家づくりをする中で、こんなスペースがあったらいいな、こういう設備をプラスしたい!と思うことも多いはず。そんな空間のこだわりをひとつずつ紹介していくのが、連載「プラスワンの家づくり」です。
第3回のテーマは「アクセントウォール」。部屋の壁の一部を、異なるカラーや素材にすることで、空間にアクセントが加わり、おしゃれな雰囲気を演出することができます。さらに、アクセントウォールの色や柄、取り入れる場所によっては、奥行きや広さを感じさせてくれる効果も。
今回は、アクセントウォールの魅力とともに、さまざまな活用事例をご紹介します。家づくりや模様替えの際の参考にしてみてください。
- 目次
- アクセントウォールとは?
- 「おしゃれ」以外のメリットも!アクセントウォールの効果
- どこにする?アクセントウォールを取り入れるおすすめの場所
- アクセントウォールの活用事例5選
- 豊富なバリエーションから選べるリクシルのアクセントウォール
- アクセントウォールを取り入れて、自分好みの空間演出を
アクセントウォールとは?
アクセントウォール「インテリアパネル」セージグリーン、ドア「ラシッサD ノースフォレスト」セージグリーン・テンダーオーク、床「ラシッサ Dフロア」ライトクレイ調
「アクセントウォール」は、部分的に色や素材を変えた壁の名称です。自分らしいインテリアコーディネートを楽しむために、「壁の一面だけを好みの色に変えたい」と考える人も珍しくありません。
アクセントウォールの代表例としては、壁紙(クロス)を使用する「アクセントクロス」があげられますが、塗装をしたり、タイルや木材を壁に貼り付けたりする事例も豊富です。素材によっては、調湿や消臭機能のある壁材もあるので、設置場所やニーズに合わせて素材を選ぶと良いでしょう。
「おしゃれ」以外のメリットも!アクセントウォールの効果
廊下の角に。アクセントウォール「インテリアパネル」セージグリーン、床「ラシッサ Dフロア」チェスナットF、室内窓「デコマド」グレー
アクセントウォールの一番の魅力は、部屋をおしゃれに引き立ててくれるということ。また、全体の雰囲気を引き締め、立体感を演出してくれるので、メリハリのある空間づくりにも効果的です。
さらに、アクセントウォールには「フォーカルポイント(=視線が集中する点)」としての効果も期待できます。例えば、空間の中で最も遠い部分にフォーカルポイントを設置することで、視線が奥に誘導され、部屋をより広々とした印象に。
その他にも、白壁で構成された空間の中に、木目やストライプのような縦方向の柄が入ったアクセントウォールを取り入れると縦が強調され天井を高く見せることができますし、横方向を意識したデザインなら奥行きを演出できます。
このように、アクセントウォールで得られる効果は、おしゃれ感以外にもさまざま。お部屋の悩みやニーズに合わせて、デザインを検討してみてください。
どこにする?アクセントウォールを取り入れるおすすめの場所
リビングの一面に。アクセントウォール「エコカラットプラス」ビンテージオーク ベージュ、床「ラシッサ Dフロア」ラフモルタル調455(幅広)、室内窓「デコマド」ブラック
アクセントウォールを設置する場所は、リビングやトイレ、玄関、収納スペースなど多岐にわたります。
特に、リビングは面積が広いため、「どこをアクセントウォールにするか」で迷うかもしれませんが、基本的には「好みの場所」を選んでOK。
ソファ上の一部に。アクセントウォール「アクセントボード」ボトルグリーン
例えば、テレビやソファの背面の壁や、部屋に入って最初に目につく壁など。また、壁一面全体ではなく、「ライン状」や「壁の上部分だけ」という取り入れ方も、すっきりとしたおしゃれな演出になるのでおすすめです。
トイレ空間に。アクセントウォール「アクセントボード」グレー、床「ラシッサ Dフロア 耐水・ペット」ナチュラルオークF、トイレ「サティスG」、手洗い「どこでも手洗」
また、トイレや収納スペースは空間が比較的せまいため、壁の色や柄を変えるだけで雰囲気が一変。さらに、遊び心のあるデザインも取り入れやすく、変化を楽しみたい場合にうってつけでしょう。
扉のないオープンクローゼットも、背面の壁をアクセントウォールにすれば、服や小物が引き立ち、「見せる収納」としての魅力がアップします。
靴や小物でごちゃつきやすい玄関まわりには、アクセントウォールでフォーカルポイントを作ってあげると、すっきりとした印象を与えてくれるはずです。
オープンクローゼットの背面に。アクセントウォールは壁紙(サンゲツ SP9793)を使用。オープンクローゼット「ヴィータス パネル」、床「ラシッサ Dフロア 直張り防音床」メープルF
アクセントウォールの活用事例5選
ここからは、リクシルが展開する「インテリアパネル」や「アクセントボード」などを使ったアクセントウォールの活用事例をご紹介します。マグネット対応のボードや、調湿・消臭機能のある素材も登場するので、参考にしてみてください。
【事例①】ワークスペースに取り入れた2種類のアクセント
アクセントウォール「インテリアパネル」テンダーオーク「アクセントボード」セージグリーン、ドア「ラシッサD ノースフォレスト」 セージグリーン、床「ラシッサ Dフロア」テンダーオークF
ワークスペースに、「木目柄」と「グリーン」の2種類のアクセントウォールを取り入れた事例です。デスク正面の壁に設置した木質調の「インテリアパネル」は、“羽目板”と呼ばれる北欧などでよく見られる意匠を取り入れられるアイテム。床と同じテンダーオークのカラーをセレクト。

木目の面積を多く取ることで、穏やかさと温もりを感じる空間になりました。また、ワークスペースのサイドの壁には、マグネット対応の「アクセントボード」を設置。小物の収納やアートを飾るなど、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。
【事例②】同色で建具と壁面を馴染ませる
