キナリモダン

優しい素材感で整う住まい。キナリモダンでつくる“家事楽”動線の家

公開日:2026/04/01

優しい素材感で整う住まい。キナリモダンでつくる“家事楽”動線の家
Living Deli編集室
Living Deli編集室
LIXILリビング事業部

ドアや床、収納を開発しているLIXILリビング事業部のメンバーがお送りします。商品紹介ページには掲載していないコーディネートや組み合わせ方のコツなど、思いを込めてご紹介していきます。

今回は、40代の共働き夫婦とお子さん2人の、4人暮らしの戸建てをイメージした事例をご紹介します。

家族が自然に集まる空間を目指しつつ、仕事や育児での忙しさを和らげるため、効率の良い家事動線も意識しながらコーディネートしています。

ドアなどのアイテムには、すっきりと落ち着いた雰囲気を演出してくれる、ラシッサDシリーズの「キナリモダン」をセレクト。素材感と優しいニュートラルカラーが印象的なモダンな空間に仕上げました。

建具やヌックで魅せる、キナリモダンの空間づくり

明るめのニュートラルカラーで統一したLDK床「ラシッサ Dフロア」ライトクレイ調455(幅広)、壁タイル「エコカラットプラス」ストーングレース グレー

今回の空間は、「家族の集まりやすさ」と「効率の良い家事動線」の両立がテーマです。

家族がほっとくつろげる優しい雰囲気を作るため、インテリアのベースは明るめのニュートラルカラーで統一しました。その上で、主張の強すぎない木目や穏やかな石目模様を取り入れ、明るく落ち着いた印象に。

空間づくりで取り入れたいドア選びのテクニック

リビングから見える3枚のドア写真左から、パントリー入口「ラシッサD キナリモダン」コウノキ、ファミリークロークへの入口「ラシッサS」プレシャスホワイト、木目の壁「インテリアパネル」コウノキ

キッチン脇の木目調の壁には、同じく木目調の「キナリモダン」の引戸をセレクト。ファミリークロークの入り口も、壁と併せたプレシャスホワイトの引戸を使用しています。

複数のドアが存在している空間では、それぞれのドアの主張が強くならないよう壁や空間に馴染ませるのがおすすめです。

その他にも、このLDKには空間を格上げするドア選びのテクニックが。まずリビングドアは、プレシャスホワイトのドアと、ソフトグレーのドア枠を組み合わせました。

ドア枠のパイピングと細いガラスが印象的なリビングドアリビングドア/本体「ラシッサS」プレシャスホワイト/ドア枠「ラシッサD キナリモダン」ソフトグレー

ドア本体とドア枠の色は、通常同色にする場合が多いですが、色を変えるとドア本体をパイピングしたようなデザインになり、空間のアクセントになってくれます。

組み合わせ次第でさまざまな印象を作れるので、好みのデザインを見つけるのも楽しみ方の1つです。

また、階段部分には大採光の引戸を設置。リビング階段は、家族が顔を合わせる機会を増やせるほか、開放感な印象も魅力ですが、冷暖房が効きにくいというデメリットも。

アクリルで抜け感のあるドアリビング階段引戸「ラシッサS」プレシャスホワイト/アクリルパネル

そこで透け感のあるアクリルパネルの引戸を設け、空間の抜け感と機能性を両立させました。フレーム全体が引手になっているデザインなので、大人から子どもまで使いやすく、階段を降りる途中からでも開け閉めしやすいのが特徴です。

階段下の「ヌック」で、家の中に“おこもり空間”を

階段下のヌック

階段下のスペースにはヌックを設けました。天井が低い空間を活かし、落ち着いて過ごせる“おこもりスペース”をイメージしています。

ヌック内部には、カウンターデスクとベンチを。ベンチ「リラックスベンチ」座面クッション(別売)レザー調ライトブラウン、デスク「シートカウンター」コウノキ、収納棚「一枚棚」プレシャスホワイト、壁面収納「アクセントボード」ソフトモーブ

ヌックの中にはベンチと、カウンターデスクを設置。リビングを眺めながら座ることも、カウンターデスクに向かってちょっとした書き物やデスクワークをすることもできます。

ベンチは、ゴロンと横になれるサイズ感なので、ちょっと横になってくつろぎたいときにもぴったりです。

カウンターデスク上部に棚を、さらにデスク正面の壁面にマグネット対応のアクセントボードを設置して、活用の幅を広げました。

お気に入りの雑貨や小物を飾ったり、メモや写真を貼ったりと、用途に合わせて自由に使えるのが魅力です。

豊富な収納と回遊動線で「いつでもすっきり」を叶える

家事効率を高める回遊動線を敷いた間取り間取りイメージ。

小さなお子さんがいる家庭では、収納計画が家事効率を大きく左右します。今回の事例では、回遊動線を取り入れ、ランドリーとファミリークローゼットを、リビングやキッチンから回れる間取りに。家族同士の行き来がスムーズになり、家事での移動距離も短くなります。

ファミリークローゼット

かける・吊るす・置くの収納が叶うファミリークローゼット ファミリークローゼットの壁面にはマグネットを貼り付けられるアクセントボードを。別角度から見たファミリークローゼット。
棚「ヴィータス パネル」、壁面収納「アクセントボード」セージグリーン

