プロに学ぶ、素敵空間づくりVol.2

インテリアコーディネーター 荒井詩万さん

扉と床の色を同じにしたほうがいい?
気になる色の合わせ方をご紹介

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ご夫婦と大学生のお子様がいらっしゃるご家族。新築マンションです。
収納量を増やしたい、遊び心のある大人空間にしたいとのご要望。コンセプトは「大人時間を楽しむ」、エッジの効いたスタイリッシュなインテリアコーディネート。 高層階のすばらしい眺望を堪能しながらご家族やご友人との食事、お酒を飲みながらTV鑑賞など大人時間を楽しむ空間です。

床と扉の色を同じにした方がいいか?

よくお客様に「床と扉の色を同じにした方がいいですか?」とご質問をいただきます。答えは同じでもいいですし、違っても大丈夫です。フローリング床材と合わせて同じような色の木目調扉なら空間と調和して優しい雰囲気になりますし、白い壁に合わせて白い扉にすると壁に同化して壁面がすっきりと見え明るくスタイリッシュになります。一方、白いフローリングにダークブラウンの扉や、ブルー・グリーン・黒など扉に色が入ると空間のアクセントになり引き締まります。扉を主役にするか脇役にするか。そのどちらかを考えてセレクトされるといいと思います。また、必ずショールームなどで床と扉のサンプルを合わせてみてご確認をされることをおすすめします。

こちらは新築マンションですので床と扉は同色で決まっていました。壁一面に輸入壁紙を貼り、オリジナルデザインでオーダー家具を取り付けたリビングスペースをフォーカルポイント(目線の集まる場所)にご提案、扉は脇役としました。

床と家具の色を同じにした方がいいか?

同様に「床と家具の色が違うと変ですか?」というご質問もいただきます。いえいえ、違っていても大丈夫。この床はややグレーを含むダークブラウンのフローリング材。同じようなダークブラウンの家具で落ち着いた雰囲気もいいですが、スタイリッシュで軽やかな白とグレーの家具をコーディネート。白鏡面塗装のダイニングテーブルとグレーのダイニングチェア、同じく白とグレーのオリジナルデザインをしたオーダー家具の色を合わせています。 床の色と違っても、そこに置く家具の色を揃えればすっきりとまとまります。

ペンダントライトが空間のアクセントになる

様々な照明器具の中でも、吊り下がるタイプのペンダントライトは目線の高さにあるので部屋の中で一番目に止まり空間のアクセントになります。点灯時も消灯時も美しいデザインを選ぶといいですね。こちらでは独特なデザインのエッジの効いたペンダントライトをダイニングスペースに3灯取り付けました。

荒井詩万あらい しま

日本女子大学家政学部卒。設計事務所にて秘書として勤務。
在職中、「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」で2年間学び、卒業後、フリーのインテリアコーディネーターとして「CHIC INTERIOR PLANNING」主宰。
戸建住宅やマンションのインテリアコーディネートやリノベーション、店舗や各施設のインテリアプランニングや企業の商品企画など幅広く活動。町田ひろ子アカデミー講師・大妻女子大学非常勤講師 各セミナー講師も務める。雑誌の企画・監修やスタイリング、NHK教育テレビ「資格☆はばたく」・TV東京「インテリア日和」・日本TV「スッキリ!」に出演などマルチに活躍。

CHIC INTERIOR PLANNING

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