光が部屋中にさし込む壁一面の大きな窓。そしてインパクトある黒いキッチンとグレーのアクセントウォール。モダンなホテルを思わせるM さん宅が完成したのは3年前。実家の移転建て直しと結婚のタイミングが重なり、この2世帯住宅を考えたそうです。インテリアの参考にしたのは、大きな窓やメープル系の木とグレーの内装が素敵なリゾートホテル。
ゆっくりととのえてきたインテリア。帰ってくるのが楽しみな家
Mさん:「キッチンは、予定していたグレーより空間が締まる気がして、思いきって黒を選びました。」
LDKの主役は黒いアイランドキッチン。背後の壁面カウンターはLIXIL「集成カウンター」のナチュラルオーク、床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のメープルF。「息子がクルマで遊んでも、傷が目立たなくて助かります」。
周囲からも「イケメンキッチン」と呼ばれる主役級キッチンですが、「バキバキにカッコよすぎるのも苦手で(笑)」と、この強い色をやわらげるため、下がり天井を木目に、背後の壁面はグレーにしました。そんなキッチンにはリビングの飾り棚のようにオブジェが置かれ、冷蔵庫など生活感のあるものは見当たりません。
左/パントリー内のワークスペース。開放的なうえに窓もあるので、空気がこもらず快適です。 右/キッチン脇のパントリーは出入りしやすいよう扉をなくし、冷蔵庫や、使用頻度の少ない家電はここに。
Mさん:「1階はほぼワンルームの間取りなので、生活感ができるだけ出ないように広めのパントリーを確保しました。見せたくない家電やものは、ここに収納しています。ドアがないので、動線的にも便利で、空気もこもらず正解でした!」
季節や時間で表情を変えていくアートのような日ざし
Mさんには決めていることが2つあります。ひとつは「迷ったらシンプルなほう」。この法則で、なかなか決まらなかったダイニングのペンダントライトはあえてやめ、すっきりしたダウンライトに。2つめは「お気に入りと出会うまで代用品で間に合わせない」。そのため寝室の壁面には照明がしばらくなかったとか。納得できるものだけをそろえ、インテリアを今の状態にするまで3年かかりました。
Mさん:「だから家族全員、家が大好き。旅行から帰るとほっとします。」
西脇一弘さん作のポスターと「chikuni」の照明でしっとりとした雰囲気のコーナー。
テレビ台はLIXIL。床色になじみます。
左/インテリアは、黒いキッチンとデンマーク「アイラーセン」のソファから決めていったそう。 右/新築してからは、季節の花や枝物を飾るようになりました」。
左/低い入り口の奥がこもり部屋。扉をなくして寝室とつながりを。床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のメープルF。 右/ご主人のこもり部屋。
左/「階段」はLIXILのメープルにアイアンの手すり。 右/ここのアロマが1階まで香るそう。床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のメープルF。
左/白い空間にクリムトの絵が映えて。ドアはLIXIL。 右/親世帯にある妹さんの里帰り部屋。引戸は「ラシッサS」のプレシャスホワイト、床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のイタリアンウォルナットF。
収納扉は引戸と同じプレシャスホワイト。
ソフト面もハード面も風通しのいい2世帯の家
親世帯のLDK。床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」のメープルF。
朝や夕方など光の入り方で、家にいながら季節の変化も楽しむようになったそう。晴れの日は特に気持ちがよく、M さんのお父さまがこだわったという2世帯間を吹き抜ける風の通り道も、心地よさに一役買っています。
Mさん:「横につながる2世帯なので、親子としての風通しもよく、ドアを開ければすぐに話せて、この配置にしてよかったです。」
左/LIXIL「ラシッサ Dフロア」メープルFの床と、壁面にとりつけたLIXILのカウンター&引出しの壁面収納は、色なじみがよくて好相性。 右/親世帯から見た子世帯。「お互いに自分の家の椅子に座ったまま会話しています(笑)」
自宅で料理教室を開いているお母さま。「おかずをお裾分けしてもらったり、両親宅で一緒に食事をしたりしています」とMさん。壁面いっぱいの収納扉はLIXIL。
左/共用玄関は雰囲気を変えて、壁はLIXIL「エコカラット」ビンテージオークのグレイッシュブラウンを。廊下の床はLIXIL「ラシッサ Dフロア」イタリアンウォルナットFに。奥の子世帯のドアはLIXIL「ラフィス」のグレー。 右/トイレのカウンターはLIXIL。
今は、カラフルなスカーフを額装して飾るなど、色や柄を楽しむインテリアにも挑戦中。「今後は、キッチン背面にダークグリーンのアクセントタイルを貼ってみたいです。

大きな窓からの日ざしで隅々まで明るく
壁いっぱいの掃き出し窓で、日暮れまでずっと明るいLDK。春は朝日が部屋の奥まで入り込み、秋の夕暮れは壁にストライプの影ができて美しいそう。
リビング同士で会話もOK。2世帯が横につながる安心感
上下でなく共用玄関をはさんで左右につながるため、プライベートを保ちつつ、お互いの外出や帰宅も把握。息子さんも気軽に行ったり来たり。
2世帯間を吹き抜ける心地よい風の通り道
親&子世帯それぞれのリビングドアと窓を開けると、家の端から端に一直線に風が通るよう設計。さらに階段を通して家じゅうに空気がめぐります。
※掲載商品は実施工例のため、販売終了商品も掲載されている場合がございます。