プロに学ぶ、素敵空間づくりVol.1

インテリアコーディネーター 荒井詩万さん

キッチンから広がるインテリアコーディネートとは?

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ご夫婦と小さなお子様が2人いらっしゃるご家族。新築戸建住宅です。
お好きなインテリアをお聞きすると「eilersen」(アイラ−セン)・「HAY」(ヘイ)・「louis poulsen」(ルイスポールセン)など北欧ブランドの名前が多く上がり、クールなイメージにしたいとのこと。コンセプトは『ハウスカハウス』、“hausuka”(ハウスカ)はフィンランド語で“楽しい”という意味。ハウスカハウス、楽しい家。大人も子供も居心地のよいスタイリッシュな空間です。

キッチンから広げるインテリアコーディネート

今、オープンキッチンが人気です。オープンな場合、リビングダイニングルームとつながっていますのでキッチン扉材やカウンターの色・素材を全体のインテリアイメージに合わせて考える必要があります。床や壁・家具の色と同じに白や木目調にしてすっきりまとめるというのもいいですし、赤や黄などキッチン扉に鮮やかな色を入れてアクセントにするのもいいですね。

こちらの物件では、スタイリッシュで洗練されたデザインとセラミックトップの機能性や質感の良さをお客様がとても気に入られましてLIXIL「リシェルSI」です。キッチンの深みのあるグレーと凛とした美しい直線ラインからイメージを広げてインテリアコーディネートをしています。

床は白タイル、壁は白塗装。白をベースにキッチンやソファ・ラグにグレー、階段手すりや照明は黒で全体を引き締めています。クッションやお子様用チェアにからし色やグリーンを加え、クールすぎない楽しい雰囲気にしました。

床材は白タイルに

床はキッチンが映えるよう白タイルにしました。ご要望はタイルでしたが、小さなお子様がいらっしゃるので滑って転倒しないか、ケガをしないかなど実はご夫婦と悩みました。 最終的にはマット仕上げで滑りにくいものをセレクト。お住まいになられてからしばらくしてお聞きすると、「滑ることはないし、床暖房もよく効き、夏は足元がひんやりして気持ちがいい。何よりモノを落としても傷がつきにくく、こぼしてもさっと拭けるので子供がいる方にもおすすめです」とのこと。床材はフローリングだけでなくタイルも選択肢の1つにしてはいかがでしょうか?

フォーカルポイントをつくる

あれもこれもと壁面に色々飾ってあると、どこを見ていいかわからず雑多な印象に。部屋の中の1カ所にフォーカルポイント(目線の集まる場所)をつくるとすっきりとします。こちらは、ソファスペースがフォーカルポイントです。 白い壁に黒フレームでアートを飾り、様々な色や形のクッションを置いて空間をピリッと引き締めました。

荒井詩万あらい しま

日本女子大学家政学部卒。設計事務所にて秘書として勤務。
在職中、「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」で2年間学び、卒業後、フリーのインテリアコーディネーターとして「CHIC INTERIOR PLANNING」主宰。
戸建住宅やマンションのインテリアコーディネートやリノベーション、店舗や各施設のインテリアプランニングや企業の商品企画など幅広く活動。町田ひろ子アカデミー講師・大妻女子大学非常勤講師 各セミナー講師も務める。雑誌の企画・監修やスタイリング、NHK教育テレビ「資格☆はばたく」・TV東京「インテリア日和」・日本TV「スッキリ!」に出演などマルチに活躍。

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