わが家にいる時間を家族で過ごす充実したひとときにするために、日々の暮らしをもっと効率的にしたいと思うのは当然のこと。そして料理や洗濯、朝の準備を効率的に行うひとつの提案として、リフォームがあります。例えば、作業効率が良いと言われているアイランドキッチン。設置できるスペースがないからと、諦めている人も多いのではないでしょうか。でも意外と知られていないようですが、実はコンロとシンクを分けたU列型配置のキッチンなら、そこまで広いスペースがなくても十分設置することができます。他にも暮らしを効率的にするリフォームはいくつもあります。アイデアと工夫次第では、理想の暮らし方を実現することだって夢ではないでしょう。
毎日の生活の中には、もっと効率化できることがたくさんあります。例えば、洗濯のたびにテラスデッキと部屋を何度も往復したり、朝、身支度の時間が重なってしまうことで起きる洗面室の渋滞……。ちょっとだけストレスになりませんか。洗面化粧台の配置やキッチンのワークトライアングルを工夫することで、ストレスなく室内を移動することができるようになります。今や共働き世帯も増えてきており、家族のあり方や、幸せのあり方が大きく変化している中「効率化」をリフォームに採り入れることは、暮らしを充実させるための重要なキーワードです。
コンロとシンクを分けて設置するU列型配置のキッチン。ワークトライアングルが整いやすく、またワークスペースを広く設けられるので、格段に作業効率が上がります。家族と会話をしながらお料理したり、ホームパーティの時に作りたてをすぐにサーブできたり。楽しみながらお料理がはかどる、うれしいキッチンです。セパレートタイプなので、夫婦でいっしょに片付けができるのも効率的。
ワークトライアングルとは、冷蔵庫、コンロ、シンクを結ぶ三角形のことです。三角形の辺の合計距離が 3.6m∼6mで、より正三角形に近い形であるほど、動線の軌道のバランスがよく作業が捗るとされています。調理をしながら、お皿を出したりしまったり、段取りよく洗い物もしなければならないキッチン作業を快適にするには、ワークトライアングルがポイントです。
仕事が終わって、ようやく帰宅。すぐにソファーに身を投げ出したいけれど、洋服がシワになっても困るし、せめて部屋着に着替えて、洗濯の準備をしておきたい。でも一度座ってしまうと、できれば立ち上がりたくないのが本音です。そこで暮らしの中に合理的な発想を取り入れると……。
❶ 帰宅後、すぐに手洗いとうがい
❷ そのままクローゼットで部屋着に着替え
❸ その足で着ていた洋服をランドリールームの洗濯機へ
❹ デリケートな衣類は洗面ボウルでつけ置き
このように、玄関の扉を開けてからソファーにたどり着くまでに、一連の流れでひと仕事終えられます。あとはソファーでくつろいだり、家族と会話を楽しんだり、自分の時間を好きに過ごすだけです。
マグネット対応のアクセントボードだから、アクセサリーや小物を飾ったり、洋服やバッグを「ちょっと掛け」したり、さまざまな用途で気ままに活用できます。例えば、明日合わせたい洋服を何着か掛け、遠目にみて色を合わせたり。翌日のコーディネートが決まったら、そのまま掛けておくことで、たたみジワが付くこともなく、忙しいお出かけ前にアクセサリーなどの小物を探す手間が省けます。シワが付いてしまった洋服は、ボードに掛けたままスチーマーを使用できるので便利です。
2連ボウルの洗面化粧台なら、忙しい朝の時間も、家族とお出かけの時間が重なってしまった時も、渋滞することなくいつでもスムーズに身支度することができて効率的。また隣同士で洗面化粧台を使えば、身支度の時間も家族との大切なコミュニケーションの時間になります。