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公開日:2026/04/30
更新日:2026/06/24
暮らし評論家/住まい方アドバイザー/整理収納アドバイザー。個人宅の片付けサポートやセミナーの傍ら、掃除、生前整理、防災備蓄など「これからの暮らし」を豊かにするコツをSNSで発信中。「暮らしやすい家づくり」を掲げて、モデルルームの間取り提案や収納コンサルティング、メディア監修もこなす。『スッキリ心地よく暮らす プロ5人のおうち収納テク』などの著書もある。
洗面所は、朝の身支度から帰宅後の手洗い、洗濯まで、家族全員が毎日何度も使う場所。私はここを「第二のリビング」と呼んでいます。だからこそ、収納が整っていないと「探す・戻す・また探す」といった小さなストレスが積み重なりやすい場所でもあるんです。とはいえ、洗面所はスペースが限られていることも多く、「どこに何をしまえばいいのかわからない」「なんとなく物が増えてしまった」と感じている方も多いのではないでしょうか。ということで今回は、難しいテクニックや高価なグッズに頼らなくても実践できる、洗面所収納のアイデアをご紹介します。
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洗面所の中でも特に活用したいのが、鏡裏の収納スペース。目線の高さにあるから見つけやすく、手を伸ばせばすぐ取れる位置にあるため、出し入れのしやすさも抜群です。ボトル類や細かいものを収納するのに最適な場所ですが、「とりあえず全部入れている」という状態になりやすく、「足すばかりで引くことがない収納」になりがち。使い終わったものや不要になったものは常に入れ替えることを意識して、「ここに入るだけ」の量をキープするのが使いやすさを保つ基本です。ここからは、鏡裏の収納スペースをうまく使うためのコツをご紹介していきます。
鏡裏の収納スペースに使用頻度の低いものまで入れると、すぐに収まらなくなってしまいます。大前提として、「毎日使うものだけ置く」と決め、それ以外は引き出しの中など他の場所へ移動しましょう。また、洗面所に限らずですが、収納は定期的に見直す習慣をつけることも大切です。新しいものを買った時やライフスタイルが変わった際、ぜひ見直すクセをつけてみてください。
家族みんなで使うもの以外は使う人ごとにスペースを決めてみましょう。例えば…
これだけで「自分のものがどこにあるか」が明確になり、各自が自分のスペースを管理しやすくなります。家族が多い場合ほど効果的です。
何に使うか種類ごとにグループ分けするのも収納しやすくおすすめです。例えば…
グループ分けするだけで、「使うとき」も「戻すとき」も迷わなくなります。
細々したものはケースに入れてひとまとめに。取り出しやすさが格段に上がります。色や素材を揃えると統一感も出て見た目にもスッキリしますよ。
化粧品のサンプルは「いつかどこかへ出かけた時に」と思わず、すぐ使うのが溜め込まないコツ。例えばスキンケアのサンプルなら、いつも使っている瓶に立てかけたりゴムで巻きつけたり、クリップで留めて吊るしたり。「目に見える状態にしておく」のもおすすめです。使い忘れを防ぐ方法をぜひ試してみてください。扉の裏やマグネットがつく場所にフックをセットし、ヘアゴムや髪留めクリップ、ヘアバンドなどを吊るして定位置を作ってあげてもいいですね。
洗面台の下は、奥行きも高さもある収納力の高いスペース。ただし、詰め込みすぎると「物が埋もれて見えない・取り出せない」場所になりがちです。引き出しタイプと観音開きタイプでも収納のコツは異なるので、それぞれにご紹介していきます。
横に重ねてしまうと下のものが取り出しにくくなるため、常に「立てる」ことを意識してみましょう。ファイルボックスやブックエンドなどを使って、立てたものが倒れないよう工夫し、上から見たときに全体が見渡せる状態を目指すと管理しやすくなります。また、高さの浅い引き出しは細かいものが混ざりやすいため、小分けボックスなどで仕切るのがおすすめです。カトラリー収納用のケースなども使いやすく、手軽に取り入れやすいアイテムです。
観音開きは、扉を開けたときに上部に意外と空間が余っていることがあります。棚板がついていない時は突っ張り棚や収納ラックを活用して上部空間に収納を生み出してみましょう。収納量がぐっと増えます。
洗面所で意外と多いのが、「詰め替えを買ったのに、家にまだあった!」というケース。ストック管理が曖昧だと、無駄買いや収納の圧迫につながってしまいます。まず基本は、種類ごとに分けて管理すること。洗濯用、お風呂で使うケア用品、お風呂掃除用といったように用途別に分類することで、「どこに何があるか」がひと目で把握できるようになります。
詰め替えパックはそのままだと倒れやすいため、ケースなどに入れて立てて収納するのがおすすめ。見やすくなるだけでなく、「ここに入る分だけ」と量の管理がしやすく、買いすぎ防止にもつながります。我が家ではディッシュスタンドに立てて詰め替え品を管理しています。ケースの中やディッシュスタンドに空間ができたときが「買い足しのタイミング」と決まるため、在庫を数えなくても自然と適量をキープできるようになります。
「収納が足りない」と感じたときは、洗面台と壁のわずかな隙間や、洗濯機横の空間を収納として活用できないか、ぜひ一度見直してみましょう。スリムな隙間収納ラックやキャスター付きの隙間ワゴンなど、工具不要で無理なく収納力を増やせるアイテムも多く販売されています。今まで見落としていたスペースも、工夫次第で立派な収納場所になります。また、マグネットを活用した収納も便利です。洗濯機の側面や壁面に取り付けることで、浮かせる収納が実現します。▼洗濯機周りの収納についてはこちらの記事をチェックランドリー収納で家事をラクにするアイデア。洗濯機まわりを見直せば暮らしが変わる【明日からはじめる整理術】第7回
洗面所は毎日何度も使う場所だからこそ、収納の整え方が日々の快適さに直結します。「全部一気にやろう」と思わず、まずは鏡裏を整理するだけでも十分変化を感じられるはずです。できるところから少しずつ、自分に合った洗面所収納を見つけてみてくださいね。
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