リクシルのキッチンの収納例② 背面収納を使いやすくするコツ【スタッフコラム】

公開日:2025/05/30

更新日:2026/01/29

リクシルのキッチンの収納例② 背面収納を使いやすくするコツ【スタッフコラム】
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILリビング事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

リクシルのキッチンをより快適に使っていただくための収納例をご提案するこのコラム。2回目となる今回は背面収納編。
キッチンのまわりには、形、大きさ、重さ、使用頻度などが異なるさまざまな物があり、どうしても散らかりやすく整理整頓にお困りの方も多いのではないでしょうか。今回はカップボードと吊り戸などの「背面収納」を各収納ユニットごとに分けながら、手に入りやすい市販の収納アイテムを活用した事例をご提案いたします。使用した収納アイテムも掲載しておりますので、ご自宅の収納状況に合わせてアレンジも加えながら、より使いやすい収納づくりのヒントになれば幸いです。

▼この連載の前の記事はこちら

▼モデルのキッチン「ノクト」の背面収納:

①ハイフロアキャビネット(スライドストッカー4段引き出し) 幅900×奥行450×高さ990(㎜)
②ハイフロアキャビネット(マルチスペース)幅900×奥行450×高さ990(㎜)
③ハイフロアキャビネット(家電収納 開き扉)幅750×奥行450×高さ990(㎜)
④ウォールキャビネット(開き扉)幅900×奥行450×高さ500(㎜)

キッチンの背面収納のコツ

キッチンのまわりには、食器やカトラリー、食材や調味料、調理家電など様々なものがあります。収納するものの特性や使用頻度に応じてそれぞれ適した収納場所があります。

また、使用する調理家電のスペースを確保したり、ダストボックスについても、背面収納内に格納することで使いやすく見た目もすっきりします。

この考え方を基に収納していくと、図のように考えると効率よく収めることができます。図を参考に整頓するだけでも使いやすくなりますが、今回はさらにしまいたい物に適した収納アイテムを組み合わせ、取り出しやすさも意識した収納を考えます。
今回のモデルの背面収納には、90cm〜165cmの収納ゾーンがありませんが、この部分に該当する普段使いの食器・カトラリーなどはスライドストッカー4段引き出し内に収めていきたいと思います。

収納プランニングの基礎はこちらのWebカタログ「25ノクトプランニングカタログ」から抜粋しています。

①ハイフロアキャビネット(スライドストッカー 4段引き出し)

まずはスライドストッカー4段引き出しの収納例から。1段目には毎日使用する茶碗や汁椀、カトラリーなどを収納。

種類が多く細かなカトラリー類は、収納トレイを活用するのがオススメです。こちらのトレイは、上段引出しにぴったり納まるサイズとなっており、収納するものに合わせて仕切りを調整できるようになっています。

▼使用アイテム

LIXIL・サンウエーブ 収納サポートパーツトレー
LIXIL・サンウエーブ 収納サポートパーツ仕切

2段目は、ファイルボックスを活用してマグカップやグラス、小皿を収納。ボックスが仕切りとなり、食器が種類毎にすっきり収納でき、開け閉めの際に倒れる心配がありません。

▼使用アイテム

・再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ・1/2×1個
・再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダード タイプ・ワイド・1/2 ×3個
・ポリプロピレンファイルボックススタンダード 1/2×1個

3段目には深めの器やどんぶりなどを収納。こちらの収納では、器に合わせてファイルボックスも幅のあるものに変えることでぴったり収まります。

今回は大きな器を収納したので、幅25㎝のものを使用しましたが、収納するアイテムに応じて、幅10㎝+15㎝のものを組み合わせるなどアレンジも可能です。

▼使用アイテム

・ポリプロピレンファイルボックススタンダード 1/2×3個

4段目には、大鍋や大皿を収納。置き場所に悩みがちな大きなお皿は、立てて収納することでスペースを効率的に使うことができます。

使用したディッシュラックは、種類別・サイズ別に分けて収納できるので取り出しやすくしまいやすいです。シリコンのストッパーが付いているので収納したお皿が横滑りしません。また、立てて収納するので、ホコリも付きにくくオススメです。

▼使用アイテム

ディッシュラック ワイド L/ホワイト

スライドストッカー4段の引き出しの中身を出してみるとこちらの通り。4人分のお茶碗やカトラリー、お皿、どんぶりなどがしっかり収納できます。縦置き収納を活用することで収納力が格段にあがります。

