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KNOWLEDGE冬の快眠環境とは?
上質な眠りに誘う窓辺の工夫

毎日の睡眠は、心と体の健康のもと。睡眠時間の不足や睡眠の質の悪化は、うつ病や認知症、生活習慣病のリスクを高めることにもつながります。良い睡眠のためには、環境づくりも大切なポイント。冬の快眠環境を整えるための窓辺の工夫についてご紹介します。

冷気の侵入を防いで寝室を暖かく

冬の健康リスクを抑える室内温度は「18℃以上」が目安となりますが、これは寝室においても同様です。寝る前に暖房などで寝室を暖かくしておくことで身体が冷え過ぎず、寝つきがよくなります。また、寝室が冷える一番の要因は窓からの冷気なので、厚手のカーテンや窓に断熱シートで冷気の侵入を軽減する方法もありますが、より望ましいのは、窓の断熱リフォームです。窓を二重にするだけでも、断熱効果が格段に違います。

冷気の侵入を防いで寝室を暖かく冷気の侵入を防いで寝室を暖かく

外からの「音」を抑えて静かな環境に

厚生労働省の資料によると、45-55デシベル程度の音であっても不眠や夜間の覚醒が増加するそうです。犬の鳴き声や車のアイドリングはもちろん、エアコンの室外機の音でも、気づかないうちに睡眠に影響を与えているかもしれません。内窓やシャッターで防音効果を高めることで、より静かで安らかな睡眠環境をつくれます。

外からの「音」を抑えて静かな環境に外からの「音」を抑えて静かな環境に

わずかな「明かり」でもしっかり遮光を

就寝中に浴びる光の量と睡眠に関する調査によると、ほぼ真っ暗な状態で寝ていた人に比べ、比較的明るめ(上映前の映画館レベル)の部屋で眠っていた人は、睡眠障害の割合が約1.6倍であったことがわかりました。ちょっとした明るさでも睡眠の質に影響を及ぼすことが考えられるため、電気を消してもカーテンの隙間から外の光が入ってきてしまう場合は、シャッターや雨戸などでしっかり遮光することがおすすめです。

出典:大林賢史ら. Chronobiol Int. 2014; 31:976-982(引用改変)

わずかな「明かり」でもしっかり遮光を

窓から入る「朝日」で体内時計をリセット

人間の体は、朝日を浴びないと体内時計が少しずつずれていき、睡眠を促すホルモンが適切な時間に分泌されなくなってしまいます。つまり、良質な睡眠のためには、毎朝きちんと朝日を浴びて体内時計をリセットすることが大切。タイマー式の電動シャッターがあれば、毎朝決まった時間にシャッターが開くので目覚めた際にしっかり朝の光を浴びることができます。

窓から入る「朝日」で体内時計をリセット