“伝説の家政婦”タサン志麻さんと作る
リシェルSIの理想のキッチンライフ
様々なメディアで取り上げられ、
話題沸騰のタサン志麻さんが
リシェルと一緒に作る理想のキッチンライフ。
誰でも簡単に美味しく作れるプレミアムな
レシピや便利な機能を一緒に考えていきます。

Profile
タサン志麻 - SHIMA TASSIN
フランスの三ツ星レストランで修業した経歴を持つ
「予約が取れない伝説の家政婦」。
各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼ぶ。

リシェルと
志麻さんの出会い
「とことん料理を楽しむキッチン」がコンセプトのリシェルと「楽しく料理し、楽しく食べる」という志麻さんの想いが重なり実現したタサン志麻さんのリシェルアンバサダー就任。
家政婦として 1,500 軒以上のお宅のキッチンで料理を作ってきた志麻さんは、料理することにマイナスのイメージを持っている人が多いことを実感し、ラクでありながら美味しく、そして何より楽しい料理を提案されています。
その想いは、機能性と意匠性が両立したプレミアムでエフォートレスなキッチンを作り続けてきたリシェルとも通じるものです。
使いやすさと美しさを追求し、磨きあげられたリシェルは、 「かゆいところに手が届くキッチン」と志麻さんも大絶賛の理想のキッチンです。

お気に入りポイント1
Wサポートシンク
洗い物まで含めてが料理と感じていますが、
シンクという場所が洗い物をする場所だけではなく、料理をする場所としても使えるように
なっていて素晴らしい!

お気に入りポイント2
ハンズフリー水栓
手やモノを洗う工程は料理中に何回もあることなので、ちょっとしたことでも積み重なると大きくなって、それがストレスになったりしますが、自動で水が出てくれるのはすごくラクだし衛生的で嬉しいですね。

お気に入りポイント3
セラミックトップ
オーブンをよく使用するので、熱いもの※を
そのままおけるのは便利ですし、キズにも強い丈夫なワークトップは魅力的です。
※ 加熱した鍋を置くと、表面が熱くなるので鍋敷の使用をおすすめ
します。

