プロに学ぶ、素敵空間づくりVol.3

インテリアコーディネーター 荒井詩万さん

インテリアは何から決める?例えばLDKは…

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ご夫婦と元気な2人の男の子がいらっしゃるご家族。新築マンションです。
マンション1F、庭から心地よい風が抜ける明るいリビングダイニングルーム、明るくナチュラルなインテリアがご要望。コンセプトは「さわやかな風」、シンプルでナチュラルな家具と北欧デザインの照明、ブルーとグリーンがアクセント。さわやかな風を感じる空間です。

インテリアは何から決めればいいの?

例えばLDKを構成する各エレメント。床材・壁材・天井材、扉、キッチン、家具、カーテン。
部屋全体の統一感を出すためには、その色や素材の組合せや配分が大切です。何から決めればいいの?と悩みますが、基本的には大きな面積を占める床材・壁材・天井材と扉・キッチンを決め、家具やカーテンという流れに。ただ、この色を使いたい!やこの家具や照明を絶対入れたい!というものがあれば、それを中心に考えていくのもいいと思います。

こちらの物件は新築マンション、床材や壁材・扉は決まっていました。床よりも一段濃い木目の扉、家具はこの扉の色に合わせています。また、キッチン背面の食器棚はオーダー家具。リビングダイニングルームから見えますので、すっきりと壁と同じ白に。お客様の使い勝手を考えながらデザインしまして、調味料がさっと取り出せるようオープン棚をつくりました。

アクセントカラーは壁紙の上から塗装したキーライムという名の清々しいグリーン。壁一面に色を入れると一気に部屋が華やかになりますし、お子様用チェアにもグリーンとブルーを入れることで部屋全体の統一感が生まれました。

カーテンやクッションのコーディネート

大きな面積のエレメントの色や素材が決まったら、そこのピリッとスパイスのように入れていくのがカーテンやクッションなどのファブリック(布地)です。マンション1階、庭の出入りを考慮して窓装飾は両開きカーテンではなく上下に開閉するシェードにしました。両開きカーテンは開けた時に左右にたまりができますが、シェードは上にあがりますので窓まわりがすっきりします。こちらは壁と同化するシンプルなアイボリーに。

クッションは壁一面やお子さま用チェアの色からつなげ、グリーンやブルー、そしてカラフルな色のものをセレクト。色が加わることで楽しい雰囲気になりますね。

ダイニングチェアは全て同じにせずオリジナリティを

いわゆるダイニングセットのようにチェアは全て同じにしなきゃ!と思う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。フォーマルなイメージであれば同じ方がかちっとした感じになりますが、こちらのように4人それぞれ違うチェアのデザイン・張り地・色にするとカジュアルでワイワイと食を楽しむ雰囲気になります。
また、ダイニングテーブルは木、チェアはアルミやプラスチックなど違う素材のものにしてもいいですね。お好きなチェアを組み合わせて、ぜひオリジナリティのある食空間にしてみてはいかがでしょうか?

荒井詩万あらい しま

日本女子大学家政学部卒。設計事務所にて秘書として勤務。
在職中、「町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー」で2年間学び、卒業後、フリーのインテリアコーディネーターとして「CHIC INTERIOR PLANNING」主宰。
戸建住宅やマンションのインテリアコーディネートやリノベーション、店舗や各施設のインテリアプランニングや企業の商品企画など幅広く活動。町田ひろ子アカデミー講師・大妻女子大学非常勤講師 各セミナー講師も務める。雑誌の企画・監修やスタイリング、NHK教育テレビ「資格☆はばたく」・TV東京「インテリア日和」・日本TV「スッキリ!」に出演などマルチに活躍。

CHIC INTERIOR PLANNING

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