CASE 02I邸 神奈川県川崎市 土間のある家

RICHELLE PLAT システムキッチン|リシェル

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家族の家から、夫婦の家へ

ご主人(50代): 会社員
奥様(40代): 専業主婦
長女(20代): 会社員

7年前に今のマンションを中古で購入したIさん家族。新築時から合計すると築18年。お風呂などの設備が古くなり、トイレも劣化し始めそろそろ直そうと思っていた時期に、息子さんと娘さんが社会人になりました。歳を取ってからよりも、体力のあるうちにリフォームをしておいたほうがいいと思い、全面リフォームを決意。その後、息子さんは独立し、新しくなった家では娘さんとご夫婦、親子3人で暮らしています。

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土間にしたい

以前のキッチンは、独立型だったため動線が悪く、面積も狭く、食器を片付けるときに遠回りをしなければなりませんでした。だからこそ今回は「リビングとダイニングキッチンを一緒にして、ひろびろと暮らしたい」と決めていたというIさん。さらに計画にあたっては家の中を気持ち良く裸足で歩きたいとご主人の強い希望をリフォーム会社に伝えました。というのもご主人、子供のころ、土間のある家で育ったのだそう。当時の家は、居間、寝室、トイレ、お風呂などどこに行くのにも、土間に降りないと行けないような間取り。「家の中に道がある感じ」という土間のある暮らしが、子供ながらにお気に入りだったといいます。Iさんの心には、その家への愛着が大人になっても懐かしく残っており、自分の家をもったら土間をつくりたいとずっと思っていました。結局、一戸建てでなくマンションを購入して暮らすことになりましたが、それでも育った家のイメージに近づけたいという思いは密かに持ち続けていました。今回のリフォームでは、土間に似せたモルタルでは振動でクラックが入りやすいという設計者からのアドバイスで、キッチンと廊下部分をタイルで仕上げました。それも大満足。ご主人も娘さんもその床の上をはだしで歩くのがお気に入りだそうです。

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新しいキッチン

このキッチン「とにかく片付けが楽」だとのこと。以前にくらべて動線の効率がとても良くなったそうです。コンロの機能も随分使いやすく、以前は反ってしまった干物がきれいに焼けるようになりました。「うまくできなかったのは私のせいじゃなかったんだ(笑)」と大喜びのIさん。食洗機も導入し便利さを実感しています。「殺菌もされるし、水道代も安くなるし、良いことだらけ」。ハンズフリーの自動水栓もお気に入りで、おおきな鍋にお湯をはる時なども簡単で「もうこれなしでは過ごせない」と太鼓判を押しています。

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青い壁と
洗濯ものの干し場

ひときわ目立つ青い壁は、ご主人が特に目を配ったところ。どういう青にするか迷っていたところ、偶然お台場で仕事のイベントがあり、その会場となったホテルのエスカレーターの壁面に一目惚れ。その青と同じ色に塗ってもらいました。
また、ベランダ側にある洗濯物の干し場は、乳白色のアクリル板で仕切られています。食事をするスペースから外に干している洗濯物が見えないように、というご主人のアイデアだそうですが、雨が降ったときにそこに洗濯物を入れられるというのは大特典。出かける時も、そこに干しておけば安心とのこと。奥様も大満足のご様子でした。

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普段は出張も多く、平日も全員が揃って食事をすることは滅多にないそうですが、休みの日にはご主人が料理をつくることもよくあるそうです。得意な料理はオムレツ。食事が終わるとリビングに移動してゆったりとテレビを眺めます。温泉やドライブに一緒に行くのが好きだという仲のいいご夫婦。今は忙しくしていますが、歳とともに少しずつ時間に余裕ができ、この家がお二人のこれからの大切な居場所になっていくのだと感じました。

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設計施工担当
平野佳織さんの取材より

株式会社エージェント
ライフディレクション事業部
住宅グループ CONCEPT

この会社にリノベーションを依頼される方のほとんどがオープンキッチンを選ぶそうです。ウェブや冊子の施工事例の写真がキッチンを前面に出していることもありますが、今の時代のリノベーションの関心がキッチンに現れているとも言えます。
今回のIさんもキッチンには強いこだわりがあり、ご自身で模型まで作って希望を伝えてくれたそうですが、その理想像と「リシェルPLAT」はぴったりでした。それぞれのクライアントの暮らし方や料理の仕方などを伺いながら最適なキッチンを提案するのが何より楽しみと言います。
また今回は、キッチンに続く洗濯物干し場のスペースを作りました。干し場を隠すアクリルの扉から入ってくる柔らかい光がとても効果的だったそうです。

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BEFORE
64.6m²
6.3m × 3.6m
18
設計施工:株式会社エージェント

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AFTER
 

RICHELLE PLATが
2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。

『キッチンを単なる「調理の機械」ではなく「空間」としてとらえた新しい住まいのプラットフォーム』というコンセプト、それを実現する丁寧なディティール、周到な素材選択、優しい表情や手触りなどが高く評価され、受賞につながりました。また、キッチンと素材やモジュールが統一されたリビング収納など、LDK全体をトータルに構成できる仕組みも認められています。

グッドデザイン賞受賞概要はこちら