末松 壮一郎

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要求品質クリアのため、1000回以上もの試験を繰り返し、高強度、高機能アルミ合金を実現。

生産・開発系

末松 壮一郎

Souichiro Suematsu

技術研究本部 素材研究G
2003年度入社
工学研究科修了

新市場をターゲットに仮説と実験を繰り返す。

アルミの強度や伸張性の向上、曲げても割れない新アルミ材料の開発など高機能化を目的とした合金の組成研究を担当しています。現在は建材に使用される異種合金の開発が中心。これは従来のアルミマグネシリコン合金よりも強度が高く、建材、住宅機器以外の市場もターゲットになります。るつぼ(鋳造機)にアルミや種々の添加元素を入れ、溶解炉で溶かして、固めて、押し出して板状に成形。組織を観察したり、引張試験で強度を測ったりという作業を何度も何度も繰り返します。
求める品質に近づけるため、材料の配合を変えたり、熱処理の条件を変えたりしていき、最終的に自分の思い描いたとおりの物性が出て、製品の強度に反映された時はやはり嬉しいですね。

1000回以上の試験を繰り返し、高い要求品質をクリア。

入社3年目に初めて開発の主担当を任されました。ミッションは、公園フェンスのポールやスロープの手すりなど公共施設向け商品に使用されるアルミ材料の高強度化。それまでにない品質の高さが要求されました。しかも、社内で製造するために新たな技術を確立するプロジェクトでもあったのです。
最初にラボレベルで合金の組成や熱処理の最適条件を探り、目標の品質をクリアした後、工場の実機で試験を行います。ラボでは数百gのアルミを溶かして試作するのに対し、実機では数十t単位ですから、スケールがまるで違い、目標値がなかなかクリアできません。しかし、商品の発売時期は決まっており、徐々に納期のプレッシャーものしかかってきます。それでも開発や営業の協力を得ながら試験を続け、1000回以上もの試験繰り返しの末、ついに目標値をクリア。その瞬間は思わず1人でガッツポーズしてしまったほどです(笑)。商品は自分1人の技術だけでできるわけではありませんが、その一部に自分のアイディアや苦労が詰まっています。自ら関わった商品が完成して世の中に出ていくのがこの仕事の大きなやりがいです。

1日のスケジュール

AM

  • 8:00
    出社一日のやること整理と優先順位の確認,メールチェック。
  • 9:00
    始業・朝礼チームメンバー間でスケジュール確認。
  • 10:00
    実験計画の確認,実験準備
  • 11:00
    技術調査次期テーマ起案に向けた技術調査(論文,特許調査)
  • 12:00
    昼食昼食後は時事ニュースをお決まりのサイトでチェック。

PM

  • 13:00
    実験チームメンバーとアルミの高機能化を図るべくトライ&エラーの繰返し。
  • 15:00
    実験まとめ結果についてワイガヤ,次回実験の方向性を決定する。
  • 16:00
    報告書作成記憶が鮮明なうちに実験内容を報告書にまとめる。
  • 18:00
    打合せ共働テーマについて事業部と打合せ。
  • 19:00
    退社実験の進捗度合によりますが、出来る限り早く終わらせて帰ることを心がけています。

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