対話を大切にしながら、一人ひとりの成長につながる教育プログラムを考える

生産技術

榎戸工場 設備課

S.O / 2020年入社 
機械工学部系

#新卒 #新たな目標 #挑戦から得た喜び

私は、現在所属する設備課の一員として、生産設備の導入・更新・改善による生産性向上に努めています。また自身の成長につなげるため、他拠点と合同のプロジェクトやお客様への工場案内、採用イベントなど、本業以外の業務にも積極的に携わっています。2022年からは「新人研修改善プロジェクト」にも携わってきました。榎戸工場は、洋風便器や洗面器などの衛生陶器の原料調合から成形、検査までを担う一貫工場であり、近隣工場や品質部門などさまざまな部署からも新人が学びに来ます。プロジェクト発足前は「研修の目的が分からない」「自部署に戻った後の仕事に役立つ内容としては学ぶ機会が乏しい」など、受講者にとって期待に反する研修になっていました。プロジェクト発足後は「受講者がスムーズに配属先に入るための研修にする」という目的を掲げ、受講者に応じたプログラム内容へ変更してきました。研修内容の工夫や研修中のサポート強化などで改善を重ね、受講者の満足度は上がり、従業員のエンゲージメント向上にもつながっています。

2024年度の1年間はプロジェクトリーダーを務めました。リーダーとして活動した中で特に大切にしたのは”対話”です。受講者一人ひとりに合わせたプログラムを組むのはもちろん、受講者が持つ可能性を最大限に発揮できるように、仕事やキャリアだけでなくプライベートな部分も相談できる精神的な支えとなるメンターとしてプロジェクトメンバーでサポートしました。その中で面談の場を設け、受講者が納得して学べているか、何か問題を抱えていないかなどを確認し、受講者の不安を取り除く機会を作りました。また、受け入れる側のメンバーにも研修目的をしっかりと伝え、目的に沿った研修内容にするためのすり合わせを行い、受け入れる側との対話も重要視しました。面談や各部署への説明には時間がかかりますが、対話の中で受講者自身が気付くこともあり、一方的な研修ではなく、本人が納得して取り組むことで満足のいく結果につながっていると思います。

このような対話の重要性は、本業の設備導入や改善を行う上でも感じています。例えば設備の改善をする場合、使う現場のメンバーの意見を聞いた上で、こちらの意図や目的を伝えて、相手が腹落ちすることを意識しています。改善を自分ごと化してもらいお互いの意見を出し合うことで、よりブラッシュアップした改善ができると思っています。

プロジェクトリーダーには、自分の担当分野をこなすだけではなく、全体の運営を進めていく役割もあります。受講者との面談以外でも、プロジェクトメンバーとの対話やさまざまな立場からの意見をうかがいながら、ベストな方法を見出していく。大変でしたが、新たな答えを見つけていく楽しさもありました。
プロジェクトに携わり、受講者から直接「現場の方が課題も含めて本音で教えてくれた」、「どんな仕事があるか説明があり、キャリアを気付く材料になった」などの喜びの声をもらうとやりがいを実感すると同時に、マネージャーの視点で見られるようになった学びも大きいと感じています。マネージャーという役職にも興味が出て、自分なりの理想のリーダー像が見えてくるなど、自身のキャリアを考える機会にもなりました。これからも、どんな業務でも積極的に取り組み、自分自身の成長につなげていきたいと考えています。

*所属・内容等は取材当時のものです。