リシェルの進化を
一緒に考える
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NEW! 第3回 調理プロセスと家事動線を比較分析する行動観察
志麻さんのご自宅での調理行動観察から、LIXILのラボへと場所を戻して実施した第3回目のワークショップでは、一般の方と志麻さんが同じ条件で調理を行い、キッチンの使い方の違いを観察します。
リクシルの動画解析を利用し、以前に調理行動観察を行った46名のモニターの皆さんの中から特長的な2名を選定し、道具や調味料の位置、使用時間を把握。データとして抽出し、志麻さんとの比較を行います。
今回のメニューは「照り焼きチキン・きゅうりの酢の物・ごはん・味噌汁」の4品。
志麻さんは、いつもながら流石の段取りと手際の良さで調理を行い、43分で4品を完成。そして、料理が完成した時には片付けもほとんど終わっており、スキルの高さを改めて感じます。
志麻さんが一般の方と違うことはもちろんですが、一般の方でも料理の経験やスキルによってキッチンの使い方や調理方法がここまで違うとは思ってもみませんでした。誰もが使いやすいキッチンを開発することの奥深さと大変さを実感します。
比較することでわかった具体的な違いは、ワークトップの使い方と洗い物の仕方にあらわれているということ。
J1さんは、調理の知識自体はあるものの、片付けや段取りなどの全体把握が苦手で、調理中は調理に集中しているが故に、ワークトップにほとんど隙間がないくらいに物が溢れ、洗い物もどんどんシンクに溜まっていきます。
D2さんは、調理の知識があるのは同じで、手際がよくワークトップはそれほど散らかることもほんとどありません。しかし洗い物はある程度まとめて行うため、シンクには必ずと言っていいほど洗い物がある状態で調理を行なっています。
志麻さんと一般の方の行動観察の様子 ※100倍速再生 そして、志麻さんはというと、ワークトップもシンクもいつでも最小限のモノしかなく、調理スペースがしっかり確保されています。調理にかかった時間も、D2さんと比較しても約13分も早いという結果に。使い終わったものは道具はその場で洗い、片付けることが徹底されていました。
調理後志麻さんには、他のお二人の調理の様子を見てもらい、調理の段取りとキッチンの使い方を中心に自分との差はどこにあるのかを確認してもらいます。
すると「一度使ってもうそのあとは使わないものはすぐにしまうようにしたい」や「そもそも使う道具が多い」などと言ったコメントや、「洗い物は溜めておくとストレスに感じるから、料理を楽しむためにも、こまめに洗いたい」といった意見が出されました。
一見するとある程度まとめて洗い物をしたほうが効率が良さそうに感じますが、志麻さんはそのことによるストレスに起因して、料理が楽しくなくなってしまうことをとても懸念しているのが印象的でした。
「料理をとことん楽しめるキッチン」であるリシェルとも通じる志麻さんの料理を楽しんでほしいという想い。両者の想いが重なることで、リシェルはさらに進化を続けていきます。
次回はどんなワークショップになるでしょう、お楽しみに。
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第2回 志麻さんが家族のために作る調理の行動観察
1回目のワークショップでは、LIXILのラボの中にあるリシェルを使って志麻さんに家政婦として調理する時の様子を再現。短い時間で8品の料理を作って頂きました。
2回目の今回は、場所を志麻さんのご自宅に移して、通常のご自宅で家族で食べる夕食として「お米のサラダ・ステーキとポテト・スープ」の3品の調理行動を観察します。
志麻さんのご自宅のキッチンは、シンプルな業務用キッチンにリノベーションされたとのこと。
広くはないものの調理師時代から使い慣れているということで、志麻さんにとってはとても使いやすいキッチンのようです。
そんな使い慣れたご自宅のキッチンでの調理の様子を観察していると、やはり志麻さんが使うキッチンの上には無駄なものは一切出ていないことは一目瞭然。ワークトップが広いとモノをたくさん置いても調理スペースが確保できるので、逆にモノが溢れてしまうことにつながるという志麻さんの考えにも説得力があります。
具体的に見てみても、志麻さんは「使ったものは、すぐに片付ける」という基本に驚くほど忠実です。まな板や包丁をさっと洗うことはもちろん、調味料も使う度に片付けています。
こうした動作は、リシェルであればサポートできることもあると思いながら観察を続けます。
志麻さんがご自宅で調理の様子 ※100倍速再生 他にも志麻さんのご自宅キッチンの特徴としては、収納が多くないことがわかります。
もともと持っているものが少ないとのことでしたが、どこに何があるかすぐにわかるよう整理されたキッチンは、リシェルの収納とは少し違いますが、志麻さんを見ていると使いやすそうに見えます。
リシェルはらくパット収納など収納力が大きな特徴の1つですが、志麻さんのご自宅のキッチンのようなオープン収納は、全く逆の発想と言ってもいいかもしれません。そんな志麻さんのキッチンを観察して見つけたこれらの発見は、今後の開発にどのようにいかされるのでしょうか?
このように志麻さんとの取り組みによって、リシェルはさらに進化を続けていきます。
次回は志麻さんと一般の方の調理の様子を比較して、その違いに迫ります。
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第1回 家政婦志麻さんの調理行動観察
リシェルと志麻さんは、リシェルの魅力を伝えるだけではなく、
リシェルの進化にも取り組んでいます。志麻さんが「かゆいとこに手が届くキッチン」と絶賛するリシェルは、これまでに様々な方の調理行動をつぶさに観察・分析することで常に進化してきました。
そして、志麻さんは家政婦という仕事を通じて1,500を越えるお宅のキッチンに立ち、どんな環境であっても限られた時間で、美味しい
料理を提供してきました。志麻さんの無駄がなく洗練された調理には、どんな秘密が隠されているのか?そして、そこにはリシェルの進化に活かすことができる要素があるのではないか。そんな思いから始まった今回の取り組み。
ワークショップ(以下、WS)の中では、さまざまなシーンでの調理行動観察とその分析を通して志麻さんの手際の良さを科学的に徹底解明していきます。
1回目のWSでは、志麻さんが家政婦として調理している時の様子を再現し、2時間で8品の料理に挑戦。
普段、家政婦として仕事をする時は、使える食材や家族の好みが
わからないのはもちろん、ほとんどが初めて訪問するお宅である
ため、 調理道具や収納、間取りなどの条件も毎回異なる環境が
異なります。そんな中でもクオリティが落ちないのは驚きです。そして、クオリティもさることながら、調理中の志麻さんは、それはもう驚きの手際の良さとスピードなのです。
その洗練された動きを目の当たりにして、ため息と感嘆の声が
混ざり合います。定点カメラでの志麻さん調理の様子 ※50倍速再生 高速で再生しても、一定のリズムで調理を続ける志麻さんの動きにはムダがないことは一目瞭然。調理と並行して洗い物もこなし、
キッチントップには常に必要最低限のものしかありません。
志麻さんの、「ちょっとしたことの積み重ねが料理を面倒に感じるけれど、リシェルはそういった小さなストレスを解消してくれているように隅々まで設計されていることを感じますし、かゆいところに手が届くキッチンだと思います」という言葉には開発担当者も
嬉しそう。志麻さんの行動は、調理の前に全て頭の中で組み立てられた神業ですが、リシェルがその動きをサポートしていたように感じてもらえたようです。一見すると、もう改良の余地がないようにも思われるリシェルですが、志麻さんとの取り組みの中で、どんな発見があるの
でしょうか?志麻さんとの取り組みによって、リシェルはさらに進化を続けて
いきます。次回は、志麻さんのご自宅で日常的な調理の様子を観察します。