ビルや鉄橋で使用されているH形鋼は、丈夫なためスパンを長くすることができます。DRP89neoは、これと相似した力学原理であり、複雑な小屋組の必要がなく小屋裏の有効利用が実現できます。
※上記は一般地・積雪30cm・5寸勾配・軽い屋根の場合です。
耐震性能で思い浮かぶのが、壁や柱などの垂直面の強度です。
しかし、床や屋根などの水平面がそれを上回る強さがないと、効力を発揮できず、いざ地震が起きたときに建物が倒壊する恐れがあります。DRP89neoは一般在来工法の約5倍に相当する床倍率3.56倍※という強い水平力を確保。大地震でも安心な住宅性能表示の構造等級2・3レベルを実現できます。
※高床倍率仕様、5寸勾配の場合
※床倍率には、大臣認定制度の仕組みがないため、住宅性能評価機関の独自評価となります。DRPⅢでは、(財)日本住宅・木材技術センターにて床倍率試験を実施し、住宅性能評価機関である(株)日本住宅保証検査機構(JIO)で評価される仕組みがあります。(設計仕様により異なります)
鉛直力、水平力に対して強く抵抗する性能に加え、台風などの強い風による吹き上げに対しても、専用ビスを用い、躯体に緊結するので飛ばされる力を抑えます。
高い遮熱性能で屋根面からの熱を効果的にさえぎります。
夏場の実験※で約40℃もの熱をカットできました。
※右のイラストは2002年7月26日埼玉県での実験値です。
イラストと実例物件とは異なります。
DRP89neoの断熱性能は、一般的な断熱材(クラスウール)と比較すると、約2.5倍の断熱性能があります。
DRP89neoは、一般在来工法で必要な防湿フィルムや通気層などの施工が不要な優れた性能を持っています。また、パネルは物件に合わせたサイズにジャストカット※3している為、現場では余計な端材が発生しません。
■防湿フィルム施工なし
■タル木施工なし
■通気層施工なし※1※2
■野地合板施工なし
■断熱材施工なし
■あおり止め金物施工なし
■物件に合わせたジャストカット対応※3
※1 温熱4等級評価を受ける際、屋根材が限定される場合があります。
※2 屋根勾配3寸〜12.5寸の場合。
※3 製作範囲以内でのジャストカットです。