屋根そのものを構造材とすることで、”中骨レス”という新しい発想のカーポートが生まれました。
屋根部はすべてアルミを採用。強度を確保しながら、わずか40mmという薄さも実現。
梁が見えない「屋根」と「柱」だけのシンプルな構成は、どんな住宅にも美しく調和します。
屋根の片側に勾配を設けることで雨水を誘導。
よりすっきりとした美しいカーポートを目指して、「SC」は雨樋を屋根・柱に内蔵。雨樋としての機能はそのままに凹凸を削ぎ落とすことで、従来のカーポートとは一線を画すノイズレスなフォルムを実現しました。
横樋は屋根に内蔵
縦樋は柱に内蔵
ネジやボルトといったパーツを表から見えないように配慮し、コーナー部分のキャップも極小化。
カースペースにノイズを生まないデザインを細部まで追求しました。
German Design Award(ドイツデザイン賞)は、1953年設立のドイツデザイン評議会(ドイツ連邦議会後援)が主催している、国際的に権威のあるデザイン賞です。iFデザイン賞、レッド・ドットデザイン賞など世界各国のデザイン賞を受賞し、優れたデザインであると認められた商品の中から、ドイツデザイン評議会の推薦を受けた商品のみが受賞候補となります。2019年度は、世界中から5400件以上の作品が推薦され、「カーポートSC」はExcellent Product Design / Building and Elements部門のWinnerに選出されました。
選定商品:SC1台用
iF(アイエフ)デザイン賞は、国際的な組織インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が近代デザイン発祥の地ドイツではじめた「世界で最も権威のある国際的なデザイン賞」の1つで、2018年度の優れた工業製品の1つとして選定されました。
選定商品:SC1台用
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度」であり、暮しや社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的としたデザイン賞です。さらに2017年度グッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た”グッドデザイン・ベスト100”に選出されました。
選定商品:SC 1台用・SC 2台用・SC ミニ・SC1500 1台用・SC1500 2台用
JIDAデザインミュージアムセレクションは、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が主催するデザインアワードで、文化的意義のある工業製品を選定し、現物を収蔵するなど次世代につなぐ役割を果たしています。19回目となった2017年度の選定品は合計50点で、その中のセレクション賞に選定されました。
選定商品:SC1台用
目指したのは”脱ポリカーボネート”。
屋根材も含めたすべての部材をシャープなアルミ形材で構成。
金属光沢を抑えたマットな質感※により、住宅外壁や景観になじむ、落ち着きのある佇まいを演出します。
シャイングレーF
ナチュラルシルバーF
ブラック
※「シャイングレーF」と「ナチュラルシルバーF」は光沢を抑えたマット仕上げです。
カーポートSCならではのフラットな天井面を、ナチュラルな木調色で仕上げました。天然木を思わせる豊かな表情が、心地よいぬくもりをもたらしまします。
ブラック+オーク
ブラック+チェリーウッド
ブラック+クリエモカ
屋根材と柱を異なるカラーで組み合わせることも可能。
単色のボリューム感が軽減され、より住宅と調和する”視覚的な軽さ”が生まれます。
「カラー&テクスチャーサンプル」ページでは商品素材の色味や質感を画像を拡大して確認頂けます。お気に入りの色を見つけて下さい。
シャイングレーF×ブラック
ナチュラルシルバーF×ブラック
1背景になじむ柱カラーを選択することで、空間がすっきりとまとまります。
屋根材をすべてアルミで構成した「SC」なら、直射日光を遮ります。
夏場に車内が高温になるのを防ぐとともに、大切な愛車を色褪せや日焼けからも守ります。
一般的なポリカーボネート屋根の場合、天井から汚れや落ち葉などのゴミが透けて見えて、見映えにも課題がありました。「SC」の屋根は、視線を遮るので、汚れや落ち葉が気になることはありません。
図の範囲内のお好みの屋根部分に設置可能。
※照明の配置には条件があります。照明の設置可能範囲は、規格価格表カーポート編①(別冊)をご覧ください。
天井の任意の場所※にダウンライトの設置が可能です。配線を屋根や柱の内部に通すことができるため、見た目もすっきり。柱付の照明にはないスマートさで明るさを確保できます。
配線はカーポートに内蔵
(イメージ図)
「SC」は、天井の任意の場所にスポットライトの設置が可能です。配線を屋根や柱の内部に通すことができるため、見た目もすっきり。柱付の照明にはないスマートさで、明るさを確保できます。
アルミ形材の屋根材を梁に組み付けるシンプルな構造。屋根材を1枚ずつボルトでしっかり固定します。
柱と梁の組立ては、一般的なカーポートと変わりません。柱を立てて、ブラケットを取り付け、梁を組み付けるという手順になります。屋根材の取付けは、回すように差し込んで仮留めし、ボルトで固定していくだけ。一人でもスムーズに施工できます。