季節を感じる暮らしは、日常に彩りや変化を与えてくれます。
お洋服を半袖から長袖に、厚手のコートと季節に合わせて調節していくように、インテリアも少しずつ変化を加えられたら楽しいですよね。今回は雑貨や小物を使って、気軽に楽しめる秋冬インテリアをご紹介します。
- 目次
- 秋冬らしいインテリアづくりのポイントは?
- 「暖色アイテム」を取り入れて、温かみのある空間に
- ファー素材のクッションカバーで、快適リビングを実現
- ムートン小物でお手軽。ほっこり秋冬インテリア
- 秋冬のブランケットはどう選ぶ?
- パンパスグラスや綿の花。秋冬らしい植物を飾って
秋冬らしいインテリアづくりのポイントは?
秋冬らしいインテリアは、温かみのある雰囲気づくりが大切。
色味や素材をちょっと意識するだけで、秋冬らしいお部屋が完成させることができます。
カーテンやラグなど、大物アイテムに変化をつけることは難しいもの。ファブリックや小物で手軽に印象を変えてみるのがおすすめです。
「暖色アイテム」を取り入れて、温かみのある空間に
秋冬らしい、温かみのある空間をつくる上で、欠かせないのが赤、オレンジ、ブラウンなどの濃い暖色のアイテム。
ダイニングテーブルに暖色カラーを取り入れるだけでも、一気に秋冬らしい雰囲気を演出することができます。
こちらは民族織りのマット。わが家はシンプルなストライプ系のものをセレクトしましたが、民族柄にはさまざまな色柄があります。インテリアに個性をプラスすることができるので、ぜひお気に入りの模様を探してみてください。
「Clay Brume」
また、フラワーベースを定番の透明ガラスやホワイトから、重厚感のある色味に変えてみるのもおすすめ。今回はネイビーにチェンジして、より落ち着きのあるインテリアに。
花瓶は、お花屋さんで購入したもの。オレンジや赤の花を際立たせてくれるのがお気に入りで、柄の風合いもやさしく、どんなお花も大人っぽく演出してくれます。
ファー素材のクッションカバーで、快適なリビングを実現
ZARA HOME「フェイクファー クッションカバー」
いつものクッションカバーも素材を変えるだけで、一気に秋冬らしい印象に。
今回取り入れたファー素材のカバーは見た目はもちろん、ふわふわ感が心地良いので、ソファやリビングなどのくつろぎ空間に取り入れるのがおすすめです!
今回のクッションカバーは、「ZARA HOME」で購入しました。
アイボリーのやさしいカラーがほかのインテリアとも相性よく、いつものソファにちょっと違った雰囲気を加えてくれます。「ZARA HOME」では毎年素敵なカラーや、さまざまな質感のファー素材カバーが販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ムートン小物でお手軽。ほっこり秋冬インテリア
また、冬のインテリアにはムートンアイテムも外せません。
ムートンとは羊の毛皮のこと。あたたかみのある素材感で、ムートンラグをソファや椅子、床に敷くだけで、あっという間にほっこり空間に。
カバーを変えられないラウンジチェアも、これを乗せるだけで秋冬仕様にチェンジできます!
ムートンラグにもたくさんの色がありますが、私は温かみを感じるキャメルカラーを選びました。木目の家具とよく馴染むので、インテリアの統一感も演出できます。汚れが目立ちにくいのもいいところ。
ただ、ムートンラグは長時間座ったり、使い続けるうちに毛並みが悪くなってしまうデメリットがあります。
ラグを買うときは、ぜひ一緒にお手入れブラシも購入してみてください。サッとブラッシングするだけで、毛並みがふわっふわに蘇りますよ! このお手入れをする時間も、また冬を感じるひと時になります。
そして、ムートンラグに合わせて使いたいのが、ムートンスリッパ。足元から秋冬仕様にチェンジして、お家の中で秋冬を楽しみましょう!
秋冬のブランケットはどう選ぶ?
TAUKO「チェックファーブランケット」
インテリアの中でも大きな面積をとるブランケットは、デザイン選びが大切です。
まずは、ブランケットをインテリアのポイントにしたいかどうかを決めること。お部屋に馴染むシンプルな単色か、それともワンポイントになる柄物か。ご自宅のお部屋に合わせて考えてみてください。
それでも、「柄物もシンプルなデザインも、どちらも好きで選べない」という方にはリバーシブルがおすすめ!
わが家で使っている「TAKUO」のブランケットは、表面がシンプルなベージュカラーのボア素材で、裏面は秋冬らしいチェック柄ファー素材。気分や季節に合わせて、使い分けることができます。
パンパスグラスや綿の花。秋冬らしい植物を飾って
植物をうまく使うことができれば、一層秋冬らしい雰囲気を盛り上げられます。
写真左に置いた、「パンパスグラス」は特におすすめ。ススキに似たパンパスグラスは、羽毛のような質感が特徴で、お部屋に飾るのに人気の植物。ふわふわの穂が温かみを演出してくれます。
大きな花瓶にたくさん生けることで、ふわっふわのオブジェに!
ひとつの花瓶に5本以上生けると、バランスの良い見た目になります。
さらに「パンパスグラス」はドライの状態で販売されているため、一度購入すると毎年使い回せる優れもの。収納する際は新聞紙などでやさしく包み、湿気の少ない場所で保管してください。
テーブルまわりなどには、綿の花を選んでみるのも◎。ふわふわの綿が秋冬にぴったりです。
お花屋さんで購入できますが、造花を飾ってみてもいいかもしません。偽物感が好みでない方もいるかもしれませんが、綿の場合はとてもリアルなものが多いんです。
毎年繰り返し使うことができて、保管も気を使うことがないので、造花も選択肢として検討してみてください。
植物の飾り方にはこんな方法もあります。
写真は小さな額に季節の植物を押し花のように入れたもの。手間をかけずとも、季節感のあるインテリアを作ることができます。
秋は紅葉した葉っぱ、春はカラフルなお花など、季節に合わせて植物を変えて楽しんでみてください。
色や素材、植物で。気軽に秋冬インテリアを楽しんで
色や素材、植物など、秋冬インテリアはさまざまな角度から楽しむことができます。
いつものクッションカバーをちょっと変えたり、ブランケットやスリッパなどに柄や素材を取り入れてみたり。気軽に楽しむことができるのも秋冬インテリアの魅力。
ぜひご自宅に合った、心地よい秋冬スタイルを探してみてくださいね。