太陽の光は、自然を育み、私たちの暮らしに安らぎや潤いを与えてくれます。でも、外壁にとって毎日の紫外線や熱は手強い敵。樹脂が劣化し、表面の光沢が失われ、色あせが進行します。
「セルフッ素コート・EXE30/セルフッ素コート・EXE/セルフッ素コート・PLUS/セルフッ素コート・Archi」は、外壁材がその美しさを長く保つため、AGCが開発した超耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」をベースに紫外線(UV)吸収剤や光酸化反応防止剤などを配合した水系の塗料です。
この塗料は色あせなどの進行を遅らせる優れた耐候性を実現。業界最長※の「塗膜の変色・褪色30年保証(セルフッ素コート・EXE30)」をはじめ、「塗膜の変色・褪色20年保証(セルフッ素コート・EXE)」、「塗膜の変色・褪色15年保証(セルフッ素コート・PLUS/セルフッ素コート・Archi)」に対応しています。
※2021年4月現在当社調べ。業界とは日本窯業系外装材協会加盟各社の「窯業系サイディング」を指します。
※この保証は、塗膜に著しい変色や褪色がないことを保証するもので、セルフクリーニング効果を保証するものではありません。
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※当社測定データ
※促進耐候性試験(メタルハライド系): 強い日差しや熱、雨などの過酷な自然環境を短時間で再現する試験
※商品の濃淡によって色差の値が変わります。
[AT-WALL]は、促進耐候性試験に加えて、沖縄県で各製品の実曝実験を行っています。「沖縄傾斜曝露」は本州の垂直外壁面に比べて約3倍の劣化促進があることが当社実験データにより証明されております。このことから、沖縄傾斜曝露での10年は本州の垂直外壁面の約30年相当と見ることができます。
「ルミフロン」はAGCのフッ素技術により、1982年に商品化された世界で初めての溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂です。フッ素の特性を犠牲にする事なく、溶剤・水に溶けやすく、常温硬化を可能にした「ルミフロン」はその優れた耐久性により、塗り替え回数の大幅な低減を実現した地球にやさしい塗料用樹脂です。
東京ビッグサイト
東京ゲートブリッジ
客船
写真提供:AGC株式会社 ※ルミフロンはAGC株式会社の登録商標です。
外壁は昼夜の寒暖差などによって、微妙な収縮や動きを起こしています。そのため、塗膜の硬い塗料を 用いた場合、その伸縮により塗膜割れが発生し、そこを起点に外壁の劣化が進行するトラブルに発展するケースがあります。セルフッ素コート・EXE30、セルフッ素コート・EXE、セルフッ素コート・PLUS、セルフッ素コート・Archiは、強力な紫外線などから外壁をガードするとともに、独自の技術により塗膜に柔軟性を持たせているので、わずかな外壁の動きをしっかり吸収し、住まいを強固に守ります。さらに、親水機能を付加しているので、空気中の排気ガスや油分など付着した汚れと外壁表面のすき間に雨などの水滴がつくことで汚れが落ちやすくなりセルフクリーニング効果を発揮します。
※実際の汚れの付きにくさ、落ちやすさは、汚れの種類や環境、商品のテクスチャーなどによって異なります。一般環境における油系の汚れに対しては、防汚効果を発揮しますが、多量に供給された場合は十分に効果が発揮されないことがあります。また泥汚れ等の無機系の汚れに対しては、効果が低くなります。泥汚れ、切断粉等が塗膜に入り込むと、取れにくく目立つことがありますので、ご注意ください。
セルフッ素コート・EXE30採用の[AT-WALL]18VZシリーズは、業界で最長※の30年保証を実現。セルフッ素コート・EXE採用の[AT-WALL]15EN・15E・15EFシリーズは、20年保証を実現。セルフッ素コート・PLUS採用の[AT-WALL]15PZ・15P・15PFシリーズ、セルフッ素コートArchi採用の[AT-WALL]Archiシリーズは15年保証を実現。新築の美しい外観を長く保つために、住宅会社様と旭トステム外装株式会社との間で、保証規定に基づいた契約を締結します。
※2021年4月現在当社調べ。業界とは日本窯業系外装材協会加盟各社の「窯業系サイディング」を指します。
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時代の要求するメンテナンスフリー塗料として最適であり、トータルコストとして十分なメリットが期待できるため、「ルミフロン」ベースのフッ素樹脂塗料は、建築物や煙突、橋梁などの大型構造物から航空機、車両など幅広い分野で産業界に貢献しています。発売から39年、そのクオリティの高さは大きな信頼と20万件以上の実績を築きあげてきました。
