2月5日(水)に代官山T-SITE「GARDEN GALLERY」で行われたLIXILの新商品発表会へお邪魔してきました。
今回のイベントテーマは「Sense Up Lassisa〜Lassisa×SHIMA ARAI〜」。
人気インテリアコーディネーターの荒井詩万さんとLIXILのコラボレーションで生まれた素敵な空間のコーディネートの展示や、トークイベントではお洒落な空間を作るポイントをレクチャーいただきました。
インテリアコーディネーター「荒井詩万」さんってどんな人?
荒井詩万さんはフリーランスのインテリアコーディネーターとして自身の事務所「CHIC INTERIOR PLANNING」を主宰されています。
第三回モダンリビング スタイリングデザイン賞金賞をはじめ、様々な賞を受賞する人気インテリアコーディネーターとしてテレビや雑誌各種メディアでも大活躍。著書『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』(サンクチュアリ出版)では、インテリアはセンスでは無くルールに合わせることが大事!と素敵な空間を作るポイントを紹介されています。
インテリア空間はトータルでコーディネートするもの
今回のイベントは、荒井さんとLIXILのコラボレーションで生まれた4つの空間のインテリアのポイントを荒井さんご本人から直接うかがえる貴重な機会でした。
住まいづくりをもっと楽しくするコツを、たくさんご紹介いただいたので詳しくご紹介していきますね。
まずマイホームづくりって決める要素が多すぎて、「雑誌で見た空間に憧れて取り入れたけど、いざマネしてみるとなんだかチグハグ!?」なんてことが多いですよね。
ドアは建材メーカーのショールームで決めて、家具はお気に入りの家具屋さんでチョイス。選ぶ場所がアイテムによって分かれてしまうと「こんなイメージにしたい」と思っても、統一感を持たせるのはなかなか難しいものです。
そんなお悩みを解決してくれるのが、今回のコラボレーション空間をまとめた冊子「Sense Up Lassisa〜Lassisa×SHIMA ARAI〜」Concept book 2020です。4月に発売される新商品は、より住空間を自由に楽しむラインナップ。
LIXILコンセプトブック「Sense Up Lassisa〜Lassisa×SHIMA ARAI〜」Concept book 2020
イベントのメインテーマは「ボタニカル」。解放感ある植物の伸びやかなイメージに心地よさを
ファッションの世界でも、ここ数年注目されている“ボタニカル”。毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」でもここ数年、インテリアトレンドのキーワードとして“ボタニカル”な空間提案が数多く見られます。
イベント会場には数々のインテリアグリーンに囲まれて心地よい空間に。そんなテーマに合わせて用意されたスイーツも、とっても素敵でした。
テーブルの上に、飾られた可愛い焼き菓子は、リンゴとお花のお菓子屋さん「Apple & Roses」のもの。ボタニカルをテーマにセレクトされた、見た目にも華やかなお菓子は見ているだけで、気分も上がりますね。
さらに、この日のためだけに作られた「LIXILオリジナルスイーツ」も!
エディブルフラワーが、とっても可愛いカップスイーツは「しロといロいロ」さん。ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」と生地屋さん「cocca」がコラボした代官山にあるお店です。
ピスタチオのグリーンと、イチゴやエディブルフラワーの色のコントラストが爽やか。私もいただきましたが、ふんわり柔らかなパンとなめらかなクリームのマリアージュがお口の中に広がって幸せな気分になりました。
空間を整えると、食事など日々のライフスタイルも丁寧にしたいなと思いますよね。そんな気分にさせてくれる素敵な会場でした。
私らしい理想のライフスタイル。キーワードは「海外インテリア」
インスタグラムやピンタレストなどのSNSは、今や情報を取り入れるツールのスタンダードとなりました。気軽に海外のライフスタイルを覗けることもあり、海外インテリアに憧れを抱く人も増えています。ちなみに私もその1人です!
