効率のよい風による自然換気は、風上から風下へ流れる風により実現できます。
一方外壁面の片面にしか開口のとれない室内では、給気と排気が風に対して同じ向きの開口となるため、効率よい換気は望めませんでした。
外壁に沿って流れる風を取り込むことにより、多くの建築プランに存在する「外壁面の片面にしか開口のとれない室内(片面開口居室)」にも効率の良い風による自然換気を導入!!
建物にぶつかった風(青い線)は、建物の壁面に沿って流れます。また風上だけでなく、風量は少ないながらも風下にも壁面に沿った風が流れています。
外壁の一面にしか開口を設置できない場合、給気と排場気の開口が同一のため、効率のよい風力換気は望めません。
屋外に風:温度の低い空気(青い点)が流れても、あまり室内に風を取り入れる事ができず、室内の暖かい空気(オレンジの点)も屋外に排気されていません。
一方の障子で風をとらえ、他方で排気するため風の流れが生まれ、スムーズな換気が行えます。
屋外に風:温度の低い空気(青い点)が流れると、室内に風を取り入れ、室内の暖かい空気(オレンジの点)は屋外に排気されています。
上下逆開き勝手の障子により、壁面に沿って流れる風を取り入れ排出する実験動画です。解かり易くする為に室内側にスモークを炊いています。上部の窓より、スモークが外部に排出され(排気)下部の窓付近のスモークが、室内に流入する(給気)風の流れにのって、室内に広がっています。