4月20日に開催された、「NIKKEI Real Estate Summit 2022 人・環境に優しい次世代の住まい~高断熱・高気密の進化を考える~」。執行役専務 LIXIL Housing Technology (LHT) 担当の吉田聡が登壇し、住まいの断熱の大切さやLIXILの取り組みを紹介しました。
産官学からパネリストが集い、これからの住まいを議論したこのイベント。国土交通省の高木直人氏は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、住宅の高性能化を推し進める国の施策を紹介。近畿大学教授の岩前篤氏からは、住宅の断熱が住む人の健康につながることが示されました。
LIXILの吉田からはまず、家庭のCO2削減が強く期待されていることをお話しました。家庭部門に課せられた2030年削減目標は、2013年度比66%。その実現のカギは、”日本の住宅の9割が断熱不足”という現状を変えることにあります。特に窓の断熱リフォームは、大きな効果があります。
住まいに関わる企業として力を入れているのが、エコと快適さを両立できる商品やサービスの提供です。例えば、より多くの方に最適な断熱リフォームを選択していただけるよう、窓断熱などの部分的で簡易なものから、ひと部屋断熱、一棟まるごと断熱などニーズに応じたリフォーム方法を提案しています。
人生で最も大きな買い物の一つである「住宅」。人は、この「住宅」で、長年に渡って暮らしを共にします。だからこそ、住まう人にも地球にも心地よい選択、つまり省エネ性能の向上が大切です。サステナブルな暮らしに舵を切っていけるよう、LIXILは取り組みを加速させていきます。
NIKKEI Real Estate Summit 2022
人・環境に優しい次世代の住まい
~高断熱・高気密の進化を考える~
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