サーモスⅡ-H:メディア掲載事例

tostem

SAMOS 次世代スタンダードウィンドウ/永山 祐子の視点×SAMOS

“窓”という機能と意味を、もう一度シンプルに見直してみる。そのことが、日本の建築を変えるきっかけになるかもしれない。
景色を切り取るための窓と、風を招くための窓を使い分ける。それが、開口部を考えるときの私の考え方の一つ。例えば、清家清氏の設計によるこの野尻湖のホテルにも、そうした“使い分け”の効果が体験できる空間が存在しているように、それぞれの機能を分けることで“窓”の存在はとてもシンプルになっていく。SAMOSに出会って感じたことも、「シンプルに考えられたが故の美しさ」だった。高性能を求めて、ディテールが増えてしまった最近の窓と違い、フレームの機構を素直に見つめ直したことで、SAMOSは美しさを手に入れていた。こうした質の高いスタンダードによって、デザインへの関心が高まれば、日本の建築は、もっともっと美しさに満ちあふれていくのではないだろうか。YUKO NAGAYAMA & ASSOCIATES 永山祐子

撮影地: 野尻湖ホテル エルボスコ(長野県上水内郡信濃町)
http://www.nojirikohotel-elbosco.com/

永山祐子氏永山祐子建築設計
2002年、青木淳建築計画事務所を退職したのち、永山祐子建築設計を設立。「ルイ・ヴィトン京都大丸」で’05年JCDデザイン賞奨励賞、住宅「a hill on a house」で’06年AR Awards Highly commended賞、’07年に「ベスト デビュタント賞(MFU)建築部門」など、受賞多数

住宅や店舗などあらゆるジャンルにおいて、ディテールへのこだわりを感じられる建築作品を数多く手がけられている永山氏。開口部は、出来るだけシンプルに、そして機能と役割を切り分けると話す永山氏に、デザインの視点から「SAMOS」のディテールにおける進化について語っていただきました。永山氏の優しげな笑顔とは対照に、時折見せる凛とした表情からディテールに向き合うこだわりの深さが伝わってくる作品になりました。

10月上旬、野尻湖のほとりに佇むホテル。
撮影場所はロビー横に広がる、ライブラリースペース。
大きなソファーと、温かいオレンジの照明が、ゆっくりと本を読みたくなる気持ちにさせます。

窓からの野尻湖 紅葉が進む

このホテルは清家清氏設計のホテルです。
いたるところにガラスが用いられ、ロビー、廊下、客室すべての窓から野尻湖の雄大な自然が切り取られています。
野尻湖ははやくも秋を迎え、赤い葉がちらほらとうかがえました。

レストラン 採風機構は大きい開口部に沿って、取り付けられている

永山氏が感銘を受けたという、レストラン一面に広がる開口部。
FIX窓で仕切られているはずなのに、どこからか風を感じられる空間です。
実は仕掛けがあり、FIX窓の下に外部の風を採り入れられる機構が隠されているのです。

客室と客室の間にある休憩スペース(ラウンジ) 景色を楽しむための椅子が設けられている

早朝の撮影にも笑顔で応えてくださった永山氏。
着用のお洋服は永山氏ご自身のもので、ライブラリーに負けない素敵なお洋服でした。
永山氏のデザインへのこだわりがうかがえる写真に仕上がりました。