LIXILとJICA(国際協力機構)は世界の衛生課題の改善に向けてさまざまな場面で連携しています。
このたび、JICA北海道が実施する課題別研修の一環で、アフリカで給水・衛生分野の行政官を務める9名の方々が来日し、LIXILショールーム東京をご案内しました。研修員はブルキナファソ、コートジボワール、中央アフリカ、マリ、マダガスカル、セネガルの6か国から参加しました。
研修ではショールームで日本の最新の住宅設備を見学いただいたほか、LIXILの衛生課題の解決の取り組みについてご説明しました。研修員の方々の母国ではいまだ屋外で排泄が行われており、衛生環境の改善が喫緊の課題となっています。その一つの解決策として、開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」や手洗いソリューション「SATO Tap」を含む、LIXILのSATO製品をご紹介しました。
参加者からは製品の仕組みをはじめ、耐久性やリサイクル方法、ビジネスの仕組みなどについてたくさん沢山のご質問やご意見をいただ頂き、大変実りのある時間となりました。研修の感想としてある研修員の方からは、「日本の衛生的なライフスタイルについて母国に紹介し、そうした世界もあるということを知ってもらい、まず自分たちが取り組めることの一つとしてSATOの導入について啓発していきたい」といったコメントを頂きました。
LIXILでは、革新的で低価格なトイレと手洗いソリューションの提供により、これからも世界の衛生課題の改善に向けて取り組んでいきます。
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