LIXILは国産キッチンの創生期から商品を生み出し、
キッチンの歴史をリードしつづけてきました。
お客さまとともに歩み続けてきたLIXILキッチンの進化をご紹介します。
LIXIL独自のHuman Fit® Technologyから生まれた使いやすさと、上質なデザインを融合。
これからのキッチンのかたちを先取りした次世代システムキッチン、リシェルが産声を上げました。
2010
Concept
リシェルの開発にあたり、私たちは何人ものユーザーのご家庭を訪問し、調理行動を分析しました。そうした中で、引出しを少しだけ開けて物を取り出す方がいることに気付きました。その理由を検証していくうちに、多くのユーザーがキッチンからあまり離れずに調理していることが分かりました。この「使う人自身も気付いていない行動」をヒントに、後ろに下がらなくても道具をスムーズに取り出せる「らくパッと収納」が誕生しました。
2010
Feature
扉が斜めに開いて、ラクに道具を取り出せる収納。
調理作業がスムーズになりました。
扉を開けるとオープンな収納スペースに。
取り出しやすい引出し式で、
収納力もアップ。
引出し内をさらに仕切って 取り出しやすさを向上。
思わず見惚れてしまう美しさと日々の調理の場に求められる丈夫さを備えて、リシェルの代名詞となった
セラミックトップが登場。水まわりの常識を変えたハンズフリー水栓も、この年にデビューしました。
2015
Feature
焼き物ならではの個性豊かな表情と優れた機能性が、
従来の素材では実現できなかった
強さと美しさをキッチンにもたらしました。
衛生的で業務用の厨房でも
使われる丈夫な素材です。
優しい質感でキッチンを
明るく彩る素材です。
熱・キズ・汚れに強く、
多彩な美しさも魅力の素材です。
ステンレスよりも硬いセラミックを精密に加工するため、最先端のロボット技術や熟練スタッフの技が随所に生かされています。
これまでキッチンのワークトップ素材はステンレスと人造大理石が一般的でした。それぞれの素材には一長一短があり、ユーザーのご家庭を訪問すると傷や汚れが付かないように丁寧に扱われている様子を何度も目にしてきました。ステンレスの丈夫さも人造大理石の美しさも超える第三のワークトップ素材はないだろうか探求を続ける中、私たちにとって身近なところでその素材を発見しました。それがセラミックです。セラミックは、タイルや食器などと同じ磁器の製法で作られているため、熱、キズ、汚れに強いことはもちろん、焼き物ならではの多彩な美しさを備えています。
長年にわたってLIXIL が培ってきたセラミック技術によって、思う存分料理ができて、簡単なお手入れをするだけで、その美しさを長く楽しめるワークトップが誕生しました。
暮らしに溶け込み、暮らしを豊かにするLIXILのセラミック製品。
セラミックトップを安定して生産するためには、高度なセラミック技術が必要でした。LIXIL の前身の1つであるINAX は日本の六古窯のひとつ常滑焼の窯元、伊奈初之烝・長三郎親子によって創業。2 人は建築家フランク・ロイド・ライトが設計し、1923年に竣工した「帝国ホテル旧本館」で使用された外装タイル製作の技術顧問として招かれ、建築部材に求められる高品質のタイルを大量生産することに成功。その経験を基に1924 年、伊奈製陶が誕生しました。以来100 年近くに渡って培ってきたセラミック技術はいまもLIXIL に受け継がれています。焼き物ならではの強さと美しさで住まいを守り彩りたい。創業以来の思いをかたちにするため、技術の向上に絶え間なく取り組み、さまざまなセラミック製品の開発に取り組んでいます。そうした技術の数々が、リシェルのセラミックトップに生かされています。思う存分料理ができて、簡単なお手入れをするだけで、その美しさを長く楽しめるワークトップが誕生しました。
2015
Feature
センサーが物や手の位置と動きを捉え自動で吐水・止水。
従来のセンサーが苦手だった黒、透明、鏡面の物もしっかり感知し作業効率を向上、節水にも貢献します。
1本のレバーで水温と水量を調節できます。
水栓上部のセンサーで
レバーに触らず水を
出し止めします。
水栓下の手や物の動きを
センサーが検知して、
自動で水を出し止めします。
住宅資材の総合メーカーだからできたこと。キッチンと空間をトータルに考えるLiving Fit® Design にもとづき、
リシェルはそこで営まれる暮らしまで美しくする存在になりました。
2020
Concept
生活スペースの中心にキッチンが置かれるようになり、それ以前とは異なるニーズが生まれました。たとえば対面レイアウト、片付けやすさ、音や臭いへの配慮など、家族みんなの過ごしやすさが求められています。また、インテリア性もより重要に。リシェルではセラミックトップならではの表情を生かすため、扉や取手以外でもきめ細かなコーディネートに対応。存在感のあるキッチンも空間に溶け込むキッチンも、思いのままに実現できます。
2020
Feature
キッチンを住まいの中心に置いて、毎日の生活を存分に楽しむ。そんな美しい暮らし方をご提案いたします。
調理に専念しやすい
基本のスタイルです。
調理をしながら、ダイニングに
いる家族と会話できます。
家族が自然に集まる
オープンスタイルの
キッチンです。
2020
Feature
表面を丁寧に研磨して生まれた深みのある光沢と底面で乱反射した光が相まって、上質なシャンパンのように柔らかくきらめく独特の輝きを、LIXIL独自の技術で実現しました。
2020
Feature
キッチンと一体になったテーブル、隠さず見せる収納など。
今までと違う発想を取り入れた新たな暮らしのスタイルをお届けします。
触れるたびに心が躍り、使うほどに想いが深まる。隅々まで研ぎ澄まされたフォルムを身にまとい、
リシェルは次のステージへ。LIXILキッチンは、さらなる変化を遂げました。
2024
Feature
多様な住まいに調和しつつ、確固とした存在感を示すキッチンであるために。リシェルのデザインをさらに美しく、ディティールの一つひとつまで磨き上げました。
ムダをそぎ落として薄く仕上げたワークトップが、シンプルで一体感のあるフォルムを構成
上下の扉を揃えた段差のない
フラットなデザインへ
食器洗い機もすっきり搭載
薄さ28mmのレンジフードをはじめ、デザインにこだわった高機能な機器をラインナップ
2024
Feature
上質な空間に映える優美で繊細な個性を取り揃えて
セラミックトップの世界がさらに広がりました。
光の移ろいが見せる繊細なきらめきが、漆黒の中に凛とした美しさを加えています
透き通るような質感と、
なめらかな光沢がホワイトの表情に豊かな深みを感じさせます
大理石の繊細な柄が織りなす有機的な美しさと、柔らかな質感が優しく空間を彩ります
キッチンという食の場を通じて、より深く彩り豊かな暮らしを営んでほしい。
多様化するライフスタイルへの想いにお応えして、
一人ひとりの「心も満ちる、おいしい居場所」を実現するために。
これからも、LIXILキッチンは歩み続けます。