地窓やハイドアで余白のあるジャパンディ空間に。収納・開放感・採光の工夫を詰め込んで

公開日:2025/12/16

更新日:2026/01/28

地窓やハイドアで余白のあるジャパンディ空間に。収納・開放感・採光の工夫を詰め込んで
兵庫県/Kさん

以前から家のことが好きで、ともに住宅関係の仕事に就いているご夫妻。「いつかこだわりのマイハウスを」との夢を抱いていました。妊娠を機に家づくりに着手し、プランニングにも積極的に参加。お子さんが誕生して半年後に完成した新居です。「インテリアの好みはほぼ同じ。もめることはありませんでした」

■Room Clipハンドルネーム:peng88

■URL : https://roomclip.jp/myroom/5515976

■施工 : ライフデザイン・カバヤ㈱

憧れの宿をお手本に余白の美しさを生かした“ジャパンディ”な家

以前からRoomClipなどで見て、Kさんが心ひかれていた“ジャパンディ”。和と北欧が融合した、ミニマルでぬくもりのあるデザインが魅力です。

マットな素材感が白の世界にぬくもりを

そんなKさんが家づくりの検討初期に出会ったのが、あるホテル。

Kさん:「ジャパンディの世界観を体現したような空間と、上質なくつろぎ感に魅了され、“こんな家に住みたい”という強いインスピレーションを感じました。夫も共感し、家づくりのイメージの軸になったんです。」

住宅設備コーディネーターをしているKさん。新居の内装や建具、設備などはひとつひとつ自分で選びましたが、そのとき常に立ち戻るコンセプトが“ジャパンディ”であり、憧れのホテルのデザインだったのです。

キッチン奥のパントリーの引戸と左端の収納扉はLIXIL「ラフィス」のプレシャスホワイト。LDKの引戸はLIXIL「ラフィス」のトープ。どちらも空間にとけ込むノイズレスなデザインです。キッチンはLIXIL「リシェル」のカラカッタホワイト。

内装を考えるときに意識したのは「白」。壁や天井に加え、引戸や収納扉、バーチカルブラインドなども圧迫感のない白を選んでいます。

Kさん:「色だけでなく、マットな素材感にもこだわって、シンプルな中にあたたかみを感じるようにしました。」

“ノイズレス”も重要なキーワードです。特に建具は天井までのハイドアにこだわり、枠が細く、把手のないタイプを選択。よけいなラインのない、余白が生きる空間になりました。照明器具も少なくし、ガラスの映り込みが少ない商品を選択。

Kさん:「夜、中庭からも美しい眺めを楽しめます。」

キッチンはLIXIL「リシェル」のカラカッタホワイトのセラミックトップにシルキートープの扉。背面収納との間を広くとって作業しやすく。

左/廊下の突き当たりにある洗濯・脱衣室の引戸はLIXIL「ラフィス」のプレシャスホワイト。右/引手や表示錠も白を選んで存在感を消し、広がりを感じさせています。

左/ゲストも使う1階トイレはカウンターを造りつけて、照明の演出で落ち着いた雰囲気に。引戸はLIXIL「ラフィス」のグレー。右/家族用の2階トイレはLIXIL「Jフィット」。キャビネットつきだから予備のペーパーなどを収納でき、すっきりして掃除もラク。

左/洗濯・脱衣室は広めにとり、天井に室内干し用のバーを設置。タオルや洗濯グッズはオープン棚に使いやすく収納できます。右/食材やストック品はパントリーに。シンプルな白のストッカーを活用して収納も気持ちよく。

階段の手すりやソファは、床の色にトーンを合わせた中間色でソフトなアクセントに。穏やかで洗練された空間づくりに成功しています。

壁や収納扉になじむマットな生地のバーチカルブラインド。幅を掃き出し窓より広くし、開いたときのカーテンだまりが窓をふさがないようにしています。収納扉はLIXIL「ラフィス」のプレシャスホワイト。

小さなお子さんがいると思えないほどすっきりしたKさん宅。

Kさん:「じつは私は片づけ下手。だから収納プランはしっかり考えました。」

お子さんの衣類やおもちゃなど、グッズ一式はLDKのクローゼットに収納。

Kさん:「子どもを寝かしつけたあとは、その中に全部片づけて、部屋をリセットするのが日課です。」

左/ダイニングに座ってもソファの背もたれがじゃまにならず、視線が抜けて広く感じられます。壁掛けテレビはAVボード不要なので、部屋を広く使えます。右/リビング階段の手すりはスリムなスチール製。安全性を確保しながら、視線を遮りません。建具やキッチンの色に合わせて塗装しました。

左/フルフラットのキッチンとダイニングテーブルを横並びにして、奥にのびるイメージを強調。配膳やあと片づけの動線もスムーズです。右/広いカウンターで身支度も心地よくできる洗面室。ボウル一体タイプの洗面化粧台はLIXIL「ルミシス」のピュアホワイト、扉はネオグロスホワイト。タイルもLIXIL。

左/地窓から中庭の植栽が見える玄関。帰宅したとき、ほっと心がなごみます。右/玄関ホールから廊下への引戸はLIXIL「ラフィス」のアルミガラス建具を採用。プレシャスホワイトのフレーム×フロストホワイトのガラスで光を通しながら視線を穏やかに遮ります。

中庭のデッキはLDKの床とフラットに続き、広がり感を演出。植栽を眺めながらくつろいだり、朝食を楽しんだり、リフレッシュできる大切な場です。

左/室内外をフラットにし、一体感と広がりを。デッキのタイルとサッシはLIXIL。右/ジャパンディな趣をかもし出す縦格子はLIXILの「コートライン」。塗り壁の外壁に中庭のイロハモミジがうるおいを添えます。

Kさん:「この家のおかげで、育児の疲れがやわらいでいるよう。子どもものびのび過ごせるし、家づくりをして本当によかったです。」

 

**ひろびろ心地いい!空間づくりのアイディア**


ディスプレイノイズレスな建具ですっきり

天井までのハイドアは、閉めれば壁と一体化。枠が細いミニマムデザインが視界をじゃましません。

 


ディスプレイ床の長手方向で広がりを出す

床材は部屋の長辺に合わせた張り方に。キッチンの向きとそろい、視線がのびて広く感じられます。

 


ディスプレイ壁と天井は白で広がりを

圧迫感がなく明るさを感じさせる白の内装。キッチンはニュアンスのあるセラミックトップを選び、表情を加えました。

 

 

**これから家づくりを始めるかたへのアドバイス **

「細かい仕様を決める前に、具体的にコンセプトやテーマを決めること。家づくりを進めるうちに、いろいろな商品の情報が入ってきて目移りしがちですが、軸がぶれないと仕様決めがしやすいです。また、建材などはできるだけショールームなどで現物を確認したほうがいいですね」

 

※掲載商品は実施工例のため、販売終了商品も掲載されている場合がございます。

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