キッチン会議

キッチンをシェアする

コラム | 2017.5.23

「キッチン会議」では自分らしいキッチンを見つけ出すためのヒントを、
みなさんと真面目に、時には頭をやわらかくして話し合っていきたいと思います。
毎回コラムで話題を提供したり、建築家や専門家の意見を紹介したり、
アンケートを通してみなさんの暮らしぶりや考えをうかがったり。
さまざまな視点でキッチンを見つめながら、「キッチンの答え」を一緒に考えていきましょう。

中国上海「WE-WORK」のシェアオフィスのキッチン

シェアハウスのキッチン

シェアハウスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近ではかなり認知も広がってきていますが、2010年ぐらいから若い人たちを中心に何人かが一緒に一つの大きな家でキッチンやリビングスペースを共有して暮らすのです。すでにある家を改修して住む場合もありますし、シェアハウスを前提に新しくつくるような家もあります。その規模も4、5人で住むようなものから30人、50人という大規模のものまであります。お金がなくて安く住むというよりは、一人で住むより楽しいとか、なにかあった時にお互いに助け合ったりすることができるというポジティブな理由が多いようです。他にも共同で使うことで自分一人では持てないようなものを持つこともできます。特にこうしたシェハウスのキッチンは大抵の場合、かなり特徴的なものがはいっています。コンロやオーブンなど通常の一人暮らしの賃貸アパートでは持てないような設備やグレードのものが用意されています。同じ時間に食事をする人は一緒にまたは共同で料理したほうが経済的ですし楽しいはずです。また一緒に料理をすることでよりよい人間関係をつくれるのです。

オフィスにキッチン

シェアハウスのキッチンと似ていますが、オフィス内にキッチンを置くというのもあります。以前にこのコラムでも書きましたが、日本でも増えつつあるようです。食事を一緒に作ったり、たまにはパーティをしたりするのも楽しいでしょう。料理とまでいかなくても、ちょっとしたサラダやデザートなど、素敵なキッチンを囲んでお茶を沸かすだけでも話がはずみます。キッチンがあることで、社内の人同士のコミュニケーションが取れるようになりそうです。

いかがでしょうか。キッチンをシェアするということ。シェアハウスであれオフィスのキッチンであれ、共有してまとめることで広くて使い勝手のよい、そして高性能なキッチンを使うことができるのです。みなさんはどのように思いますか。ぜひ参考にしてください。

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