「心地の良いお庭のある暮らし」の座談会(前編)

庭づくりの座談会

あなたらしい理想のお庭とは?
参考事例で見るお庭の活用術。

お庭まわりのお悩み解消!座談会(前編)

「心地の良いお庭の
ある暮らし」の座談会(前編)

参加者 Profile

※上部写真の左から紹介

Kさん(主婦)30代

海からほど近い、築5年の戸建てに夫と3人の子どもと暮らす。庭のウッドデッキをBBQなどで活用。

Aさん(主婦)30代

築5年の戸建てに夫と8歳と5歳の子どもと暮らす。旗竿地に建ち、同時期に竣工した家と庭部分を共用している。

Mさん(自営業)30代

夫と2歳8ヶ月の子どもと暮らす。現在はマンションに住み、戸建てを検討中。

集まっていただいた3人の共通点は小さなお子様がいらっしゃるという点。
「子育て」x「お庭」のリアル意見が次々に…。
悩みもあれば理想もある。お庭を活用した子育て術がきっと見つかるはず。

子育て真っ最中! ママたちの理想のお庭とは?

子育て真っ最中! ママたちの理想のお庭とは?

M:家を建てたらやっぱりウッドデッキは設置したいです! うちは子どもがまだ小さいので、目が離せなくて。外に出るときは常につきっきり。だから靴を履かなくても気軽に外に出られて、ある程度自由に遊ばせられる場所としてウッドデッキが庭にあったらいいですよね。マンションのベランダだと、どうしても遊び方が限られてしまうので。

K:ウッドデッキはすごくいいですよ。家の中で子どもたちが騒いでいても、ちょっと外に出るだけで静かになってくれます(笑)。それにうちは今、下の子がちょうどハイハイ期で外に出掛けて遊ぶことができないんです。でも上のお姉ちゃんたちは外で遊びたい・・・そんなとき「いいよ、お庭で遊んでおいで」と言えるので、縄跳びやお絵かきをさせて遊ばせることができるんです。公園と違って、完全につきっきりでなくてもいいし、クーラーの効いた部屋から目が届くのは、とてもありがたいです。赤ちゃんを連れての公園は本当に辛いので。

M:家で仕事をしている身としては、とてもうらやましいです。部屋で仕事をしながら、庭で遊んでいる様子を見守ることができる。まさに私の理想です! 外に椅子を置けば気分転換もできるだろうし。でも暑い日だと、子どもたちも外に出なくなっちゃったりしますか?

K:そんなことはないですよ。ただ、夏だけはシェードを取り付けるようにしました。部屋に入れば、すぐに冷たい飲み物を飲ませることもできますし、涼ませることもできるので親としては安心です。冬でも暖かい日には、ウッドデッキにシートを広げてブロックのおもちゃなどを持ち出して遊ばせています。

M:部屋の汚れを気にせず、遊ばせられるのもいいですよね。この前、家の中で遊べる砂場セットを買ったんですが「シートの上だけでやって!」と言っても、結局、砂が散らばってしまって大変ですもん(笑)。

A:ウッドデッキや庭があると夏にプール遊びができるのもいいですよね。子どもたちもすごく楽しそうですし。

M:庭があるからこそできる遊びですよね。ベランダだとどうしても広さが足りなくて。プールならお出掛けできないときでも、子どもも親も気分転換できる気がします。それに公園だと、子どものトイレや親の疲れとかで1時間も滞在できないときもある。庭なら安心して遊ばせられそうです。

子育て真っ最中! ママたちの理想のお庭とは?の事例紹介

忙しいママたちにとって使いやすいお庭とは?

忙しいママたちにとって使いやすいお庭とは?

K:壁や屋根を付けてみたいな、という気持ちはあります。雨が降っても洗濯物が濡れないし、囲いがあった方がひとつの空間としても使いやすそうですし。木を植えてみたりもしたんですが、欠局、枯らしてしまって…。正直、全然手入れができていないというのが現状です。子どもができてから仕事を辞めたので、ガーデニングくらいならと思ったんですが、それも思うようにいかなくて…。芝生をもう少し狭くしてもよかったかもしれないと少し後悔しています。

M:芝生は手入れが特に大変そうですよね。うちの実家は、庭に木や芝生を植えていたんですが、建て替えのときに木を全部抜いてスタイリッシュなコンクリートの庭にしていました。駐車場と家までの通路に屋根があって、雨でも濡れずに荷物の出し入れできるのがすごくいいなと思いました。庭木は日常的に手入れが必要なものだから、お手入れする人がいないと大変ですもんね。

A:うちも駐車場と緑を植えられるスペースがあるんですが、手入れのことも考えて芝生にしませんでした。

K:畑を作るともっと大変ですよ(笑)。雑草を抜いたりとか手間がかかって。でも育てたプチトマトやきゅうり、枝豆、ひまわりたちを見るとやっぱりうれしくなりますね! 畑はウッドデッキからすぐのところに作ったのでパッと出られるのもの気に入っています。

A:お料理の途中にパッ≠ニひらめいてキッチンからウッドデッキを経由して新鮮な野菜を収穫できるなんて、とても贅沢ですよね。

忙しいママたちにとって使いやすいお庭とは?の事例紹介

プライバシーを保てるお庭とは?

プライバシーを保てるお庭とは?

K:家を建てるとき、塀を設置するか迷ったんですが、周りに塀のないオープンなお宅が多かったので、うちも設置しなかったんです。でも実際は気になっていて(笑)。 どうにか目隠しできればなと思っているんですが、どこをどうしたらいいかわからなくて…。

M:この前、ご近所の方が駐車場でBBQをしていたんですが、丸見えすぎて通るほうも気になりました(笑)。

A:閑静な住宅街だと囲いがある家も多いですよね? 自分のところだけなかったら浮くのかなと思ってしまったり、そういう地域性も関係あるのかなって思います。オープンな地域で自分の家だけ囲ってしまうのも逆に目立ちそうですし、ご近所さんとうまくお付き合いしていきたいという気持ち、すごくよくわかります。

M:丸見えも嫌だし、逆に囲いすぎても嫌だったりしませんか? 不審者もかえって隠れやすいのかなとか。木を植えたりすればいいんでしょうか?

K:一部分しか見えないのがいいのかも。プールはこっち、BBQはこっち、雨が降ったらこっちと、部分的に使うことができるのが一番の理想ですよね。

プライバシーを保てるお庭とは?の事例紹介