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今回の物件では、「景観を楽しむ」ということを主な目的として天窓を採用しています。里山の中にあり、夜は星空がきれいに見える場所なので、住まいの中からも星や月を楽しみたいというのがお施主様のご要望でした。そこで、北側の屋根に「スカイシアター」を取付け、さらに、その下にはロフトを設置。より空に近い位置で、くつろぎながら夜空を楽しめる贅沢な空間をつくりました。
また、天窓から入ってくる光で、その下にある階段スペースを明るく照らせるよう、ロフトの床をスノコ状にするなどの工夫も施しています。
最近では、今回の事例のように、お施主様から天窓を採用したいというお話しをいただくことも多くなりました。
取付ける場所を良く考えて使えば、「景観を楽しむ」という点はもちろん、「通風」や「採光」の面からも非常に効果的なツールですので、ぜひ、より多くの方に天窓を上手に活用していただきたいと思います。
天窓を付けることで、想像以上に気持ちの良い住まいになり、とても満足しています。ロフトに寝転がって天窓から雲を眺め
ている時は、最高に贅沢な時間ですね。また、近くの里山の木々を見ることもでき、季節ごとに違った風景を楽しめるのも嬉しいです。
当初、「汚れた時はどうしよう」という不安があったのですが、使い始めて一年近くたった今も、まったく汚れが気になりません。 "アクアコート"という雨の力で汚れを洗い流すコーティングがされているのですが、気が付くといつの間にかキレイになっている感じですね。鳥の糞までしっかりと落ちているのは驚きです。
これまで、天窓というと美術館などの特別な場所で使われるイメージがあったのですが、お手入れなどの問題がなくなったことで、より一般の家でも使いやすくなったと思います。