アクセントウォール「インテリアパネル」コウノキ、引戸「ラシッサD キナリモダン」コウノキ、キッチン「ノクト」ホワイトグレイン/ソルティホワイト、床「ラシッサ Dフロア」ライトクレイ調455(幅広)
インテリアパネルに、同色の引戸を馴染ませた例。壁面に使われた「インテリアパネル」コウノキのカラーに合わせて、引戸もコウノキをセレクトしています。
引戸を壁に馴染ませるテクニックは、「建具を目立たせたくない」という人や、「こだわりのインテリアを際立たせたい」という人にもおすすめです。
【事例③】壁一面全体でなくてもOK。玄関がギャラリースペースに
こちらは、玄関の壁面の一部にアクセントボードを設置した事例です。白壁の中に、ソフトモーブの優しいカラーが映え、まるで1枚のアートが飾られているような印象に。インテリアを置くスペースのない玄関でも、部分的に色味を取り入れることで、無機質な印象を和らげ、抑揚のある雰囲気を演出してくれます。
アクセントボードは単体でもアクセントウォールになりますが、壁に穴を開けずにマグネットで小物を飾ることができるので、季節ごとにインテリアをチェンジする楽しみ方もおすすめです。
【事例④】機能性タイルを玄関に取り入れて、湿気や臭いのお悩みを解決。
アクセントウォール「エコカラットプラス」陶連子 生成り色、シューズボックス「玄関収納」コウノキ、床「ラシッサ Dフロア」クルミF、正面の引戸「ラシッサD キナリモダン」コウノキ
調湿・消臭機能のある「エコカラット」を、アクセントウォールとして活用した事例。湿気や臭いがこもりがちな玄関も、エコカラットが快適な湿度を保ち、臭いも軽減。縦張りで設置することで、天井を高く感じさせてくれる視覚効果も期待できます。
またこちらの事例では、フォーカルポイントとしての効果も。玄関から入ったときに一度エコカラットに視線を集めることで、長細い廊下の印象を軽減しています。
【事例⑤】キャットウォークにもアクセントウォールの効果を意識して
アクセントウォール「猫壁」グレー、猫ドア付ドア「ラシッサD ラテオ」チェスナット、床「ラシッサ Dフロア」チェスナットF
猫を飼っているご家庭におすすめのキャットウォーク「猫壁(にゃんペき)」には、アクセントウォールとしての一面も。専用の壁パネルのカラーは白壁に馴染むプレシャスホワイトのほか、グレーやネイビーブルーもラインナップ。お好みのカラーを部屋のアクセントとして選んでみてはいかがでしょうか。
豊富なバリエーションから選べるリクシルのアクセントウォール
マグネット対応でアレンジ自在「アクセントボード」
マグネット対応のアクセントボードを好みの場所に取り付ければ、画鋲などで壁を傷つけることなく、気軽に模様替えが楽しめます。アートを飾ってギャラリースペースにしたり、小物の収納スペースに活用するのもおすすめです。
カラーバリエーションは8種類。「ラシッサD」シリーズのカラーともリンクしているので、「ドアと同じ色のアクセントウォールがほしい」という人にも。
サイズは「厚さ3.5mm×幅900mm×長さ2400mm」と「厚さ3.5mm×幅900mm×長さ1200mm」の2パターン。お好みのサイズにカットして施工することも可能です。
▼「アクセントボード」商品ページURL:
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/accentboard/
羽目板デザインの風合いが魅力「インテリアパネル」
「アクセントウォールに、木の風合いを取り入れたい」という人におすすめしたいのが「インテリアパネル」。長方形のパネルを1枚ずつ連続して貼り合わせる羽目板デザインなので、縦のラインが際立つすっきりとした仕上がりに。クロスと異なり、目地の凹凸がはっきりと感じられるので照明が当たったときの表情も魅力的です。
カラーバリエーションは4種類。高さは2700mmまで対応可能なので、お部屋の床から天井までをしっかりカバーすることができます。
▼「インテリアパネル」商品ページURL:
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/interior-panel/
リクシルのアクセントウォールは他にも!個性のある「エコカラット」と「猫壁」
アクセントウォールとしての活用もできる、機能タイル「エコカラット」とキャットウォーク「猫壁」。
調湿・消臭機能のあるエコカラットは、色・柄ともに幅広いバリエーションがあるため、空間に遊び心を出したいときにもピッタリ。リビングはもちろん、玄関やトイレ、洗面スペースへの施工事例も豊富です。
▼「エコカラット」商品ページURL:
https://www.ecocarat.jp/
猫壁は、マグネット対応の猫壁専用壁パネルに、脱着式のキャットウォークパーツを取り付けるインテリア。愛猫の性格や年齢に合わせて、高さや位置をいつでもアレンジできるのが魅力です。
▼「猫壁」商品ページURL:
https://www.lixil.co.jp/lineup/s/catwall/
アクセントウォールを取り入れて、自分好みの空間演出を
バリエーション豊富なアクセントウォール。色の組み合わせを楽しむのはもちろん、ライン状にパネルを設置したり、アートのようなイメージでボードやタイルを活用するのもアイデアのひとつです。
プチリフォームとしてもおすすめですので、「部屋に物足りなさを感じる」「おしゃれな空間にしたい」という人は、アクセントウォールにトライしてみてくださいね。
▼リクシルアイテムに関するリフォームは無料の相談窓口まで
https://www.lixil.co.jp/reform/concierge/
取材執筆:佐藤有香
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廊下の角に。アクセントウォール「
リビングの一面に。アクセントウォール「


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