いよいよ、住宅断熱性能が本気で問われる時代です。

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅の脱炭素化は最重要テーマの一つ。
2022年に断熱性能の上位等級5・6・7が新設され、
2025年4月に省エネ基準への適合が義務化となりました。
これからの住宅はより高い断熱性能へシフトしていくことが求められます。

断熱性能のこれからの指標

これからは、省エネ基準適合だけでは
不十分?!

2025年4月に省エネ基準義務化がスタートし、その後、さらに省エネ性能をレベルアップ。2030年までには省エネ基準がZEH水準に引き上げられるロードマップになっています。

2025年、これまでの“最高等級”が
“最低等級”に!

等級5・6・7の新設とともに、等級4が適合義務化されたことで、等級4が法律上クリアしなければならない最低ラインに。さらに2030年までにはZEH水準である「等級5」が最低水準になります。

※5地域の等級6・7の水準は、HEAT20 G2・G3と異なります。

日本の住宅全体の高性能化が一気に加速

上位等級の新設だけでなく、国は従来の制度の見直しや新施策を開始。日本の住宅全体がより高い断熱性能に急速にシフトしていくことが予想されます。

等級6以上の「GX志向型住宅」に
大型補助金

ZEH水準を大きく上回る性能を有する「GX志向型住宅」に対する大型補助金「子育てグリーン住宅支援事業」(160万円/戸)が2025年2月にスタート。断熱性能については、“等級6”以上が要件となっています。

※1 ただし、寒冷地等は75%以上(Nearly ZEH)で可。都市部狭小地等は再生可能エネルギー未導入(ZEH Oriented)で可。
※2 「ECHONET Lite AIF仕様」に対応する「コントローラ」として、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置すること。
※ 2025年5月現在の情報です。