巾木(幅木)とは、壁と床の境目に取り付ける部材のこと。壁を保護する目的で設置されますが、実は空間の印象を左右するパーツでもあります。
これまで巾木といえば、「白」か「木目」が定番でしたが、壁紙や床材などの選択肢が広がる中で、「空間や壁に合わせて巾木の色を選びたい」と言う声も増えてきました。
こうしたニーズに応えるため、今年、リクシルでは新たに「グレーの巾木」が仲間入り。部屋づくりの選択肢をさらに広げてくれるグレーの巾木の魅力や、空間への取り入れ方について紹介します。
- 目次
- 多彩な空間コーディネートに寄り添える「グレー巾木」が登場
- 「馴染ませ」?それとも「アクセント」? グレー巾木で得られる2つの効果
- 巾木の色で空間はどう変わる?グレーの壁で見る印象の違い
- RECOMMEND:“馴染みのよさ”を目指して。「コージーライトグレー」の魅力
- 「巾木の色」もコーディネートの一部に。ますます広がる空間づくりの可能性
多彩な空間コーディネートに寄り添える「グレー巾木」が登場

新築やリフォームを検討する際、「壁は白、床は木目調」という組み合わせが長く主流だったため、巾木の色も、自然と「白か木目」を選びがちでした。
しかし、最近は、壁の色味もバリエーション豊かになり、床もタイル調やモルタル調など、色や素材の幅が大きく広がっています。
特に、グレーのインテリアはここ数年人気が拡大。壁や床の色味としてベーシックな選択肢のひとつになりました。
そうした流れを受け、リクシルでは今年、建具シリーズ「ラシッサS」をリニューアル。幅広い空間に馴染むデザインとカラーの見直しを図り、新たに3色が追加されました。中でもグレー系の新色「コージーライトグレー」の登場により、これまでになかった「グレーの巾木」という選択が可能に。
「グレーの壁紙に巾木を馴染ませたい」「白い壁のアクセントになる巾木を入れたい」。
このような声に応えてくれるグレーの巾木で、より一層、自分らしい空間演出が楽しめるようになりました。
「馴染ませ」?それとも「アクセント」?グレー巾木で得られる2つの効果
グレーの巾木は、壁や床の色に馴染ませて、すっきりした印象を高めることも、あえてコントラストをつけてアクセントとして活用することも可能です。組み合わせ次第で表情が変わる、グレーの巾木ならではの効果を見ていきましょう。
⚫︎空間に“馴染ませる”効果

床や壁にグレーを使っている空間では、巾木もグレーで統一することで「床と壁の境界線」が目立ちにくくなり、空間がすっきりとした印象に。モノトーンやミニマルなインテリアが好みの人におすすめです。
⚫︎“アクセント”としての効果

一方で、グレーの巾木はアクセントとしても活躍します。例えば、白い壁にグレーの巾木を合わせると、海外風のインテリアのような洗練された雰囲気に。優しいコントラストを作ってくれるため、「主張しすぎない」という点も魅力です。
巾木の色で空間はどう変わる?グレーの壁で見る印象の違い
床や壁などと比べると、巾木は面積こそ大きくありませんが、色選びによっては空間の印象が大きく変わる部材です。ここでは、「グレーの壁」をベースに、異なる色の巾木を合わせた事例を比べてみましょう。
⚫︎グレーの巾木

壁と巾木を同系色でまとめることで、空間の色数を抑えられ、すっきりとした印象に仕上がります。空間の「縦」のラインが強調されるので、天井が高く感じられる視覚効果も期待できます。
⚫︎ホワイトの巾木

ホワイト×グレーの組み合わせは、やわらかさや上品さを感じさせ、クラシカルな雰囲気を高めてくれます。海外インテリアでもよく見られる配色です。
⚫︎木目調の巾木

木目カラーの面積が多くなるほど、ナチュラルで温かみのある印象に。床と巾木を同じ木目調にすることで、部屋全体が穏やかで落ち着いた雰囲気になります。
RECOMMEND:“馴染みのよさ”を目指して。「コージーライトグレー」の魅力
「どんな空間にも馴染むグレー」を目指して開発されたリクシルの新しいグレーが、コージーライトグレーです。グレイッシュカラーなどの同系色はもちろん、木目調の建具とも合わせやすいように調整を重ね、ほのかなウォームトーンと明るさを感じる優しい印象のグレーに仕上げました。

開発にあたっては、市場にある多くのグレー系壁紙を調査し、「どのグレーにも合わせやすいグレー」を追求。
明度、彩度、色相を数値化し、最もバランスの取れた色味になるよう細かく調整しているため、複数のメーカーのグレー系アイテムを使った空間や、モノトーンスタイルなどにも自然に溶け込んでくれるのが魅力です。
また、冷たさを感じにくい色味なので、自然素材のインテリアとも相性がよく、ナチュラル、北欧、ジャパンディなど、さまざまな雰囲気に寄り添ってくれます。
さらに、巾木だけでなく、ドアや収納棚、羽目板デザインのインテリアパネルなども、コージーライトグレーで揃えることが可能。空間全体に統一感を持たせたコーディネートを楽しめます。
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「巾木の色」もコーディネートの一部に。ますます広がる空間づくりの可能性

新色「コージーライトグレー」は、さまざまなインテリアテイストに対応できる万能カラー。やわらかく、温かく、時にはスタイリッシュにも表情を変えるグレーとして、住まいづくりの可能性を広げてくれるでしょう。
「部屋づくりの中で巾木の色がしっくりこない」とお悩みの方は、一度グレーの巾木を検討してみてはいかがでしょうか?
また、「グレーの巾木を取り入れてみたいけど、好みのテイストとマッチするか不安」と悩んでいるなら、「LDKデザインシミュレーター」で、事前にイメージを確認しておくこともおすすめです。
LDKデザインシミュレーター
https://digisim.lixil.co.jp/simulator/kit/lp/
巾木の色にも視野を広げ、自分好みの家づくりを楽しんでみてください。
取材執筆:佐藤有香