あの人の暮らし

MY ROOM

こだわりと「好き」を組み合わせて。ぬくもりあるカフェ風空間

こだわりと「好き」を組み合わせて。ぬくもりあるカフェ風空間
Atsuko
Atsuko
グラフィックデザイナー

個人デザイン事務所『kalon design』代表。大手雑貨メーカーでデザイナーとして活躍後、2016年に『kalon design』を設立。グラフィックデザイン業務の他、ウェディングペーパーアイテムや真鍮表札の受注販売を行う。ナチュラルで心地いいご自宅のインテリアやライフスタイルを紹介したinstagramも人気。

「kalon design」HP

素敵な日々をおくるあの人のお部屋にお邪魔する企画「MY ROOM」。

今回はグラフィックデザイナーとして活動する、Atsukoさんのご自宅をご紹介します。Atsukoさんは個人のデザイン事務所『kalon design』にて、ウェディングのペーパーアイテムや真鍮表札のデザインを手がけています。

現在、ご主人と2人で暮らすAtsukoさん。2年前に設計から携わり建てたという一戸建てのご自宅の様子はインスタグラム(@ma_home0211)でも大人気です。

設計時にこだわったポイント、家具やインテリアアイテムを選ぶ際のルールを伺いました。

Atsukoさんのインタビューはこちら

【あの人の暮らし】妥協せず選んだ“モノ”は、長く大切に使い続ける

職人さんと二人三脚でつくり上げたマイホーム

爽やかに広がるグリーンの庭が出迎えてくれるAtsukoさんのご自宅。門から玄関まではインターロッキングのアプローチになっていて、歩くだけでワクワクします。

入り口のドアは、ナチュラルな木目調のLIXIL『ジエスタ2を使用。シックなチャコールグレーのお家に表情をプラスし、ぬくもりのある雰囲気を感じます。真鍮素材のマリンランプがアクセントになっています。

繊細なラインが美しい真鍮の表札は、Atsukoさんがデザインされたものです。

グラフィックデザイナーとして普段からモノづくりをしているAtsukoさんは、「空間」を考えることもお得意。施工業者と一緒に設計から携わり、こだわりの家づくりを完成させました。

Atsukoさん:「職人さんに図面を持って行き『こういう風にしたいんです!』と何度も話し合いを重ねました。家づくりのプロである職人さんの意見を聞くことは大事にしつつ、私たちの意見や目的をきちんと伝えることを大事にしました」

コンセプトはカフェ風! 落ち着く空間の作り方とアイテム選び

ダイニングはナチュラルなテイストの家具に、所々スチールのブラックでアクセントをプラスし、異素材をミックスさせたコーディネート。あたたかい雰囲気を醸し出す電球色のペンダントライトも印象的です。

まるでカフェに来たかのような落ち着いた空間が広がります。

Atsukoさん:「長く暮らすなら普遍的なインテリアがいいと思い、現在のようなぬくもりのあるカフェ風の雰囲気に落ち着きました」

ダイニングテーブルやチェアは、あえて同じブランドで揃えずミックス。全てをセットにするのではなく、少し“ハズし”を加えることで、海外の古いカフェのような雰囲気を演出しています。

キッチンのカウンターも木の温もりとタイルの清潔感が際立って素敵です。正面から見たキッチンの様子は、Atsukoさん一番のお気に入りなのだそう。

Atsukoさん:「生活の中で一番目にする場所なので、とことんこだわりました。ガラス製のランプシェードは、鎌倉を訪れたときに購入したもの。タイルに光が当たって揺らめく様子も気に入っています」

