キッチン会議

ものを持たない工夫と衝動買い

コラム | 2016.9.6

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、
みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、
アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

7月5日から2回目のアンケート「キッチン内の収納について」を行いました。
今回は速報として、収納アンケート結果の一部をお伝えします。まずキッチン現在の収納量が十分足りているという人は24.3%、余裕があるとういう人は14.3%です。収納が上手な方は、ものの量を適度にもっているか、片付けがしっかりできているかのどちらかです。
例えば食器(皿)の数で見てみると、80枚以下の人になると余裕がある人はほとんどなくなり、多くの人が収納に余裕がないと答えています。これは収納が多いかだけでなく多くなると把握できなくなるというのも課題の一つです。

一方で多くの方がものを少なくする工夫やものを買わないですまそうという意識はあるようですが、実際には素敵な食器をみるとついつい買ってしまうというのも実態のようです。料理によって食器を変えたり、もてなし用の食器も揃えたいという方も多く見られました。

しかしながら解決するには、やはりものの量を減らすということに行き着くようです。せめて新しいお皿を買ったら古いものを整理する、使わないものを整理するということが必要なようです。理想的にはお皿は50枚前後(お椀や、ボウルなどを含まず)が目安のように思えます。日本の料理では料理によってお皿を変えたいという希望も多くあり、好きなものをばらばらに買う方が物は増えないかもしれません。
みなさんのご意見をお寄せください。

他の視点で考察できそうな点は
1 キッチントップを毎回綺麗にする人は、収納量も十分、または余力があると答えていそうだ。
2 整理が得意な人は物も少ないと言えそうだ。
3 特別な時に使う物が多い人は、整理がうまくいかず、収納量もたりなくなる。
4 量が多くても普段使いのものが多い人は、整理もうまく、収納量もたりているなど。

以上はまだ仮説です。これらのことを含め第2回収納アンケートをまとめた最終結果は、現在集計分析中です。あらためてご報告します。

商品の詳細はコチラ
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