「人の気持ち」を大切に、目的を共有し達成する

K.K

トイレ・洗面事業部 トイレ・洗面SC部 大谷工場 技術課
2012年入社 環境科学研究科 環境科学専攻

自ら開発した技術が目の前で成果をあげる喜び

私は現在、トイレ・洗面事業部にてモノづくりの効率化・自動化を推進するためのプログラムの製作や、新規製造技術の開発に取り組んでいます。具体的には、工場内の作業で人間が担当している箇所において、機械に置き換えたほうがトータルでのランニングコストが抑えられる部分をロボットに置き換えていくという仕事です。

単純に人間が担当する作業をすべてロボットに代替するという話ではなく、置き換えを検討する前に人の動きを最大限効率化させる必要があります。それができれば、あとは機械で再現することで最適な自動化が可能となるので、まずは人間の作業上の無駄をなくすことが重要なポイントとなります。置き換えを実施するにあたっては、人間の動きを再現するロボットの設計、そしてそれを動かすためのプログラミングも自ら行います。

新たな挑戦ために最も大切な「人の気持ち」

現場の人にプロジェクトや案件に協力してもらう際には、やってほしいことだけを伝えるのではなく、最終的な目的を共有することを大切にしています。目的に向かって何をして欲しいか、また目標が達成された際に、現場にとってどのようなメリットがあるかをあらかじめ説明することで協力してくれる皆のモチベーションを高めます。新しいことに挑戦していく中で、まず先立つものは「人の気持ち」ですので、そこを意識しています。

ちょうど私が入社した頃、工場において今まで以上にロボットを活用していこうという流れがリクシルとして強まっていた時期でした。入社の前年まで、工場に導入されていたロボットは1体だけという状態であり、そもそも現場の人たちはロボットを導入することに対してネガティブなイメージを抱いていました。

「動機づけ」を意識して現場の人にロボットやプログラムについて教えながら過ごすうち、現場に蔓延していたある種のロボットアレルギーのようなものを徐々に払拭することができました。

リクシルだからこそ挑戦できる目標に向けて

生産技術への配属が決まってから、生産システム工学という分野を自主的に学び始めたのですが、その学問が掲げる「生産技術の究極目標は持続可能な生産活動の構築にある」という考え方に感銘を受けました。地球環境が悪化の一途をたどる中、企業の生産活動には資源の持続可能な利用が求められます。当工場においても、エネルギーの高効率化や生産過程で生じる廃棄物のリサイクルなど、省エネやエコを促進できる要素を積極的に取り入れていくことが今後の私の目標です。

具体的なことで言えば、工場では木材を利用している関係で廃材が多く出るのですが、その廃材を発電に再利用できるよう検討を続けています。そのために必要となる電気系資格の取得に向け、まさに現在勉強しているところです。学生時代から漠然と抱いていた、環境面でも社会に貢献していきたいという想いがようやく形になってきているのを実感しています。

*所属・内容等は取材当時のものです。

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