奥様のお父様が建てられた家を住み継がれたK様ご夫婦。住み慣れた間取りはそのまま活かし、快適で安心な暮らしを求めて、断熱と耐震のリフォームを実施されました。
K様ご夫婦、お孫さんと一緒に
リフォーム後のK様邸
子どもたちも巣立って、夫婦ふたりの生活になるにあたり、できる限り快適に暮らしたいという想いからリフォームを考え始めました。築40年の古い家なので、窓からの隙間風もあり、冬はとにかく寒く、夏はすこぶる暑い。さらに耐震性への不安もあったので、工務店さんに相談したところ、高性能な断熱リフォームがあり、条件によっては補助金も利用できるという話を聞き、具体的に検討を進めました。
家の断熱性が体感できる施設があるということで、LIXILの住まいStudioにお邪魔しました。「昔の家」「今の家」「これからの家」という断熱性の異なる体感ルームがあり、わが家はまさに「昔の家」だと再認識しました。断熱性の高い「これからの家」の暖かさの違いを体感し、リフォームでこんなに暖かくなるのか正直なところ半信半疑でしたが、快適な暮らしへの期待感が高まりました。
高性能な断熱リフォーム工法ということで、対応できる工務店は限られましたが、紹介いただいた工務店は、こちらのいろんな要望や変更も聞き入れてくれて助かりました。今回のリフォームは、床もすべて剥がしての工事だったため、住みながらではなく3ヶ月程度家を空けました。家財道具を残したままという不安もあったので、信頼できる工務店を紹介してもらえて良かったです。
リフォームを終えて、ひと冬越えましたが、住まいStudioで体感したとおりの暖かい暮らしが日常になり、冬の朝でも室温は15・16℃くらいあります。給油が面倒な石油ストーブ、石油ファンヒーターもなくなり、こたつや敷物も不要に。また冬の日課だった窓の結露の拭き取りからも解放され、お掃除もラクになりました。家の中でも厚着をして、いろんな寒さ対策をしていた以前の暮らしのことを忘れてしまいそうです。
週末になると娘たちの家族が遊びに来るのですが、部屋の扉を開けっ放しにしておけば、新しくつけた床暖とエアコン一台で十分暖かいので、孫たちが家中走り回って遊んでも、寒さや石油ストーブが危ないなどの心配することもなく、安心して見ていられます。はじめは半信半疑でしたが、断熱リフォームで高性能住宅にリニューアルすることができ、暮らしの質がよくなったと満足しています。
思い出の詰まった家を大切に
柱のキズはそのままで寒さ解消
お子さんたちが独立して
ご夫婦が暮らしやすい住まいに
耐震性と家の傾きを改善し
地震への不安も解消
現地調査の結果、構造躯体は全体的に保全されていましたが、壁・天井にかろうじて入っていた断熱材も劣化が激しい状態でした
リフォーム前 外観
屋根 和瓦のズレ
小屋裏 無断熱
壁・天井 断熱材の劣化
床下 束石にひび割れ
全体工事費(税抜)
1,141万円
※諸経費等は含まれません。
※リフォーム費用は本物件の事例です。実際のリフォーム費用は工事会社様、建物の規模・状態、改修内容等の諸条件により異なります。
※お客様の声は、断熱リフォームの効果・効能を保証するものではなく、また感じ方には個人差があります。