東京都 Gさま邸
マンションリフォームを実施されたGさまにこだわりをお聞きしました。
築39年のマンションにお住まいのGさまご夫妻。
給排水の工事が必要になり、トイレと洗面所、脱衣所、風呂場を一体化するリフォームを実施しました。
床板と壁、天井を剥がし、配管パイプや配線を見せるインダストリアル調で仕上げています(写真2)。家全体の基本色は、白と明るめの茶色(写真1)。それに合わせたインテリアで統一し、廊下の壁には高名な写真家の作品プリントが額装されて並びます(写真3)。広告デザインに携わるご主人と金継ぎ師の奥さまというクリエイティブなご夫婦。その美学を隅々にまで行き届かせた一つの「作品」かもしれません。
水まわりリフォームに際し、便器は「さらに性能のいいものを」とリフォレに交換。
トイレ内が狭く収納に悩んでいましたが、これならスペースを確保でき、掃除用具なども収まりました。
洗面所や脱衣所と一体化するためトイレの壁を取り払い、圧迫感も解消できました(写真4)。
ただし入口が2か所になったため、トイレと洗面所を同時に使う時は顔を合わせてしまう、と苦笑い。
便器については「内部に汚れが付きにくいしニオイもほとんど気にならなくなった」とご主人。換気扇も付いているのですが「使わなくても大丈夫」だそう。
ご主人は便器前の床にあぐらをかいて取り組むほどの「自称・トイレ掃除マニア」。
「お掃除リフトアップ」機能を絶賛しています(写真5) 。手が入らず汚れが気になっていたすき間をきれいにできるように。
つぎ目のない便座もとても掃除がしやすく、脱着できるノズル先端は洗うのが簡単になったと、マニアならではの視点で語ります。
もともとDIY好きなご主人は、リビングルームにもかなり手を入れてきました。
今回もその手腕を発揮し、多くの部分を自分たち好みに仕上げています。
水まわりが一体となった、既成概念にとらわれないトイレ。
最新機能を生かしながら、クリエイティブな空間を実現しました。