレントとすることを目指します。
  3. 環境整備
    • WLF*2(ワーク・ライフ・フレキシビリティ)の推進や女性を含むダイバーシティタレントの活躍を推進する制度を新設します。
  4. 風土醸成
    • 「LIXIL Women's Network」を立ち上げ、ダイバーシティタレントの活躍を推進します。
    • 社長以下トップリーダーによる「ダイバーシティ・ミーティング」を開催します。

*1 管理職登用者: 管理職昇格者と中途採用者の合計

*2 WLF: 変化するライフステージのなかで、高いパフォーマンスを発揮し続けられるように「柔軟な働き方」の実現を目指すもの

女性活躍の推進

LIXILグループでは、ダイバーシティの推進において女性従業員の活躍は不可欠なものであると考えて、女性の活躍をさらに推進するために、ダイバーシティ推進室を設置しています。また、2014年8月には内閣府がサポートする「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」のメンバーとして「WeDoアクション」を策定し、本アクションに沿って活動を進めています。


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女性管理職比率 管理職登用者の30%以上を女性とする 2014年度:37.1%
定期採用 新卒入社の30%以上を女性とする 2015年4月入社:31.6%
人材育成 リーダーシップ育成プログラム参加者の20%を女性とする 2014年度:21%

これらの活動が評価され、2015年、LIXILグループでは、トップの強力なリーダーシップのもと女性役員や管理職の登用についてスピード感をもって進め成果を上げているとして、内閣府が行う「第1回 女性が輝く先進企業表彰」において「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。また、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定を行っている「なでしこ銘柄(2年連続)と「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞しました。今後も経営目標を達成するためにダイバーシティタレントの活躍を積極的に進めていきます。

また(株)LIXIL単体での女性管理職者数は2012年3月時点で22名(0.9%)でしたが、2015年3月時点は121名、2015年10月には162名(6.7%)と人数、管理職比率ともに約7.4倍になりました。162名の内訳は部長職相当以上13名(2.6%)、課長職相当149名(7.8%)です。また女性役員(貝IXILグループ含む)は、2012年3月時点で1名(1.0%)でしたが、2015年10月では9名(7.4%)となり、内訳は取締役2名、執行役専務2名、執行役員5名となっています。今後ますます女性活躍の場を広げていく予定です。

※( ):それぞれ全役職者数に占める女性人数の割合
※女性役員は、取締役、執行役専務に外国人役員1名(合計2名)を含む

女性管理職者数と構成比 ★

女性管理職者数と構成比

ワーク・ライフ・フレキシビリティの推進

(株)LIXILでは、仕事と家庭の両立支援策として、従業員が変化するライフステージの中で、高いパフォーマンスを発揮し続けられるよう「柔軟な働き方」の実現を目指しています。LIXIL労働組合を含めた専門委員会「WLF(ワーク・ライフ・フレキシビリティ)検討委員会」を立ちあげ、労使一体となった議論を重ねた結果、2015年4月以降、以下のとおりの制度が導入、拡充されています。

ねらい 制度改定内容
有給休暇の取得促進 「メモリアル休暇」の導入
「ゆとり休暇」の取得促進
出産・育児・介護による退職者の再雇用 「キャリアリターン制度」の導入
育児支援 育児休業期間を最大1歳半から最大3歳まで延長
育児短時間勤務を最大小学校3年生終了まで延長
育児者に「繰り下げ勤務(始業・終業時間の変更)」を導入し、妊婦にも適用を拡大
延長保育料補助の正式導入
休業中のイントラ・メールの環境整備(準備が整い次第導入予定)
介護支援 休業中の社会保険料相当額の補助
積立年休(有給休暇の失効分)を利用し
賞与計算時の欠勤に充当

※(株)LIXIL及び一部事業会社・子会社で運用

障がい者雇用の推進

LIXILグループでは、雇用障がい者数818(貝IXILでは427)名、障がい者雇用率*は2.59(貝IXILでは2.22)%となっています。また、雇用機会の創出という視点だけではなく、誰もが活き活きと働くことができる職場環境づくりに取り組んでおり、研究開発や生産、各種事務業務など幅広い職場で障がい特性に合わせた働き方を提供しています。
なお、2014年7月には貝IXILの東京都江東区にある事業所内にて、様々な障がい内容に配慮した障がい者就労センター「WING NIJI」をオープンさせ、さらなる雇用拡大にチャレンジしています。

障がい者雇用者数と雇用率 ★

障がい者雇用率

定年後再雇用の推進

(株)LIXILでは、60歳以上の従業員が、豊富な経験やスキル・技能を活かして働き続け、技術を後進に伝えていくため、2014年度まで定年後再雇用制度を運用していましたが、2015年度からは、更なる雇用確保のため、満65歳定年制へ移行しました。

定年後再雇用率(2014年度までの運用) ★

定年後再雇用率(2014年度までの運用)

★:2013年度と2014年度のデータは株式会社トーマツ審査評価機構による第三者保証を受けております。