小上がりでリビングの一角を和室に。おしゃれに区切る和モダン空間【プラスワンの家づくり】第1回

小上がりでリビングの一角を和室に。おしゃれに区切る和モダン空間【プラスワンの家づくり】第1回
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILリビング事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

家づくりをする中で、こんなスペースがあったらいいな、こういう設備をプラスしたい!と思うことも多いはず。そんな空間のこだわりをひとつずつ紹介していくのが、連載「プラスワンの家づくり」です。

第1回目のテーマは、「小上がり」。部屋の中にちょっとした畳スペースを設けることで、ソファやチェア以外にもくつろげる場所が増えるだけでなく、ワークスペースや子どもの遊び場など、さまざまな用途で活用できます。

今回は、小上がり空間の特徴やインテリア事例とともに、手軽に畳を取り入れられるLIXILの置き畳「アクセント畳」もご紹介します。小上がりや畳のある部屋づくりを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

小上がりとは?その特徴とメリットをご紹介

リビング小上がり

小上がりとは、部屋の一部分に段差を設けたスペースのこと。畳で作られることが多く、リビングの壁際に3〜4.5畳程度の畳スペースを設けるなど、「和室を作るほどでもないけれど、畳のある空間がほしい」という人に好まれています。フローリングの部屋にちょっとした和のスペースがあることで空間のアクセントにもなり、メリハリのあるおしゃれな雰囲気に仕上がります。

また、ライフスタイルに合わせて自由に使い方を変えることができるのも、小上がりが人気の理由。
例えば、子どもの遊び場や大人のためのワークスペース、洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたりするための家事スペースなど、幅広く活用することができます。

リビングに小上がりがあると得られる効果とは?

リビング小上がり
アクセント畳」グレージュ

フローリングに直接座ることに抵抗を感じる人も、小上がりの畳スペースならごろんと寝転がることもでき、好きな姿勢でゆったりとくつろぐことができます。段差に腰掛けてテレビを見たり、家族とのコミュニケーションを楽しむのも良いですね。

さらに、小上がりの床下部分は収納スペースにするなどのアレンジも有効。部屋の収納力にお悩みの人にもおすすめです。

小上がりのある空間づくりの事例3選

小上がりのある部屋は、空間の広がりと一体感を感じつつ、優しく仕切ってくれるゾーニング効果も得られます。

例えばリビングに小上がりを作って、「フローリング」と「畳」で使い分けることにより、フローリングを家族と過ごすスペース、畳を書斎やワークスペースというように過ごし方を切り替えしやすくなるかもしれません。

ここからは、小上がりのある部屋の事例を紹介していきましょう。


【小上がり空間事例①】 引戸付きの遊び場小上がり

小上がり子供

こちらは小上がりスペースに引戸をつけることで、子どもの遊び場として活用したパターン。急な来客のときでも、引戸を閉めておけばおもちゃなどの生活感を隠して整頓されて見えるので、焦って片付けに追われることもなく安心です。
引戸があることでプライベート感が高まり、お子さんが宿題をするときなどは引戸を閉めて、集中しやすい空間にするのも良いですね。


【小上がり空間事例②】 収納を兼ねた憩いの小上がり

小上がりダイニング

こちらは収納スペースを備えた小上がりのある空間です。収納棚やクローゼットを室内に取り付けてしまうと部屋が狭くなりがちですが、小上がりの床下を収納スペースにすれば、部屋の広さはそのままキープすることができます。小上がりでくつろぐ人と、ダイニングスペースにいる人と目線の高さが揃うので、会話も弾みそうですね。


【小上がり空間事例③】カウンターデスクで用途いろいろ

小上がりインテリア
畳「アクセント畳」グレージュ、床材「ラシッサ Dフロア」クルミF、引戸「ラシッサD キナリモダン」コウノキ

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リビングに小上がりがあると得られる効果とは?

小上がりインテリア
アクセント畳」ダーク

小上がり空間を後からリフォームして付け足すのは、なかなか難しいところ。
「小上がりを作るのは無理だけど、ちょっとした畳スペースがほしい」という人は、リクシルの置き畳「アクセント畳」で手軽に和の空間を作ってみるのはいかがでしょうか?

アクセント畳
アクセント畳」ダーク

フローリングの上に置くことができるマットタイプの「アクセント畳」は、好みの場所に敷き詰めていくだけなので、気軽に畳スペースを作ることが可能です。子どもの成長など家族のライフスタイルの変化によって、空間の用途も変わっていくはず。その時々のニーズに応じて畳スペースの広さや配置を変えてみてはいかがでしょうか。

小上がりのデスク
アクセント畳」グレージュ

また、「アクセント畳」は小上がりのような大きな段差がないため、バリアフリーの観点でも安心です。「子どもが小さいうちは小上がりからの落下が心配」「高齢の親がつまずいたり、転倒しないかが不安」など、段差に不安を感じている人は、「アクセント畳」を検討してみるのも良いかもしれません。

アクセント畳組み合わせ
アクセント畳」グレージュ

リクシルの置き畳「アクセント畳」は、820mmの正方形サイズで厚みが13mm程度なので、使用しない時はかさばらず、置き場所に困らないのも嬉しいポイント。

素材は、クッション材の表面に和紙素材を施したもので、一般的ない草を使った畳に比べると、カビやダニが発生しにくく、お手入れも簡単です。裏面に防滑シートが施されているので、ずれにくいというメリットもあります。

「小上がりを作るかどうか迷っている」「今の部屋に畳スペースがほしい」という人は、ぜひ検討してみてくださいね。

小上がりやアクセント畳で、「畳のある空間」を楽しんで

小上がりおしゃれ
畳「アクセント畳」グレージュ、室内窓「デコマド
」グレー、カウンター「シートカウンター」チェスナット、床材「ラシッサ Dフロア」チェスナットF

フローリングの部屋に小上がりや置き畳を設けることで、部屋の広さはそのままに、空間の活用度を高めることができます。部屋のアクセントにもなり、用途もいろいろ。用途やライフスタイルに合わせて、畳のある部屋づくりを楽しんでみてください。


取材執筆:佐藤有香

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