EVENT REPORT2017年7月19日「LIXIL 錦織チャレンジ」〜 ユニバーサルテニス体験 〜

品川プリンスホテル高輪テニスコート

ユニバーサルテニス体験1

台場小学校の子どもたちを招いて、障がいの有無などに関係なく、誰もがいっしょに楽しめるユニバーサルテニス体験会を開催。車いすテニスプレイヤーの船水梓緒里(ふなみずしおり)選手がコーチとなるほか、錦織圭選手がサプライズゲストとして登場しました。

車いすテニスの巧みなプレーに子どもたちから驚きの声

コーチを務める船水選手は16歳の若きプレーヤーです。小学生たちに車いすテニスの試合を見たことがあるかどうか聞いてみると、手を挙げたのは約半数。そこで、実際のプレーを見てもらうためデモンストレーションが行われました。相手のコースを予測し、巧みに車いすを操作する船水選手のプレーに小学生たちは「うわ!!速い」とくぎ付けになっていました。

ユニバーサルテニス体験2

体験でわかった車いすテニスの難しさ

ユニバーサルテニス体験3

小学生たちは船水選手からレクチャーを受けると、さっそく競技用車いすを体験。「思っていたよりも操作が難しかった」「車いすにのってテニスができるなんてすごい」と声を上げました。

テニスレッスンでは錦織選手がサプライズ登場!

ユニバーサルテニス体験4

予想していなかった錦織選手の登場に、小学生たちはびっくり。友達と手を取り合って、嬉しそうに飛び跳ねる子もいました。
練習では、錦織選手がラケットの振り方などを具体的にアドバイスし、打ち終った子どもたちとハイタッチをします。子どもたちも次第に緊張が解け、「ハイタッチした手は絶対洗わない」と声を弾ませていました。

ユニバーサルテニス体験5

スピード感あふれるエキシビジョンラリー

ユニバーサルテニス体験6

イベントの後半では錦織選手と船水選手によるエキシビジョンラリーが行われました。颯爽と打ち合う両選手。錦織選手は「車いすでプレーするのは想像以上に大変」と自身の実体験を交えてコメント。車いすテニスの選手は、素早いチェアワークだけでなく相手からの返球を予測する力も必要だと説明します。ラリーの終盤は、会場からのリクエストに応えて錦織選手が“また抜きショット”も披露してくれました。

ペアを組んでユニバーサルテニスを体験

最後は船水選手&小学生ペア、錦織選手&小学生ペアによるダブルスです。はりきってラリーを続ける子どもたちに、思わず両選手とも「上手い!」を連発。見事に打ち返す場面もあり、会場を沸かせました。
ラストプレーでは錦織選手が今日一番のスマッシュ。拍手に包まれながら、幕を閉じました。

ユニバーサルテニス体験7

スポーツを通じて体験した“心のユニバーサルデザイン”

ユニバーサルテニス体験7

船水選手は「みんなで楽しくテニスができていい時間でした」とコメント。錦織選手も「小学生たち、みんな上手だった」と笑顔を見せ、さらに船水選手に「トレーニングは大変だけどナンバー1めざしてがんばってください」とエールを送りました。
「楽しかった!」「テニスが好きになった!」と大盛り上がりのうちに終わった体験会。競技用車いすの体験やテニスレッスンを通じて、子どもたちはそれぞれの違いを超えて皆で一緒にプレーする楽しさを知ることができました。ユニバーサル社会について考えるひとつのきっかけとなったのではないでしょうか。