季節を感じる暮らしは、日常に彩りや変化を与えてくれます。お洋服を長袖から半袖に、そしてノースリーブと季節に合わせて調節していくように、インテリアも少しずつ変化を加えられたら楽しいですよね。
今回のテーマは「お花のある暮らし」。初心者の方でもチャレンジしやすいよう、100均のアイテムを使ったフラワーアレンジメントをご紹介します。さらに記事後半では、もっと手軽にお花を飾るアイデアもまとめました。ぜひ最後までお楽しみください!
- 目次
- 100均でゲットしたアイテムたち
- 100均のアイテムで作ったアレンジがこちら
- パターン1|春らしいナチュラルな花カゴアレンジ
- パターン2|ウッドスクエアボックスを使った和風アレンジ
- コラム〜アレンジを格上げするお花選びのコツ〜
- まだまだ使える100均。もっと手軽にお花を楽しむアイデア
- おまけ〜私のおすすめアイテム〜
- お花を飾って、春を思い切り楽しんで
100均でゲットしたアイテムたち
お花を生ける土台となる吸水スポンジやクリアラッピングシートは、フラワーアレンジメントの必須アイテム。これらも100均で手に入ります。
また、「お花=フラワーベースに飾る」というイメージがある方も多いと思いますが、実は身近にあるさまざまなアイテムを使って楽しむことができるんです。
今回は100均で購入できる小瓶やガラス食器、収納ボックスなどを使用しました。(一部、200〜300円商品あり)
100均アイテムで作ったアレンジがこちら
今回は春らしいナチュラルなカゴアレンジと、ひな祭りや、卒業・入学といったお祝いなどで活躍する和風アレンジの2パターンを作ってみました。
一度作り方が分かれば、好きな土台を活用してさまざまなアレンジを作ることも可能。
ここからは、写真のアレンジを例にフラワーアレンジメントに必要なものや、基本の手順、コツをお伝えしていきます!
パターン1|春らしいナチュラルな花カゴアレンジ
初めてフラワーアレンジメントをするとき、揃えるべきアイテムは意外とシンプル。主に以下の道具や材料があれば、基本のアレンジが完成します。
- 用意するもの
- お花、葉っぱ
- お花を生ける器(今回はカゴを使います)
- フラワー給水スポンジ
- クリアラッピングペーパー
- ハサミ
- 花鋏
- セロハンテープ
それでは、実際にアレンジを作っていきます。手順を追いながら詳しく見ていきましょう!
1 吸水スポンジをカットして水に浸ける。
まずは、お花を生けるための土台作り。吸水スポンジをカゴよりやや小さめにカットします。スポンジの高さは、カゴに入れたときに2cmほど低くなるように。
カットしたスポンジを水の入ったボウルに入れたら、しっかり水を吸わせましょう。
2 土台にセットする
水が漏れないよう、吸水スポンジをクリアラッピングシートでしっかり包み、テープなどで固定します。
包んだラッピングシートは吸水スポンジよりも1〜2cmほど高い位置でカットすると、水が漏れずに安心です。包んだ吸水スポンジをカゴに入れたら、土台のできあがり!
3 お花を吸水スポンジに挿す
ここからはいよいよアレンジの段階に。
まずは土台を軽く隠すよう葉っぱから挿し始めます。このとき、短くカットしたものを中心に、ときどき長い葉っぱがカゴからあふれるように挿すと、強弱がついてナチュラルな仕上がりに。
また、スポンジにお花や葉っぱを挿すときの深さは、最低でも2cmほど。茎が折れやすいので、根本を持ってゆっくりと行いましょう。お花は大きいものから挿していくとバランスが取りやすいです。
だんだんと挿せるスペースが少なくなってくるので、お花や葉っぱを傷つけないよう丁寧に。かき分けながら空いているところを探して、バランスが整ったら完成です!
完成したアレンジがこちら。
パターン2|ウッドスクエアボックスを使った和風アレンジ
こちらのアレンジでは、ひな祭りや卒業・入学といったお祝いに向けて、ピンク系の花を中心にセレクトしました。桜の枝などを入れると、さらに春らしくなりますよ。
ボックスを並べた状態、少し離した状態をそれぞれ見ながら、バランスよくお花を挿していきます。
作る手順は先程と同じですが、今回はウッドボックスを2つ使います。
一つひとつ離して飾ってもよし、2つを繋げてボリューミーに飾ってもよし。2WAYスタイルで楽しむことができるアレンジです!
