

KNOWLEDGE
リモート時代の到来で、
住まい方はどう変わる?
2020年、世の中のリモート化が一気に加速しました。これまでの常識や価値観が様変わりする中、ワークスタイルはもちろん、住む場所の選び方や暮らし方はどのように変わっていくのでしょうか。リモートワークが当たり前となる未来を想定し、これからの住まい方について考察してみました。
「距離の制約」から解放される?!
地方在住の人が大学進学や就職を機に移り住むケースも多かったかと思います。しかし、リモート化によって遠隔地でも都市部のオフィスで業務するのと同じように働けるようになれば、住み慣れた地元を離れずに、都市部の大学や企業に進学・就職をするというケースも増えるのではないでしょうか。


「時間の制約」から解放される?!
総務省の「平成28年社会生活基本調査」によると、平日の通学・通勤時間は全国平均で1時間19分となっており、関東圏や近畿圏ではより長時間を通学・通勤に費やしていることがわかりました。リモートワークによってオフィスに出社する頻度が減れば、これまで通学・通勤に費やしていた時間を大幅に短縮でき、肉体的・精神的な負担の軽減にもつながるかもしれません。


「場所の制約」から解放される?!
もしも今後、毎日出社するという働き方が変わっていくとすると、都心部から少し離れた場所に住むのも一つの考え方といえます。


住まいの選択肢もより多様化し、今後は「大都市集中」から「地方回帰」へトレンドがシフトしていく可能性も考えられます。


“職住一体”を基本とした住まいづくり
これまでは、職場の近くに住居を構える”職住近接”を基準とした住まい選びが当たり前でした。
しかし、リモートワークの急激な浸透によって、そうしたこれまでの常識が変わり、”職住一体”を基本とした新たな住まい方へシフトしていくことも予想されます。リクシルでは、そうした新しい働き方・新しい暮らし方に向けた住まいづくりのアイディアをご提案していますので、ぜひ、チェックしてみてください。

