お手入れ パワーストリーム洗浄

3つの吐水口が生むパワフルな洗浄水。 便器を流す水流を2つの吐水口から3つの吐水口へ、しっかり洗って、しっかり流すから汚れが残りません。汚れを生まないアクアセラミックの機能との相乗効果で、かつてない洗浄性能を実現しました。

かつてない洗浄力

4リットルの水で今まで以上の強力な洗浄力を実現したキーポイントは、従来2つだった吐水口を3つにしたこと。しかしただ数を増やしただけではなく、形状の試作などを繰り返し、3つの水流の水量や勢い、タイミングを完璧にコントロールすることに成功。かつてない洗浄力を実現しました。

Gタイプのムービーを再生
SATIS Gタイプ【48秒】
Gタイプは、タンクを内蔵したパワードライブ式。上から3つの水流で、鉢内を強力かつすみずみまで洗浄。
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SATIS Sタイプ【36秒】
Sタイプは、上から2つの水流が鉢内をすみずみ洗浄。さらに排水口奥のジェットで強力に洗浄。
開発者インタビュー
1000を超える試作からつかんだ 水の流れと勢いのバランス。

伊奈嵩正 LIXIL Water Technology 衛陶開発部 衛陶商品開発グループ

「汚れが付かない便器」。
永遠のテーマへの、チャレンジです。

日本人は清潔好きですが、やはり掃除の手間は面倒ですので、一回でも掃除の回数を減らしたいとか、掃除の時間を減らしたいという思いが強くあります。そうした思いに応えていくために、汚れが付かない便器を作るというのは、私たち便器の開発者にとって永遠のテーマです。今回、LIXILはアクアセラミックという汚れが付きにくい陶器の新素材を発明しましたが、そのアクアセラミックの効果を最大限発揮させるためにも、鉢内をすみずみまで洗う洗浄方式というのは、非常に重要な技術です。

洗浄方法の歩みを見ますと、水洗便器が登場した当時は、便器のフチの裏に細かな穴があり、そこから水が流れるというものでした。その後、洗浄力を高めるため、水平方向に水の渦を作り、汚物をその渦の勢いで流すという方向で洗浄の技術は進化していきました。しかし、ご存知のように、便器の鉢は卵型のような楕円形状をしております。このため水の渦は綺麗な正円形状を描けず、鉢内を回る度に水の勢いやエネルギーはどうしても落ちてしまいます。水のエネルギーを最大限活かしたまま、すみずみまで鉢内を洗浄する。そのために生まれたのが、今回のサティスのパワーストリーム洗浄です。

強力な流浄水が鉢の外へ飛び出さないようにするスマートフチ。端部を斜めにしているのでお掃除もラクにします。

3つの穴と、便鉢の形状の相乗効果。

ただ水が出る穴を増やせば良いということではありません。水という形のない流体をコントロールすることはすごく難しい技術です。流体の解析技術は確かに進歩しましたが、最適な水流を見つけ出すため、最終的に1,000を超える便器形状を試作し、水流のバランスを少しずつ変えながら、毎日のようにテストを繰り返しました。

今回のパワーストリーム洗浄では、3つの水流の水量や勢い、タイミングが完璧にコントロールされ、それぞれ違った役割を持っています。一番奥の水流が鉢全体に洗浄の推進力を与え、真ん中の水流は汚物や紙をピンポイントで力強く流します。そして一番手前の水流が時間差で洗浄力の比較的弱い部分をフォローしています。3つの水流がチームプレーのように機能し、力強く、かつ、すみずみまで洗浄を実現しています。

さらに今回、水流を3つに分散させてひとつひとつの水流を細かにコントロールすることで、フチをお掃除のしやすい形状とすることができた点も、自信を持っておすすめできるポイントです。