今回は、アルストロメリア、マム、スイートピーなどのお花を使用。
完成後、繋げてレイアウトした状態がこちら。
アレンジを食卓に飾る場合、料理の量やお皿のサイズなどでお花を飾るスペースが変わってくるので、このような2WAYのタイプですと臨機応変に対応できます。
コラム〜アレンジを格上げするお花選びのコツ〜
アレンジの仕上がりを左右するのがお花選び。初心者でも、以下の3つのコツを意識すると、素敵なアレンジを作れますよ。
- ラナンキュラスやカーネーションなどの中くらいのサイズ、カスミソウやスターチスなどの小さなサイズなど、お花の大きさが異なる種類を用意するのがおすすめです。
- 花器のサイズに対してお花が大きすぎるとアレンジが難しくなりがち。生けたい花器のサイズに合わせてお花を選んでみましょう!
- お花だけではアレンジに隙間ができて、さびしい印象に。また、土台の吸水スポンジも見えてしまいます。数種類の葉っぱを用意すれば、ボリューム感を出しながら、スポンジの目隠しにも。
まだまだ使える100均。もっと手軽にお花を楽しむアイデア
「フラワーアレンジメントはハードルが高いかも」と感じている方は、身近な食器やガラス容器で可愛らしくお花を生けてみてはいかがでしょうか。
誰でもほんの数分で生けられるアイデアをまとめたので、お子さんとチャレンジするのもおすすめです。
ワイングラスで、花瓶とはひと味違った雰囲気に
まずはワイングラスを使ったアイデアをご紹介。ワイングラスはスペースを取らないので、飾る場所を選ばない魅力があります。また花の位置が高くなるので、少量の植物でも仕上がりが華やかに。
光が当たる場所に置くと、グラスがキラキラと光り、お花をさらに美しく演出してくれます。
小瓶を使って軽やかに飾る
デザインの違う小瓶に、シルエットの異なる植物を生けてまとめて飾るだけで、可愛らしい空間のできあがり!
少量でもバランスが取りやすいので、カットして短くなった植物や庭に咲いたお花を飾るときに小瓶が大活躍します。
小瓶は、デザイン違いのものを使うことで、リズミカルな印象に。
今回は100均で購入したものを使いましたが、旅先で出会ったもの、街で見つけたものなど、少しずつお気に入りを増やしていくのも楽しいですよ。
短いお花もデザートグラスで華やかに
アレンジ途中に折れてしまったお花、茎が短くなったお花も、まだまだ楽しむことができます。
デザートグラスに水を入れて、お花を浮かべるだけ可愛らしく華やかに! 庭で剪定したお花を飾るときにもおすすめです。
グラスに入っているのは無色透明のジェリーボール
お花によっては、水を入れただけだと自立しにくく、花びらが浸かってしまうことも。そんなときに便利なのが、観葉植物用のジェリーボールです。
ジェリーボールと水をグラスに入れて、しっかり膨らませたら土台の完成。ボールとボールの隙間に茎を挿すように置くと、お花が自立します。
ジェリーボールはさまざまな色があるので、ボールの色とお花の色を組み合わせる楽しみも。
おまけ〜私のおすすめアイテム〜
お花を扱っていると、気付いたら周りにゴミがたくさん…なんてことがよくあります。
そんなときにおすすめなのが卓上箒。DAISOの姉妹ブランド、Standard Productsの「ミニ卓上用ちりとりほうきセット」は私のお気に入りです!
箒とちりとりが磁石でピタッとくっつき、立てて収納することができます。とてもスリムなので場所を選ばないところが最大の魅力です。
お花を飾って、春を思い切り楽しんで
100均で購入できる身近なものを使ったお花の楽しみ方を5つ紹介させていただきました。
お花のある暮らしは、多くの人が思う以上に手軽に楽しむことができます。
この春は、ぜひフラワーアレンジメントに挑戦してみませんか?