頻繁に使うアイテムは、キャビネットの上にブレッドケースを置いてまとめるととても便利。大容量のブレッドケースなので、キッチンカウンターで雑然としがちなものをすっきり収納できます。一緒に使うものを一つの場所にまとめることでキッチンでの作業もラクになります。

▼使用アイテム

ブレッドケース ホワイト

 

②ハイフロアキャビネット(マルチスペース)

マルチスペースの引き出しでは、使用頻度の高いコーヒーやお茶などに関連するものをまとめています。小分けの収納ケースを使用することで細かなアイテムを取り出しやすく整理することができます。
中身が見えるフタ付きのアクリル容器はホコリが入らず安心です。残量が一目で分かることもポイントです。

▼使用アイテム

・ポリプロピレンメイクボックス・1/2横ハーフ×4個
・ポリプロピレンメイクボックス・1/2×4個
・アクリル小物容器 スリム×3個

中身を出してみるとこちらの通り。引き出し一段分でこれだけの量が収納できます。

マルチスペースのこの部分には、ダストボックスと2段にした収納ボックスを設置。

ダストボックスは、手つきビニール袋を掛けられるようになっており、瓶・缶・ペットボトルなど3つの分別が可能です。ハンドルとキャスターが付いているので、袋の取り外しやお掃除の際の移動もスムーズです。また、ゴミ袋を隠せるデザインも魅力です。

ダストボックス横には、ファイルボックスを重ねて収納。一段目にはストック用の飲料水、2段目にはゴミ袋や布巾、スポンジなどキッチン周りでよく使うアイテムを収納。台車に載せているので、重量のあるものを入れても簡単に動かすことができます。

▼使用アイテム

目隠し分別ダストワゴン 3分別/ホワイト
・ポリプロピレンファイルボックススタンダード A4用 ホワイトグレー×2個
・ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ
・縦にも横にも連結できる再生ポリプロピレン入り平台車

③ハイフロアキャビネット(家電収納 開き扉)

家電収納の下段には、パスタやレトルト食品、缶詰、調味料などを収納。食品のサイズに応じてファイルボックスのサイズを選び、その中に食品が立つように並べて収納しています。立てる収納は、使う際に取り出しやすく、残量も確認しやすいメリットがあります。また、ファイルボックスは、持ち手穴付きで使いやすいです。

中身を出してみるとこちらの通り。種類もサイズも多岐にわたる食料品は、食品の高さやサイズ感で収納場所を決めてあげると、すっきりと収納できます。

▼使用アイテム

・再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ・1/2×2個
・再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダード タイプ・ワイド・1/2×4個
・ポリプロピレンファイルボックススタンダード 1/2×2個

④ウォールキャビネット(開き扉)

最後は、ウォールキャビネットです。こちらには、比較的使用頻度の低い食器や軽い食材を置きます。来客用の食器や季節ものの器、食材としては乾物などを中心に収納。

乾物などは、取っ手付きのストッカーに入れることで棚の上段に収めてめても取り出しやすく戻しやすいです。高い場所から取り出すときも取っ手付きなので掴みやすく安心感があります。

ボックス内はこのようになっています。サイズの異なる製菓用品やお弁当用品も収納ボックスに入れることですっきりまとまり、使うときにはまとめて出せるので、段取りもスムーズです。

下段は、奥行も高さも上手く使える仕切り棚を使用。高さを2段に分けることができ、高さの収納力を2倍にしてくれます。重ねてしまうと取り出しにくいお皿ですが、2段に分けることで必要なときにスムーズに取り出しができる点が魅力です。奥行を上手く使えるので、手前のスペースにグラスやコップ類を。こちらで使用した仕切り棚は、食器棚の収納力をアップするすぐれものです。

▼使用アイテム

ディッシュストレージ プレート L/ホワイト
・ハンドル付きストッカー キッチンストッカー (取っ手付き) 浅型ワイド×3個
・再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド・1/2×1個
・再生ポリプロピレン入りファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ幅15cm用×1個

中身を取り出してみるとこちらの通り。使用頻度に応じて収納の場所を工夫することで収納力も使い勝手もあがります。

キッチンの背面収納は、アイテムも多く、収納量も多いのでつい毎日の忙しさに追われて後回しにしがちです。ただ、毎日使う場所だからこそ暮らし方に合わせて収納を工夫することで使い勝手がグッとアップします。使う頻度や一緒に使うものはひとつにまとめる「グルーピング」を意識して整理することで、整理整頓の切り口が見えてきます。まずはよく使う引き出しひとつから気軽に始めてみませんか。

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