文化活動のあゆみ

LIXILギャラリーは「一番いい場所に文化の場を」という想いで1981年、銀座ショールーム内に開設したのが始まりです。現在は「建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展」(大阪・東京会場を巡回)と、「建築・美術展」および「やきもの展」を定期開催しています。
1986年には建築文化に関わる書籍を発行する出版事業『LIXIL出版』を開始、1988年からは独自の視点でセレクトした、建築・インテリアデザインを中心とした住生活関連の書籍を扱う専門書店『LIXILブックギャラリー』を運営しています。

©Chieko Shiraishi
©Hidekazu Oginuma
©Mitutaka Kitamura

一方、日本六古窯の一つで、INAX創業の地でもある愛知県常滑市では、1986年にれんが造りの大煙突と窯を内包する建物を整備して『窯のある広場・資料館』を開設。1997年には世界の装飾タイルを日本で唯一展示する『世界のタイル博物館』を、1999年にはタイルアート体験などが楽しめる『陶楽工房』を開設しました。
2006年には、土の魅力を発見・体感できる『土・どろんこ館』と、伝統を継承し魅力的で革新的なものづくりに挑戦する『ものづくり工房』を加え、『INAXライブミュージアム』としてグランドオープンしました。 さらに2012年、芸術性の高いテラコッタを展示した『建築陶器のはじまり館』を新設し、土とやきものの魅力やものづくりの心を伝える博物館として、躍動感あふれる活動を展開しています。

1981年 銀座ショールーム内に「INAXギャラリー(当時伊奈ギャラリー)1・2」を開設。
1984年 大阪ショールーム(四ツ橋)内に「INAXギャラリー大阪」を開設。
1986年 出版事業を開始(現LIXIL出版)。
愛知県常滑市に「窯のある広場・資料館」を開設。
ギャラリー活動に対し、日本デザイン協会「日本文化デザイン賞」受賞。
各ショールームで地域密着型の展覧会活動を行う。
札幌スペース(1986-2000)、広島スペース(1987-1998)、金沢スペース(1992-2003)、高松スペース(1992-1998)。
1988年 名古屋ショールーム内に「INAXギャラリー名古屋」を開設(2012年5月休廊)。
銀座ショールーム1階に「INAXブックギャラリー」を開設。
常滑市に「とこなめトイレパーク」を開設。
1989年 「INAXデザインプライズ」を創設し、ヨーロッパの陶芸家を招聘(-1998年)。
1991年 ギャラリーでの展覧会開催や出版活動が評価され「第1回メセナ大賞・特別賞」受賞。
1993年 ギャラリー1の展示と図録に対し、日本建築協会「第3回日本建築協会賞」受賞。
1994年 新宿ショールーム内に、「INAXガレリア・セラミカ」を開設(2006年京橋に移転)。
「窯のある広場・資料館」が日本産業デザイン振興会「グッドデザイン賞」受賞。
1997年 常滑市に「世界のタイル博物館」を開設。
「窯のある広場・資料館」が「登録有形文化財」に指定。
「世界のタイル博物館」が愛知県「第5回愛知まちなみ建築賞」受賞。
1999年 常滑市に「陶楽工房」を開設。
2001年 「世界のタイル博物館」「INAXギャラリー」などの活動に対し、「第11回メセナ大賞・企業文化賞」受賞。
2005年 INAX出版「青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS1」が「第39回造本装丁コンクール・経済大臣賞」受賞。
2006年 「土・どろんこ館」「ものづくり工房」を開設し、「世界のタイル博物館」「窯のある広場・資料館」「陶楽工房」と合わせて、5館からなる「INAXライブミュージアム」を常滑市にグランドオープン。
「窯のある広場」に「トンネル窯」の一部を移築・再現。
「INAXギャラリー大阪」はショールームの移転に伴い、四ツ橋から本町に移転。
2007年 「世界のタイル博物館」の展示リニューアル。
「窯のある広場・資料館」が経済産業省「近代化産業遺産」に認定。
「INAXライブミュージアム」が、「グッドデザイン賞」、日本サインデザイン協会「第41回SDA賞・地区デザイン賞」受賞。
「土・どろんこ館」が中部建築賞協議会「第39回中部建築賞」、愛知県「第12回人にやさしい街づくり賞」「第15回愛知まちなみ建築賞」受賞。
2008年 「INAXライブミュージアム」の活動がキッズデザイン協議会「第2回キッズデザイン賞/コミュニケーションデザイン部門」受賞。
「ものづくり工房」がジオ・ポンティ設計「聖フランチェスコ教会」のタイル修復に協力、ミラノ副司教から記念プレートを授与。
2009年 「窯のある広場・資料館」2階の常設展示をリニューアル。
2011年 「窯のある広場・資料館」1階の常設展示をリニューアル。
2012年 「INAXギャラリー」「INAXブックギャラリー」「INAX出版」から『LIXILギャラリー』『LIXILブックギャラリー』『LIXIL出版』へ名称を変更。
「建築陶器のはじまり館」をINAXライブミュージアムに開設。
生活文化の歩みと企業史を展示する「LIXIL資料館」を東京都江東区に開設。
2013年 「LIXILギャラリー大阪」はショールームの移転に伴い、本町からグランフロント大阪(梅田)に移転。
「INAXライブミュージアム」が、日本の近代建築の装飾に使われた「テラコッタ」の継続的な収集・保存・公開等の活動に対し、日本建築学会賞(業績)を受賞。
2014年 「やきもの展」の企画リニューアル。美術評論家・日本陶磁協会事務局長森孝一氏がアドバイザーとなる。
LIXIL出版『食と建築土木』が第5回辻静雄食文化賞を受賞。
「現代美術展」の企画リニューアル。監修者として清水敏男(アートディレクター)、宮田亮平(金工作家)、伊東豊雄(建築家)、隈研吾(建築家)が「クリエイションの未来展」を展開する。