ルミフロンは、AGC株式会社が開発。その高い性能で橋梁や大型建造物、船にも使用されています。
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写真提供:AGC株式会社 ※ルミフロンはAGC株式会社の登録商標です。
外壁は昼夜の寒暖差などによって、微妙な収縮や動きを起こしています。そのため、塗膜の硬い塗料を用いた場合、その伸縮により塗膜割れが発生し、そこを起点に外壁の劣化が進行するトラブルに発展するケースがあります。セルフッ素コート・フッ素コートは、強力な紫外線などから外壁をガードするとともに、独自の技術により塗膜に柔軟性を持たせているので、わずかな外壁の動きをしっかり吸収し、住まいを強固に守ります。
「ルミフロン」はAGCのフッ素技術により、1982年に商品化された世界で初めての溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂です。
フッ素の特性を犠牲にする事なく、溶剤・水に溶けやすく、常温硬化を可能にした「ルミフロン」はその優れた耐久性により、塗り替え回数の大幅な低減を実現した地球にやさしい塗料用樹脂です。
※球体の大きさは、結合エネルギーの大きさをイメージしています。
FEVEフッ素樹脂「ルミフロン」は、フッ素モノマーと塗料化に必要な他モノマーとが規則的に交互配列を作る樹脂です。つまり、紫外線に弱いビニルエーテルは紫外線に強いフッ素モノマーに守られています。
FEVEsのフッ素樹脂はフッ素モノマーとビニルエステルの交互性がFEVEフッ素樹脂より低いことから、一部でビニルエステルどうしの結合部で紫外線エネルギーによる破壊が発生します。
※JIS A 1415 「S-WOM試験」に基づく
※サンシャインウェザーメーター(S-WOM)試験:強い日差しや熱、雨などの過酷な自然環境を短時間で再現する試験。
※施工場所・使用条件により異なりますが、当社規定では5,000hrが10年間に相当します。
※この保証は、塗膜に著しい変色や褪色がないことを保証するもので、セルフクリーニング効果を保証するものではありません。
※商品の濃淡によって色差の値が変わります。
※フッ素コートは上記と異なる社内試験にて確認しています。
「高耐候クリヤー」を上塗りすることで、仕上げ塗装を保護しています。
高耐候クリヤーのメカニズム
「フッ素系塗装」で仕上げ塗装することで塗膜を長持ちさせます。
フッ素系塗装のメカニズム
※試験は0.35mmの鋼板で行いましたが、商品本体は0.27mmとなります。(役物は0.35mm。)
試験方法 JIS H 8502(塩水噴霧 2h 5%NaCl・35±1℃ 乾燥 4h 60±1℃・20~30%Rh 湿潤 2h 50±1℃・95%Rh以上)
(※)写真下が端部
※写真はイメージです。
Danサイディングの重量は窯業系サイディングのわずか1/4※と他の外壁材料に比べて非常に軽量です。そのため柱やはりなどの建物の骨格にかかる負担が少ないので、地震時の建物への影響が最小限に抑えられます。
※同じ厚み(15mm)での比較となります。
Danサイディングは、片側を固定し、他方をかん合する形式です。これにより地震の揺れによる外壁の変形を、かん合部のスライドで追従し、地震の力を逃がします。Danサイディングは、モルタルやコンクリート造などのようにひび割れを生じることはありません。
バリエーションが豊富!
再塗装や吹き付けではないので、豊富な柄や色の中から、思い通りの外壁にイメージチェンジできます。
軽いから重ね張り可能!
Danサイディングはとても軽量。いまの壁に重ね張りができるので、建物の負担が少なく、リフォームにもぴったりの外壁材です。
より快適な住まいに!
Danサイディングを重ね張りすることで、断熱材や防音性もアップ。より快適な住まいに生まれ変わります。
住みながら工事!
既存壁を解体しないので、ご自宅にお住まいのまま工事が可能です。
解体不要!
既存壁を解体しないので、粉塵の発生を減らせるだけでなく、廃材の発生も削減できます。
重ね張りのついでに耐力アップ!
サポートカバー工法なら外壁を補強できます。
“重ね張り”工法とは?
Danサイディングは、窯業系のサイディングに比べ約1/4の軽さ。現状の家の構造に負担をかけることなく施工できます。
Danサイディングと同等の断熱性能を得るには、モルタル壁なら40倍の厚さが必要。
Danサイディングに充てんされている硬質発泡ポリウレタンは優れた断熱性能をもっています。“夏に涼しく、冬に暖かい”効果が期待できます。
※( )内はウレタン単体との比較
熱伝導率 W/m・K | |
---|---|
Danサイディング | 0.03(0.02) |
ALC | 0.15 |
窯業系サイディング | 0.17 |
モルタル | 1.30 |
※材料の数値比較となります。
太陽光の熱エネルギーを表面で反射する、遮熱効果の高い着色顔料を使用した鋼板です。鋼板表面の温度上昇を抑え、屋内への熱の侵入を低減します。
※一部商品にのみ採用。
「遮熱性フッ素鋼板」と「遮熱性のない鋼板」にそれぞれ照明を当てて、鋼板表面の温度上昇を簡易的に比較した測定結果です。30分間の照射で約8℃の温度差が発生しました。
「遮熱性フッ素鋼板」と「遮熱性のない鋼板」で、同系色の日射反射率を比較しました。特に太陽光の熱を吸収しやすいブラック系やグリーン系の濃色で、大きな差が見られました。
<測定条件> 室温21℃ ランプと測定体の距離20cm 測定色ブラック系。旭トステム外装社内試験による参考値となり保証値ではありません。
波長域 : 300〜2500mm
JISK5602 塗装の日射反射率の求め方に準拠
住まいの顔となる外壁は常にほこりや紫外線、梅雨時の湿気など、さまざまな影響を受けやすく劣化しやすい箇所でもあります。
「セルフッ素コート」は、きれいな外壁を維持するセルフクリーニング機能付きの新しい金属サイディングです。
※2021年5月現在当社調べ。JISが定める複合金属サイディングの要件を満たすものを金属サイディングとしています。
9柄29機種
※実際の汚れの付きにくさ、落ちやすさは、汚れの種類や環境、商品のテクスチャーなどによって異なります。一般環境における油系の汚れに対しては、防汚効果を発揮しますが、多量に供給された場合は十分に効果が発揮されないことがあります。また泥汚れ等の無機系の汚れに対しては、効果が低くなります。
きれいな外壁を維持するために、旭トステム外装はDanサイディングにセルフクリーニング機能付き商品を取り揃えています。セルフクリーニング機能付き商品は、自己親水機能の高い成分でできているので、表面に親水基が多く付いており、これが空気中の水分子を吸着し表面に薄い水分子の膜を形成します。そのため汚れが付いても雨と一緒に洗い流されます。
壁面全体になめらかに水がなじんでいる状態
壁面全体に水がつぶつぶ状にはじかれている状態