キッチン会議

夫の家事参加「一緒にすることで芽生える暮らしへの想い」

コラム | 2017.4.25

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、
みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、
アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

今回は夫の家事参加ということについて考えてみたいと思います。
夫の家事参加の実態はどうなのでしょうか。女性の社会進出に伴って共働きの夫婦は増えています。その場合家事も分担するのがフェアだと考えるようになってきているでしょう。とはいえ、実態はどうなのか、そのあたりを次回のアンケートで少し調べてみたいと考えています。想像では意外に少ないと推測しています。多くの家庭では女性のほうが家事を行い、夫はほんの少しだけ手伝うというのが実情のように思います。それは慣習だとも言えるのですが、企業も男性には家事を優先するような環境はなかなか整えてはいないでしょう。女性側もあえて家事は手伝ってもらわないほうがいいと思っている人も多くいるようにも想像します。
また夫が家事に参加してもその仕方が悪かったりと喧嘩の種になったりすることもあると聞きます。特に料理や食事のあとの片付けなどについては、使ったものがもとの場所に戻されていないという妻側の不満もよく聞きます。しかし家事は、たまに手伝おうと思っても手際よく、また普段している人と同じようにはいかないものです。たまにではなく続けて家事を分担するような習慣を時間をかけて育てることも大切です。

最近はこうした夫の家事参加の状況が少し変わりつつあります。平日でも残業をしない会社も増え、またはプレミアムフライデーのように早く家に帰れる時間を積極的に作り始めています。夫が育児休暇を取れる企業もあります。子供も少なくなり、夫婦2人だけの家族も増えています。そうなると家にいる時間を積極的に楽しむということが多くなるようにも思います。夫婦、家族が仲良く過ごすこと、その基本は家族が揃って食事をすることや家事を一緒に行うことです。特に掃除や片付けについて、家の中の整理整頓を丁寧に行い暮らしを整えておくことは、外で仕事をするのと同じくらい大切なことです。夫がもっと家事に参加することで、家族への思い、そして暮らしに対する意識がもっと高まるようにも思うのです。毎週曜日を決めてこの日は夫の料理の日などと決めて習慣化してみるのもよいかもしれません。
みなさんはどのように思いますか。ぜひ参考にしてください。

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