こちらのカフェスペースはご主人のお気に入り。2人が自身で塗ったというグレーの壁は、ナチュラルな雰囲気を引き締めてスタイリッシュな印象を与えます。

暮らしやすい導線を意識した部屋づくり

間取りを決めるうえで一番こだわったのは“導線”。この家での暮らしをイメージしながら、スペースに余裕のある空間にすることで、移動にストレスを感じません。

中でも頻繁に訪れる「冷蔵庫の位置」がポイントなんだとか。

Atsukoさん:「キッチンで料理している時はもちろん、お風呂上がりのバスルームから、仕事部屋、リビングからなど。1日過ごしてみると冷蔵庫に行くタイミングって多いんです。どの部屋からもアクセスの良い場所に設置することで、生活のしやすさがグッとアップしました」

ヴィンテージ感のある室内ドアがアクセントに

玄関からリビングに続く室内ドアは、LIXIL『ラシッサD ヴィンティア』ネイビーブルーを採用。

Atsukoさん:「これは実際にショールームに行き、実物を見て購入しました。ドアのマットな質感や主張しすぎない落ち着いた色合いがとても気に入りました。レトロな雰囲気とガラスの抜け感がありつつ、ドアノブの形状からクラシックさも感じられます」

ドア横にあるおしゃれな電気スイッチは、老舗真鍮鋳物メーカー『FUTAGAMI』のモノ。ドアのヴィンテージ感と合わせて細かいアイテム選びも素敵です。

トイレやバスルームの引戸も同じ『ラシッサD ヴィンティア』シリーズで揃えているAtsukoさん。チャコールブラックのドアにゴールドの“BATHROOM”の文字が映えますね。

仕事部屋は光と差し色を取り入れてバランスよく

Atsukoさんの仕事部屋は、ガラス扉と窓に囲まれた爽やかな空間。光が差し込む造りにすることで抜け感を作っています。

全体的にナチュラルな雰囲気のお部屋ですが、仕事部屋のドア枠や窓、家具の一部には、ポイントで黒を入れています。

Atsukoさん:「濃い色を多用すると部屋全体が重たくなるので、黒はポイント使いで空間を引き締めています」

仕事部屋のドア近くは映画に出てきそうな可愛らしい看板がありました。ここにもAtsukoさんの小さなこだわりが垣間見えます。

可愛くて実用的!アイデアが光る空間活用テク

お部屋を拝見していると目に入ってきたのが “掃除ロボットのお家 ”。

Atsukoさん:「掃除ロボットってリビングにそのまま置いておくと意外と目立ちますよね。なので、階段下のスペースに専用のお家を作ってもらいました。このアイデアは階段下にペットスペースを作られていた方を参考にしているんです」

そのほかにもお部屋のあちこちにAtsukoさんのアイデアを見つけることができます。

こちらは、鍵など毎日使うアイテムを置くスペース。家に入って最初の印象を受ける玄関側からは死角になるので、生活感のあるものをここに集約しているのだそう。雑誌などはラックに入れ、ただ隠すのではなく見せる収納にしています。

仕事部屋の右側にあるのは “飾る壁”。壁の裏には洗面所があり収納スペースとなっています。この収納スペースの裏側を「飾るスペース」として活用しています。

取材時は、存在感のあるキュートなリースが飾られていました。また、飾る壁の下部分にスペースを作ることで、空間を遮断せず部屋を広く見せています。

妥協しないアイテム選びが部屋の雰囲気を左右する

ダイニングの向かいはくつろぎのリビング。広々としたソファでリラックスできる空間はご主人お気に入りの場所。

天井から吊るしたハンモックは、ちょっとした休憩や本を読むときに活躍してくれます。ここでのお昼寝も気持ち良さそうですね。

Atsukoさん:「インテリアアイテムは基本的に私が選んでいます。ただ決めるときは『こんな理由で、このアイテムが欲しい』と夫にプレゼンしています(笑)。ふたりでとことん話し合って、お互いが納得したモノしか買いません」

小さなポイントにも妥協しないAtsukoさんの家づくり。こだわり抜いたからこそ、インテリアとも長く大切に付き合っていけます。小物使いや空間のつくり方など、みなさんもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

・Photo by:山田健司
・Writing by:小野喜子

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