インスタグラムでハッシュタグ検索をしてみると、「#海外インテリア」の投稿は10.1万件以上も。人気の高さが伺えますね。
一口に海外インテリアと言っても、一体どんなインテリアにすれば良いのか?荒井詩万さんにそのポイントを教えていただきました。
「海外インテリア」のポイント➀:ミックス
サテライト会場「ASPLUND 恵比寿店」での展示 ※現在は展示しておりません。
インテリアも多様性の時代に。ひと昔前はインテリアスタイルを決めたら、その特徴に合わせて統一感のある家具をセレクトしていましたが、最近は色々なテイストをミックスさせて、お気に入り空間を作るのがトレンド。
写真はインテリアショップ「ASPLUND(アスプルンド)」さんとのコラボレーション空間「Flower & Modern」。ASPLUNDさんは、「Tradition & Innovation」をコンセプトに、伝統を守りつつも革新的な技術と美意識によって生み出されたインテリアを世界中から厳選し、発信しているお店です。
コーディネートのポイントは大柄フラワーの壁紙。合わせているドアは、木目の効いたシンプルデザイン。花柄とリンクさせた、リネンピンクのソファがエレガントな雰囲気に。コーヒーテーブルや照明にも木を使うことでエレガントになり過ぎないバランスの良いコーディネートです。
「海外インテリア」のポイント➁:色を楽しむ
メイン会場展示「Colorful&Luxury」
手っ取り早く海外インテリアを取り入れたい!という方には、壁紙にカラーを入れるのがおすすめ。落ち着いたインテリアを好む日本はクロスの色は大半がホワイト。どんな空間にも合わせやすく、部屋の印象も明るくなりますが、よくあるお部屋になりがちです。
写真は「Colorful & Luxury」をテーマとした空間。パキッとした色鮮やかなイエローの壁に深みのあるボトルグリーンを効かせたカラフルで楽しくなる空間です。
様々な色を取り入れた空間ですが、不思議とまとりがあるように感じるのはカラーは5色を基本にコーディネートされていて、それぞれのアイテムに色のつながりを作っているからだそう。空間に抜けを作るホワイトの枠や棚も良い仕事をしていますね。
「海外インテリア」のポイント➂:統一感を忘れない
メイン会場展示「Ethnic&Natural」
色々なスタイルをミックスさせて心地よい空間を作るうえで一番大切なことは、まとまりのあるコーディネート。好きな物を詰め込み過ぎてガチャガチャの空間では心地よさを感じることはできません。
写真は「Ethnic & Natural」をテーマにした空間ですが、こちらも数年前から注目されている“ボーホースタイル”を取り入れています。ボーホーとはNYの都会的なイメージと自由本奔放の意味を持つ=ボヘミアンをミックスさせたスタイルのこと。
グリーンをふんだんに取り入れた「Ethnic & Natural」の空間には木のぬくもりを感じる家具や、手作り感のあるファブリックを合わせてありました。
温かみを感じる空間イメージを軸にトータルコーディネートをしているので風合いに統一感がありますよね。色をリンクさせたりインテリアの軸を決めてまとまりのある空間演出を。グッと空間があか抜けます。
洗練された海外インテリアを実現させるために大切な3つのポイントで、私らしいお気に入り空間を作りたいですね。イベントではそんな私らしいインテリアにピッタリの新商品のお披露目もあったので、ポイントと合わせてご紹介していきます。
収納はインテリアの一部!壁を彩る収納アイテム
「すっきり棚」
お気に入りのアイテムを並べてよりインテリアを魅力的に見せてくれる「すっきり棚」。お気に入りの空間を作れるように棚板のカラーバリエーションは17色もあります。すっきりとした棚板で装飾アイテムを引き立ててくれますね。
「アクセントボード(マグネット対応)」
新商品には私も欲しいと思っていたマグネット対応のアクセントボードも! 壁面に穴を開けることなく自由にデコレーションを楽しめます。大切な子どものお便りもマグネットで目立つ位置に貼っておけば安心。来客時にはさっと取り外してすっきりインテリアを自在に楽しめるのもマグネットのうれしいポイントですね。
階段はリビングの中心に。オープン手すりで空間に解放感をプラス
廊下など目に触れない場所にあるイメージの階段も今やインテリアを楽しむスペースの一部です。家族が集まるリビングに伸びる階段は家族のコミュニケーションをより豊かに、そして空間に表情をプラスしてくれます。
ベーシックなボックスタイプの階段も、蹴込板の部分にテキスタイルのシートでDIYすることで表情の変化を楽しんでいる人も多いようです。この他にもLIXILの新商品には部屋の隅々まで私色に染めるアイテムが充実していました。
詳しくは、こちらのサイトを是非のぞいてみてください。
「Lasissa(ラシッサ)」で自由にインテリアを楽んで
サテライト会場「CRASH GATE 自由が丘店」での展示 ※現在は展示しておりません。
マイホームを計画するなら、理想のライフスタイルを実現出来る空間にしたい!
そんな私たちの思いを実現してくれるインテリアは新しい「Lassisa」が叶えてくれるはず。建材の枠を越えてインテリアをチョイスする楽しみを体感してくださいね。