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防犯コラム

侵入窃盗の5割が窓から。今の家、大丈夫?
防犯の備えが、台風にも。

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2025.08.07 朝日新聞広告 掲載記事
フリーアナウンサー・木佐彩子さんと防犯対策専門家・京師美佳さん

フリーアナウンサー・木佐彩子さん(左)、防犯対策専門家・京師美佳さん(右)

強引な侵入事件など物騒なニュースを見て「我が家は大丈夫だろうか」と不安に思ったことはありませんか?
より安心で快適な住まいを考える上で、今、リフォームでの防犯対策が注目されています。
住まいへの関心が高いというフリーアナウンサーの木佐彩子さんが防犯対策専門家の京師美佳さんに侵入窃盗の傾向や対策について聞きました。

凶悪化する強盗の手口 侵入させないポイントとは

木佐彩子さん

木佐 最近見聞きする物騒な侵入窃盗などの事件では、以前より強引なケースが増えていますよね。犯罪の傾向は以前とは変わってきているのでしょうか。

京師 はい。昭和・平成と令和の犯罪では、全く異なっていると思った方がいいと思います。過去の犯罪では、空き巣や強盗の多くは単独犯で、プロによるものでした。しかし、現在は指示役がいて、実行役はSNSなどで集められた素人という闇バイトと呼ばれる犯罪が増えています。

木佐 留守宅ばかりではなく、在宅でも狙われて、連れ去られた事件や強盗事件が都内や千葉・埼玉などでもありましたね。

京師 指示している側にしてみれば、実行役は捨て駒のような存在ですから、中に人がいても、「行け」と指示します。強引なケースが増えているのはそのためです。

木佐 私自身も子どもが留守番をしている時に何かあったらどうしようと心配ですし、離れて暮らしている夫の両親も、すごく不安がっていました。何か身近にできる対策はありますか。

京師 実は、侵入窃盗の被害にあった住宅の半数以上が、窓からの侵入であることがわかっています。そのため「外からの侵入を防げる窓」にしておくことが大切です。

一戸建て住宅の侵入窃盗の侵入口<総数12,475件(令和6年)>

侵入窃盗の被害にあった
一戸建て住宅の半数以上が、窓からの侵入。

狙われやすいのは窓 犯人が諦める三つの対策

木佐 窓ですか。考えてみれば、侵入口となりやすいのでしょうが、なかなか対策できていないのが現状かもしれませんね。狙われやすい家、狙われやすい窓はあるのでしょうか。

京師 やはり、築年数が経っている古い家は、セキュリティーも甘く、ガラスなども薄いため狙われやすいと言えます。

木佐 古い家の目安はあるのでしょうか。

防犯対策専門家・京師美佳さん

京師 おおよその目安ですが、築20年から30年経ってくると住宅はどこかしらに不具合などが生じ、皆さんリフォームを考えるのではないでしょうか。外壁や水まわりなどを見直そうと考えたタイミングで、住宅の防犯についても考えてみてほしいと思います。

木佐 「外からの侵入を防げる窓」とは、どんな窓なのでしょうか。

京師 まず一つ目は、ひびが入っても割れない防犯ガラスに替えることです。二つ目は、今ある窓の内側にもう一枚窓を取り付けて二重窓にすること。三つ目が窓自体を二重のロックがかかる窓などに取り替えることです。

一般的なガラス、安全合わせガラス

「安全合わせガラス」

破れにくい特殊な膜を挟んだガラスで、こじ破りや打ち破り対策に効果的。
破片が飛散しにくく、台風や地震などの災害時も安心です。

木佐 それらは取り替えれば、犯罪者目線で外からもわかるものですか。

京師 もちろんです。防犯ガラスにはマークやステッカーが付いていますし、二重窓は外からでもわかります。割れにくかったり、侵入するのに時間がかかったりする窓であれば、犯人も侵入すること自体を諦めます。データでは、侵入に5分かかれば、約7割が諦めるということがわかっています。

内窓インプラス

「内窓 インプラス」

窓が二重になることで、侵入までの時間を稼ぎ、視覚的な抑止効果も。

木佐 自分で貼ることのできる防犯フィルムなどもありますが、やはりガラスや窓を取り替える、二重窓にする方がいいのでしょうか。

京師 防犯フィルムは劣化もしやすく、長い目で見ればリフォームの方がリーズナブルで安心と言えるのではないでしょうか。さらに、守りの防犯だけではなく、センサーライトや監視カメラの設置など攻めの防犯対策も検討してほしいですね。

押さえておきたい防犯の四原則

時間

5分かかれば、
約7割が諦める

人の目

防犯カメラで
監視・威嚇

光で近づきにくい
環境づくり

100デシベル以上の
音量で威嚇

※警察庁「住まいる防犯110番 万全ですか?住まいの防犯対策」

台風シーズンにも安心 防災にもメリットのある窓リフォーム

木佐 丈夫な窓は、近年規模が大きくなっている自然災害からも家と家族を守ってくれそうですね。

京師 その通りです。これからの台風シーズンは、大雨や強風による飛来物などによって薄い窓では、割れてケガをするリスクもあります。

木佐 大型の台風も怖いですし、最近はひょうなどの被害も増えていますよね。

京師 二重窓にすれば防災面でのメリットはもちろん、密閉度も上がるため、家の冷暖房効果も高くなります。窓のリフォームには国からの補助金もありますし。

木佐 様々なメリットがあるんですね。心配しながら暮らしている両親にプレゼントしたいと思いました。

京師 安心して暮らしてほしいという思いをプレゼントするのはすてきですね。

木佐 これまでそれほど気にしていませんでしたが、自分と家族がほっとできる家、安心してくつろげる家であるためにも窓を見直しておきたいですね。

プロフィール

木佐彩子さん
 きさ あやこ

木佐 彩子さん

フリーアナウンサー
1971年生まれ、東京都出身。94年フジテレビに入社。「プロ野球ニュース」「FNNスーパーニュース」「めざましテレビ」など多数の番組を担当。2000年に結婚、翌年出産を機に退社。06年フリーアナウンサーとして復帰し、テレビ番組の司会など幅広く活動する。

京師美佳さん
きょうし みか

京師 美佳さん

防犯対策専門家
防犯ガラスメーカーで、セキュリティ事業部長、防犯アドバイザーなどを経て独立。2005年京師美佳セキュア・アーキテクトを設立し、09年に一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事に就任。講演、テレビ、新聞、雑誌などで防犯の啓発活動を展開する。

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