“家具と雑貨の組み合わせ”で、インテリアをもっと楽しく
このコラムでは、季節やテーマに合わせたインテリアや、お部屋のお悩みを“家具と雑貨の組み合わせ”で、もっと気軽に楽しんでいただくアイデア術をご紹介していきます。
担当するのは家具店「CRASH GATE」でバイヤーをしている平田とわです。よろしくお願い致します!
冬のインテリアって、物が多くなりがち。
冬のリビングのインテリア、みなさんどうしていますか?
ただでさえ散らかりがちのリビングですが、冬になるとストーブや加湿器、ブランケットなど季節のアイテムでさらにごちゃっと物が多い印象になりがちです。
実際に店舗に来られるお客さまの中にも「リビングをキレイにすっきりしたい」との要望を伺うことが多くありました。そんな時におすすめしたい方法が、リビングのコーディネートは「クローズ収納」を必ず1つは取り入れるということです!
CRASH GATEの「ALICE CHEST」
- 圧迫感の少ない背丈の低いものを選ぶ
- メインカラーに合わせたものを選ぶ
リビングの「クローズ収納」を選ぶコツはこの2つ。特に「メインカラーに合わせる」は、すっきりと見えるお部屋には欠かせない鉄則ルールですね。
モバイルの充電コードや、あとで確認したいチラシやお手紙などはチェストの引き出しに小分けにして入れておくだけでOK。定位置を決めることで、リビングテーブルの置きっぱなしを防ぐことができます。
収納の上には季節のお花を生けたり、お気に入りの小物を並べるなど、自分らしいアレンジを楽しむ場所としておくのも良いですね。
ボリュームのある冬用小物をインテリアに溶け込ませるには?
かさばりが気になる冬のアイテムとして、堂々の第1位は「こたつ」ではないでしょうか?
最近はソファのあるリビングに使える脚の長いタイプのこたつもありますが、こたつ布団が広がってしまい、部屋が狭く見えがちですよね。
こたつをすっきりと見せるコツは2つ。
- 薄手の布団を選ぶこと
- 色合いをお部屋のファブリック類とあわせて選ぶこと
すでに決まったこたつをお使いならば、お部屋のファブリックの色に合わせた布団を使用することですっきりとした印象になります。
下に敷くラグも同じ要領で、色合いをそろえて選ぶと◎。シンプルな単色がおすすめですが、柄物のラグを取り入れたい場合は、
- なるべく色使いが少ないものを選ぶこと
- 同じ布でしつらえたクッションなどを使うこと
これらのポイントで統一感を出すことをおすすめします。今なら流行のフォークロア調が個人的にお気に入りです。
ちょっとしたひと手間で、すっきりした空間に。
冬のリビングをすっきりと見せるコツ。クローズ収納やこたつの例を具体的に挙げましたが、どんなお部屋でも実践しやすいポイントは3つです!
- 各アイテムの形を合わせる。色使いは3色まで
- 物の置き場所を決めてあげる
- 季節感のあるものを飾る
実際にお客様のお部屋をコーディネートする際や、私自身の部屋にも実践しているこの時季のルールです。この3つを守るだけで、空間の印象がうんと変わりますよ。
この季節だけの冬のインテリア。ぜひエンジョイしてくださいね。次回もお楽しみに。
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