リビングにある白い引戸が、ファミリークローゼットの入り口。洗面やランドリースペースと隣接しており、洗濯から収納までを1カ所で完結できる設計になっています。

ホワイトで統一した洗面スペース洗面スペースには、身支度に使えるカウンターも。別角度から見た洗面周り。上写真奥の白い引戸はリビングからの入り口。入ると、ファミクロ、洗面・ランドリーと回遊でき、身支度や洗濯の動線がスムーズ。
床「ラシッサ Dフロア」クルミF、洗面化粧台「ピアラ洗面台」グロスホワイト、鏡「木枠付き1面鏡」クリエペール、デスク「集成カウンター」プレシャスホワイト、棚「一枚棚」クリエオーク、壁面収納「アクセントボード

収納部分は、ヴィータス パネルを採用。“かける収納”を多めに組み合わせました。また、マグネット対応のアクセントボードを壁面に設置したことで、通路を確保しつつ収納量もアップ。

シューズクローク

靴以外にも、子どもの遊具や外で使うものを収納できるシューズクローク棚「すっきり棚」木製/ナチュラルオーク、樹脂製/プレシャスホワイト

玄関横にはシューズクロークを設置しました。靴だけでなく、子どもの外遊びグッズや傘、バッグなどもまとめて収納できるスペースです。

汚れやすい靴の収納部分には水拭きしやすい樹脂製の棚(写真右)、バッグなどの置き場には木製の棚(写真左)を使い分けています。可動式の棚をチョイスすることで、ブーツや長靴など、高さのある靴にも対応できます。

玄関に設置した手洗い場アート「エコカラットプラス」デザインパネルキット:アートブリュット、棚「一枚棚」プレシャスホワイト、格子「インテリア格子」コウノキ、手洗い場「エスタ」マットホワイト

玄関周りを、「家族」と「来客」の2つの動線に分けた設計にしていることも、今回の空間の特徴です。

家族が帰宅した場合は、玄関からシューズクローク、洗面スペース、ファミリークローゼットへと動線がつながり、お客様が来た場合は、玄関から来客用の手洗いスペースを通って、リビングにつながる設計。

家族と来客の動線と分けることで、生活感を見せず、すっきりした印象を保てるようになっています。

パントリー収納

可動式棚のパントリー棚「すっきり棚」グレーアッシュ、壁面収納「アクセントボード」プレシャスホワイト

パントリー収納は、キッチンから数歩でアクセスできる距離にあり、料理中でも使いやすい位置関係に。冷蔵庫も納められる広さがあるため、キッチンの生活感を軽減させてくれます。

こちらの棚にも「すっきり棚」を使用。棚の奥行きは200〜400mmまでと幅広いので、コンパクトな空間でも効率よくストックすることができます。引戸側の壁面には、アクセントボードを設置してかける収納スペースにしています。

リクシルの人気設備でさらに快適に。トイレやキッチンも“家事楽”を意識

トイレやキッチン周りも、「掃除のしやすさ」や「配膳のしやすさ」などを意識することが、家事への負担を軽くしてくれるポイントです。

今回、トイレには掃除のしやすい「フロートトイレ」を、キッチンには大容量の食洗機やタッチレス水栓を採用し、作業のしやすさを意識しました。

掃除がしやすい「フロートトイレ」

フロートトイレとトイレドアトイレ「フロート トイレ」ピュアホワイト/木製パネル:ウォルナット、壁タイル「エコカラットプラス」グラナス ラシャ/ホワイト、トイレドア「ラフィス」プレシャスホワイト

床から浮いたデザインのフロートトイレは、見た目もすっきりとした印象。トイレ本体が床に設置していないため、掃除がしやすく、コンパクトな空間でも圧迫感を軽減させます。

インテリアに馴染むキッチン「ノクト」

インテリアに馴染むキッチン「ノクト」キッチン「ノクト」ホワイトグレイン、キッチン収納「ハイフロアキャビネット」ソリッドホワイト、室内窓「デコマド」プレシャスホワイト

家具のようにインテリアに馴染むデザインが魅力のキッチンシリーズ「ノクト」。薄いワークトップが特徴で、空間に軽やかな印象を与えてくれます。

キッチン本体は木目調のホワイトグレイン、背面収納にはソリッドホワイトをセレクト。本体は床と、収納は壁と馴染むカラーを選んだことで、空間全体のコントラストを抑え、すっきりと整った印象に。

さらに、タッチレス水栓や、大容量の食洗機なども取り入れ、日々の家事負担を軽減する工夫もプラス。配膳のしやすさも意識し、ダイニングテーブルはキッチンと横並びにしました。

“心地良さ”と“家事楽”を両立した住まいづくりを

優しいニュートラルカラーと素材感を活かした「キナリモダン」のインテリアに、家事効率を高める動線設計を組み合わせた住まい。

回遊できる間取りや、ファミリークローゼット、パントリーなどの収納計画によって、家族の暮らしをより快適に整えながら、LDKはすっきりとした雰囲気を保てるように工夫しました。

デザイン性と機能性を両立した住まいづくりのヒントとして、参考にしてみてはいかがでしょうか。

取材執筆:佐藤有香

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