仕様：特注見本

白生地に加飾を施し、繊細な色味を表現しました。ハンドメイド感のあるボーダー形状にすることで壁面に動きや陰影感を与えます。

釉の一部が溶融状態から冷えていくときに結晶を析出するようにしたもので、光の当たり方や見る角度により色味や光沢感に大きな変化が見られるタイルです。豪華で気品にあふれた壁面を作り出します。

古くから日本人に親しまれてきた燻し瓦がもつ独特の表情を釉薬で表現しています。
曲面2面状を使ってやわらかい曲線をつくることで、窯変で燻し調の鈍い光沢感の変化をより強調させています。

微細なスクラッチ面状、タイルの厚み差による陰影感と、還元焼成独特の光沢・色幅の組合せにより、複雑で重厚な壁面を表現しました。

還元焼成を調整することで形状間の光沢差を大きくし、深みのあ るラインの構成が演出できます。
二丁掛をベースに厚みのあるボーダーとのライン使いがお薦めです。

二重掛けの釉で、下釉の上に類似の釉を上掛けし、釉の流動によって斑紋や流紋があらわれたものです。
釉の独特な質感が、壁面を表情豊かに表現します。

鉄分が酸化焼成によって飴色に発色する釉薬で、光を受けたときの様々な症状や、色の濃淡が織りなすその質感が、趣のある壁面を演出します。