都市計画法第9条で、市街地における火災の危険を防除するため、防火地域と準防火地域が定められています。
市街地の火災を防除するために各市町村で下記の種類の地域が定められています。
(凡例)
防火地域 | 町の中心部、主として商業地域に指定されることが多い。 |
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準防火地域 | 防火地域をとりまき、比較的防火上重要な地域が指定されます。 |
法22条指定区域 | 都市計画区域内外にわたり指定されている準防火地域を囲むように指定されています。 |
外壁の延焼のおそれのある部分で、防火設備を使用しなければならない開口部は下記のとおりです。
対象建築物 | 対象部位 | 防火設備の種類 | 法令 |
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耐火建築物 | 外壁の開口部で延焼の おそれのある部分 | 遮炎性能を 有する防火設備 | 法第2条第九号の二 令第109条の2 |
準耐火建築物 | 法第2条第九号の二 令第109条の2 | ||
防火地域内または 準防火地域内の建築物 | 準遮炎性能を 有する防火設備 | 法第61条 令第136条の2 |
イ. 隣地境界線、道路中心線から1階で3m以下、2階以上では5m以下の距離にある建築物の部分
ロ. 同一敷地内に2以上の建築物(延べ面積の合計が500m2以内の建築物では、1棟とみなされる)があるときは相互の外壁間の中心から、1階で3m以下、2階以上では5m以下の距離にある建築物の部分
LIXILが販売する防火戸(防火設備)には以下の種類がありますが、防火戸FGシリーズは住宅用の個別認定品になります。
※一般社団法人 カーテンウォール・防火開口部協会(以下、『カ・防協』という。)認定品とは異なります。
防火戸シリーズについて、下記の情報が必要な場合は、「LIXIL防火戸登録制度ホームページ」をご活用ください。
①大臣認定番号一覧表
②対応可能となるガラス仕様