フッ素樹脂(30年経過)光沢良好、チョークなし
フタル酸樹脂(16年1ヵ月経過)既に塗膜劣化が著しい
写真提供:AGC株式会社 ※ルミフロンはAGC株式会社の登録商標です。
※球体の大きさは、結合エネルギーの大きさをイメージしています。
FEVEフッ素樹脂「ルミフロン」は、フッ素モノマーと塗料化に必要な他モノマーとが規則的に交互配列を作る樹脂です。つまり、紫外線に弱いビニルエーテルは紫外線に強いフッ素モノマーに守られています。
FEVEsのフッ素樹脂はフッ素モノマーとビニルエステルの交互性がFEVEフッ素樹脂より低いことから、一部でビニルエステルどうしの結合部で紫外線エネルギーによる破壊が発生します。
空気中の土や埃を洗い流してくれる雨。雨上がりはいつもより空気が澄んでいます。旭トステム外装の窯業系サイディング「AT-WALL」には(一部商品を除く)塗膜に「セルフッ素コート・EXE30」「セルフッ素コート・EXE」「セルフッ素コート・PLUS」「セルフッ素コート・Archi」などの親水機能を付加。外壁に雨などの水滴が付くと、汚れと外壁表面のすき間に水滴が入る親水機能によって、北面、日陰、夜間を問わず、セルフクリーニング効果を発揮します。
※実際の汚れの付きにくさ、落ちやすさは、汚れの種類や環境、商品のテクスチャーなどによって異なります。一般環境における油系の汚れに対しては、防汚効果を発揮しますが、多量に供給された場合は十分に効果が発揮されないことがあります。また泥汚れ等の無機系の汚れに対しては、効果が低くなります。泥汚れ、切断粉等が塗膜に入り込むと、取れにくく目立つことがありますので、ご注意ください。
「セルフッ素コート・EXE30」「セルフッ素コート・EXE」「セルフッ素コート・PLUS」「セルフッ素コート・Archi」には、セルフクリーニング機能に加えて、当社従来品に比べて藻やカビがつきにくい“防藻・防カビ機能”があります。防藻剤・防カビ剤の配合によって藻やカビの成育を抑制しています。
※防藻・防カビ機能は、当社実験結果に基づく比較であり、藻・カビの種類や環境によって十分に効果が発揮されないことがあります。また全ての藻・カビで実証したものではありません。
シーリング目地に比べて、板と板の間の継ぎ目が目立ちにくい「 シーリングレス工法」。シーリングが不要なので、シーリング切れや汚れの心配がありません。
シーリングレス工法の継ぎ目
通常の工法による継ぎ目は、経年劣化によってシーリング切れや汚れが目立つように。
通常の工法の継ぎ目:シーリングが劣化した状態(イメージ)
※2010年9月発売
シーリングレス工法を可能にした独自の技術「四辺合じゃくり工法」をさらに進化させ、「三辺合じゃくり工法」を開発。横張りの場合一般に、AT-WALLの左右接合部にシーリング工事が必要ですが、この工法ではAT-WALLの短辺右側に合じゃくりを施し、専用の施工部材「カンシキくん」を使用することで、板間でのシーリングを不要にしました。また、出入隅部には専用の施工部材「カンシキくん」を、窓まわり部については「カンシキくん窓部材」を使用することでシーリングレスを可能にします。
三辺合じゃくり工法+専用施工部材「カンシキくん」で施工すると横張りなのに板間をつなぐシーリング目地がない、美しく耐久性に優れた壁面が完成します。
三辺合じゃくり工法についてはこちらをあわせてご参照ください。
※2016年9月発売
シーリングレス工法を進化させ、「新四辺合じゃくり工法」を開発。板間だけでなく出隅部も目地レス※になりました。この工法ではAT-WALLの四辺に合じゃくりを施し、専用の施工部材「カンシキくん」を使用することで、板間でのシーリングを不要としました。また、出入隅部には専用の施工部材「カンシキくん」を、窓まわり部については「カンシキくん窓部材」を使用することでシーリングレスを可能にします。
※出隅部はインナー出隅工法、カバー工法、同質出隅、それぞれの納め方をお選びいただけますが、建物の形状、柄特性によりご使用上の制限が有ります。
新四辺合じゃくり工法+専用施工部材「カンシキくん」で施工すると横張りなのに板間をつなぐシーリング目地がない、美しく耐久性に優れた壁面が完成します。
新四辺合じゃくり工法についてはこちらをあわせてご参照ください。
シーリングレス工法を可能にする三辺合じゃくり工法・新四辺合じゃくり工法専用の機能付き施工部材です。
※換気口まわり及びサッシの種類、本体の割付けによってシーリング納まりとなる部位があります。
※通気軒天見切りを使用しない場合の軒天井部分など一部シーリングを使用する箇所もあります。
※窓まわり部は充てんシーリングが必要となります。
※「カンシキくん窓部材」を使用しない窓まわり部はシーリング納まりとなります。
※継ぎ目での柄の連続性の見え方は、商品や施工の状況により異なります。