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新素材アクアセラミック・抗菌トイレ

100年クリーン 落ちにくい汚物汚れも、水を流すだけでツルンっと落ちます。リング状の黒ずみや便器のくすみとなる水アカが固着しないから、いつも清潔、おそうじした後の輝きが違います。新品のツルツルが100年つづく、トイレのための新素材「アクアセラミック」の誕生です。

誕生 アクアセラミック【35秒】

水の力で、ずっと輝くアクアセラミック

汚れがつかない※1衛生陶器に
最適な新素材が誕生

便器鉢面に付いた汚物汚れが、トイレを洗浄するとつるんと落ちます。

  1. リング状の黒ずみや便器のくすみの原因となる水アカが固着しません。※2
    簡単お掃除で新品のようなツルツルが、100年続きます。※1

    【写真】従来陶器に比べてアクアセラミックは水垢がついていない

水の“油と反発し合う”性質を利用

便器にしつこく固着する汚れの大きな原因は、便の中に含まれる油分。アクアセラミックという新素材は、汚れと陶器の間に水を入り込み、水が持つ“油と反発し合う”性質を利用して汚れを浮かび上がらせるという画期的な技術です。

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実証 アクアセラミック【35秒】

効果は100年以上

毎日お掃除で同じ箇所を2往復、お掃除ブラシで擦ることを想定。お掃除ブラシで約7万回、100年相当の摩擦を経た後でも、アクアセラミックの防汚性能は新品時と変わることがありません。

マテリアルコネクションに認められた
アクアセラミックの実力

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インタビュー動画【1分52秒】

マテリアルコネクションとは?

マテリアルコネクションは、さまざまなマテリアルや加工技術を、製品、デザイン、開発および製造のイノベーションに結びつけるためのサービスと提案を行う、世界に拠点をもつコンサルティング企業です。世界各地から集めた注目素材7,500種以上(2016年1月現在)をデータベース化し、それらを手に取って確認できるライブラリーを設置。コンサルティング部門では、マテリアルの専門家たちの目を通して、製品開発の戦略立案から製造サポートまで幅広い提案を行っています。本社はニューヨーク。会員数は現在、企業、研究者、デザイナーなど約36,000名。データベースの利用者数は約100万人に及びます。東京拠点は、2013年に開設。アイデアを現実に変える素材の提案で、日本企業の製品開発をバックアップしています。

国際基準に準拠した
安心と信頼の抗菌トイレ※3

SIAA

しっかり汚れを洗い流した上で、銀イオンのパワーで、黒ズミの原因となる細菌の繁殖をしっかり抑制。汚れや水アカ、匂いを軽減します。

抗菌トイレとは?

抗菌とは、菌が増殖するのを長期にわたって防ぐこと。菌が増殖しにくい仕組みを搭載しているトイレを、抗菌トイレといいます。既に繁殖してしまった菌を除去する「除菌」とは異なり、「抗菌」は細菌の増殖そのものを抑制するため、いつでも安心してトイレを利用することができます。SATISは、国際基準に準拠した「抗菌SIAAマーク」認定製品です。

抗菌SIAAマークとは?

抗菌SIAAマークとは、抗菌製品技術協議会(以下、SIAA)が制定した「抗菌製品」のシンボルマークです。SIAAでは、適正で安心できる抗菌製品の普及を目的としています。抗菌SIAAマークは「抗菌性」「安全性」「適切な表示」の三つの基準を満たした製品にのみ表示されます。特に抗菌性に関しては、抗菌加工されていない製品の表面と比較して細菌の繁殖割合が100分の1以下であることや、耐久性試験後も抗菌効果が確認されることなど、SIAAが定めた厳しい基準をクリアしなければいけません。安全性についても、抗菌剤が、飲み込んだ時に有毒でないこと、長く触れた際に炎症がないこと、遺伝子(DNA)への影響がないこと、アレルギー反応がないことなどを確かめる安全性試験に合格することが条件となっています。高い抗菌性と安全性を兼ね備えた抗菌トイレ、それがSATISです。

  • ※1 同一部位の摩擦回数2往復で年間365日お掃除した場合。お掃除ブラシで約7万回(100年相当)の往復を想定しています。
  • ※2 定期的な掃除をしなければ汚れが付着する場合があります。
  • ※3 国際規格に準拠した安心と信頼の抗菌効果SIAAマークはISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術評議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。SIAA登録商品の詳細についてはホームページ をご覧ください。
開発者インタビュー
長い基礎研究に支えられた、 衛生陶器の「再発明」

(写真左) 竹村友希 LIXIL Water Technology Japan トイレ・洗面事業部トイレ・洗面商品部 商品企画グループ
(写真右) 奥村承士 R&D本部マテリアルサイエンス研究所

理想のトイレのため、素材から見直す。

竹村:お掃除が楽なトイレ、ずっときれいなままのトイレというのは理想のトイレですよね。それはお客さまへのアンケート調査からも明らかでした。LIXILのトイレのセールスポイントは強い洗浄力です。トイレも節水が進み、以前は13Lだった洗浄水が、今では4Lまで少なくなっています。少ない水でも汚れをちゃんと落とせるのかという不安が、お客さまからも聞かれるようになってきたのも事実でした。

奥村:節水性を進化させるために、少ない水でもしっかりと洗う洗浄技術の改良は、便器設計の開発者たちが取り組んでくれていました。その一方で、私たち研究所は、便器を素材から見直し、汚れそのものを陶器に付着させないようにできないかという基礎研究に、長い間ずっと取り組んでいました。

長きにわたる基礎研究と
困難な課題を乗り越えての商品化。

奥村:便がべっとりと陶器に付着してしまう最大の原因は、便の中に含まれる油分です。体調や食べ物にもよりますが、便の中におよそ5%含まれています。その便と、陶器との間に水をするりと入り込ませ、水が本来持つ“油となじまない性質”を活用して、その油分を含む汚物を浮かび上がらせるというのがアクアセラミックです。

竹村:最初にアクアセラミックの効果を目の当たりにした時は本当に驚きました。汚れがはがれ落ちるように、するすると流れていく、その見た目の気持ちよさに感動したのを覚えています。ただその時はコストも高く、陶器の質感も現行品よりやや見劣りのするものでした。奥村さんには、陶器の質感をLIXILの陶器のレベルに引き上げることができないか、さらにより広くお客さまに使って頂くためコストも抑えることができないかと、無茶な要望を出させてもらいました。

奥村:私たち研究所が研究するさまざまな課題は、成果が出るまで短いものでも2-3年を要しますし、断続的ではありますが、10年以上続けて取り組んでいるものもあります。その結果、商品化につながらないものもたくさんあります。私はこれまで4つの研究テーマがありましたが、どれも商品化には至りませんでした。私にとって、今回のアクアセラミックは初めての商品化となります。ですので、商品化の可能性が見えてきたときには、竹村さんからの困難な要望も、逆にモチベーションを高められたと思います。

汚れがするりと落ちる感動を
お客さまにも感じてほしい。

奥村:アクアセラミックを、LIXILの海外メンバーにも見ていただきましたが、みな同じように感動してもらえました。アクアセラミックが、世界中でも喜ばれる技術だということは、技術者としてとても嬉しく思います。

竹村:奥村さんは研究者という立場でしたが、商品化のために開発や生産にまで入り込んで、実現のために粘り強く取り組んでくれました。今はこれを早く発売して、私が感動したものをお客さまが同じように感じてくれることがとても楽しみです。