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revia

廃プラスチックに、
新たな価値を

サステナブルな未来を目指して、私たちは新たな挑戦を「レビア」とともに歩み始めました。
再資源化が困難な廃プラスチックと、建物などで使われていた廃木材を組み合わせた
LIXIL独自の新素材、それがレビアです。

押し出す技術を駆使することで、複合プラスチックを含めた
家庭や店舗から出るほぼすべての廃プラスチックを原料として使用することができ、
焼却によって発生するCO2排出量の削減と、
プラスチックごみのマテリアルリサイクル率の改善に大きく貢献します。

限りある資源を活用し、サステナブルな未来へとつなぐために。
私たちはこれからも、レビアをさまざまな用途に展開することで、
資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

廃プラスチックの現状

廃プラスチックの多くは、
実は焼却や埋め立て処分されています。
レビアは、そのようなこれまで
リサイクルされていなかった
廃プラスチックを
素材として
有効利用することで、
新たな価値を生み出します。

20年前:1.56億トン 現在:3.53億トン

世界で増え続ける廃プラスチック

過去20年間で廃プラスチックの量は2倍以上に増加。そのうちリサイクルされているのはわずか9%です。

出典:OECD (2022) Global Plastics Outlook

日本のプラスチック廃棄量は
世界2位

日本国内では、年間822万トンのプラスチックが廃棄されています。国民1人当たりのプラスチック廃棄量は、世界で2番目です。

出典:UNEP (2018) SINGLE-USE PLASTIC

約76%もの廃プラスチックは
再資源化が困難

24%は再生資源化プラスチックとしてリサイクル製品(マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル)。76%は再生資源化困難なプラスチック(製品の部品または原材料として再商品化できないもの)として焼却・埋立(エネルギー回収、単純焼却・埋立) 24%は再生資源化プラスチックとしてリサイクル製品(マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル)。76%は再生資源化困難なプラスチック(製品の部品または原材料として再商品化できないもの)として焼却・埋立(エネルギー回収、単純焼却・埋立)

レビアをつくり出す技術

様々な融点を持った廃プラスチックを
廃木材と合わせて微細化し、
均質化する高度な技術を確立。
これまで再資源化が難しいとされてきた
ほぼすべての廃プラスチックを
再び素材として生かすことが
可能になりました。

レビアのリサイクル技術

廃プラスチック

再資源化困難な
廃プラスチック

微粉砕した木材と
合わせる

特許技術

押し出し成形

応用技術

revia

環境負荷の低減に貢献

レビアのリサイクル技術により、
CO2の排出量を82%削減。
プラスチックの資源循環は、
脱炭素社会の実現にもつながっています。

廃プラスチックの償却時に排出されるCO2排出量:2.32t レビア製造過程に排出されるCO2排出量:0.39t(82%減) 廃プラスチックの償却時に排出されるCO2排出量:2.32t レビア製造過程に排出されるCO2排出量:0.39t(82%減)

CO2の排出量を82%削減

従来は焼却・熱回収されてきた資源をリサイクルすることで、レビア1t当たり1.93tのCO2排出削減に貢献します。

* 第三者機関スマートエナジーの調査結果

水平リサイクルが可能

一度使用したレビア製品を回収し、
新たなレビアとして再利用することが可能です。

* リサイクルできる回数には限りがあります

空間に調和する素材感

レビアは廃木材の木質感と
廃プラスチックが融合した
温かみのある素材で、
自然景観と調和します。

温もりを感じる素材(画像はレビアペイブ)

幅広い可能性を秘めた
レビア

循環型素材レビアは、さまざまな
用途への応用が可能です。
私たちはこれからも、
レビア製品シリーズの拡充に
取り組んでまいります。

レビアぺイブ

循環型素材の舗装材「レビアペイブ」